皇国南方支援準備
各国の代表への手紙を書き終えた後には仲間達、特に使節団の中にいるコンスタン、ヘルツォーク、アーロルト達を優先して書き上げる。
ハポリエルには各国の代表と一緒に届けて貰うためである。
それが終わると、テルベルクとテルシュタットをそれぞれ任せてあるレナルマン、そしてジョジョゼとエヴラウルの夫婦にも伝達して貰う。
どちらも今回の件に直接の関係は少ないが情勢として認識しておいてもらう。
「コンスタン達には、こっちに戻ってくると言わないように念押ししたよ」
「そうですよね。コンスタンなんて、メンヒルト王女に言われてワイバーンのルッツに乗ってやって来そうですし、ヘルツォークも騎兵を連れてくると言いそうで」
「今回は身軽な人数での移動も大事だから、ね」
「ラーフェンのルネリエル国王に情報が伝われば、ムスターデ帝国との国境やザーローネの街付近での防衛も意識して貰えるだろうから、下手にこっちに戻って来て欲しくないよね」
「そうですね。ベルカイム王国は帝国と接する場所がなくなったので、ごますりのためにも何か計画するかもしれないですが」
「あ、それはあるかもね。でも、今回は幼い2人を連れて帰ると決めたのだし、しばらくは様子見かもね」
明日に魔術師団のところに行ってからだと探すのが大変かもしれないので、ドラゴン3体も念のために場所を把握しておく。
おそらくすぐにロゾニアに向けて出発することになると思われるので、街中で食料などの消耗品も多めに調達して魔法の収納袋に入れておく。




