表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1156/1165

皇都外戦闘の結果2

「外での騒動は、私たちのところに聞こえて来ませんでした。他の住民もほとんどはそうなのではないかと」

 屋敷で留守番をしていたアルマティたちの言葉である。


「となると、内乱という不安を国民には与えないまま終わらせておきながら、他国には皇国軍の強さを見せつける結果になったということですね」

「内乱が起きる政治不安を感じさせるよりも、何が起きても簡単に鎮圧できる武力が新皇帝にはあることを分からせた感じだね」


 屋敷に戻って来ると、戦闘の騒動の前にパレードで気疲れしたことを思い出してぐったりしてしまうジェロ。

「今日はもうゆっくりお休みくださいね」

 リスチーヌの言葉に従い、早々に寝る。


 しかし翌朝に起きると、ベルカイム王国のプランケット魔術師団長が来ていることを知らされる。

「これは、お待たせして申し訳ありません」

 慌てて最低限の身だしなみをするとすぐに客間に向かい謝罪をするジェロ。


「いえいえ、昨日のご活躍を踏まえれば。昨日は陛下たちの身の安全を確保頂いて、誠にありがとうございました」

「とんでもないことです。結局はジャムス皇帝陛下の準備のおかげで何もなかったと思われますし」

「そのようなことはありません。幼い陛下たちに不安を感じさせることなく終結を迎えることができたのですから」


 ただ、プランケットが単なるお礼に来たと思えない。

「ところで」

 やはりである。

「昨日の無事な終結のお祝いに登城したいのですが、ご一緒にいかがでしょうか」

 とても断れる雰囲気ではない。

「承知しました。ありがとうございます。ぜひに」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ