表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1103/1165

リブルドーの出発2

「住民にしたら、到着の時のパレード、そしてこの出発の時の長いパレード。大変じゃないのかな」

「いえいえ、娯楽として楽しむのが民というものですよ」

 身近では一般住民の感覚が一番あるはずのリスチーヌにこっそり聞いてしまうジェロ。


 それもそのはずで。

 今はジェロもパレードの最後尾で待機しているところである。


 まずは外国のラーフェン王国の国王であるルネリエルが先頭に。

 到着のときと同様にドラゴンのドゥドゥに騎乗して進む。


 そして、自国であるベルカイム王国のアンネ女王とヒルデリン国王がそれぞれドラゴンのシュシュとラヴィに騎乗。


 その次は、外国の王女であるルグミーヌ王国のメンヒルト王女。

 彼女だけドラゴンに騎乗しないわけにもいかないので、ティティを貸し出して騎乗させ、横にはワイバーンのルッツに騎乗したコンスタンが飛ぶ。


 ようやく最後が、王族が来ていないコンヴィル王国であり、つまりジェロ達である。

 ジェロとリスチーヌがジョエルに同乗し、ヴァルがレミに騎乗して進む。


 パレードにはドラゴンだけでなく騎士団や魔術師団もいるのだが、とても代官館から全てが出発して移動することはできない。そのため、まず侍女や荷物などの馬車は街の南側に先に出て待機させつつ、パレードに参加する各国の団員達は北門から順次街に入ってくるような段取りである。



 ジェロがリスチーヌに聞いてしまうのも当然という状態である。

 この騒動に遭遇してしまった旅人や商人は北門も南門も使用できず、街の住民も店を閉めてパレード見学に行っているので困っていると思われるのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ