表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1090/1165

ルグミーヌ王国の皇国への使節団

 コンヴィル王国の王都ミューコンから外交官や騎士団が到着し、テルガニ侯爵家として同行する青龍騎士団との顔合わせなども終わった頃。

 続いて、ルグミーヌ王国からの使節団も到着する。


「テルガニ侯爵、お言葉に甘えさせていただき、ここまでやってまいりました」

「トリアウエ団長、そのような。どうぞあちらにご移動を」

 相変わらず腰がひくいトリアウエ。


「そうですか。コンヴィル王国は外交官と騎士団が……」

 まるで見劣りしてしまうと謙遜しそうなトリアウエ。

「いえいえ、ルグミーヌ王国としては、王国騎士団長のトリアウエ様がいらっしゃれば。ラーフェン王国の戴冠式でもユニオール皇国のジャムス皇太子とご挨拶されていますよね。団長が外交活動されたようなもので」

「いえ、あのときもメンヒルト王女とご一緒させて頂いただけですから」

「では、今回もメンヒルト王女とご一緒ですから、他国と比較されることもないかと」


「メンヒルト様」

「トリアウエ、よく来たわね。どう?このテルヴァルデは?」

「はい、大変綺麗に整備されていますし、活気にもあふれています。とても開拓地という言葉で想像できる場所ではありません」

「そうでしょう?私はここでコンスタン様と幸せに暮らしています。父上達にもきちんと伝えてね」

「はい。陛下もそのことについては心配されておりませんでした。ですが、言葉だけでなくお会いできて嬉しゅうございます」


 ラーフェン王国への出征も含めて何かとこの2人は一緒であった。ルグミーヌ王国はエルフ村もあり魔法優位ということから騎士団の扱いが低いこともあったのであろう。

 しかし、この2人の関係性は良好であり、今回のユニオール皇国の式典参列を言い訳に、トリアウエに対してメンヒルトの顔を見る機会を与える口実でもあったと思われる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ