表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1073/1165

ルグミーヌ王国からの旅人

「新しく開拓しているところ、魔物が出たら面倒だから、ディートマルやヘルツォークの騎士団員たちに巡回させているでしょう?」

 突然、夜にリスチーヌから話を振られて戸惑うジェロ。


「あぁ。森の中を騎馬で駆ける練習にもなるし、日頃の訓練の延長で、少し近場を重点的にやって貰っているよね」

「それでね、そこでアルマティの魔術師団員たちとも交流が発生するでしょう?」

「あぁ、木の伐採などの開拓をしているのと魔物の討伐で互いを巻き込んで怪我をしないように連携が必要だよね」

「なんか、その両者で良い感じみたいでして。特にミュンヒ出身の隊長たち。ルグミーヌ王国とは地域も近かったから会話も弾んで親しくなるみたいなんですよ」

 リスチーヌが楽しそうに話すのを見て、女性はこういう話が好きだなと改めて感じる。


「ジェロ様、聞いています?」

「あぁ聞いているよ」

「流石にアルマティは高嶺の花ということなんでしょうけれど、彼女たちならと彼らも思っているのかしら」

「ま、そっとしてあげておいてね。周りが言うことではないと思うから」

「あら。そういうことには疎いジェロ様がまともなことを」

「う」

「でも、そうですわね」


 ユニオール皇国のきな臭い話のなかではあるものの、明るい話題がある方がありがたく思いつつ、そういう話題に対してうまく話せないジェロであった。



 そんな中、またルグミーヌ王国からの旅人がやってくる。

 メンヒルト王女のときと違い、衛兵も心当たりがないが、アルマティもしくはジェロたち夫妻の誰かをと言っているらしい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ