テルヴァルデ追加開拓
「じゃあ、頑張ろうか」
テルヴァルデは元々1km四方の開拓地だった。それを今は、居住などの8区画、農地3区画と池1区画の合計12区画、南北3km東西4kmの広さになっている。
さらに南と東に1km四方のブロックを8つ増やして、南北4km東西5kmにする。
「やりがいがありますね」
従来の居住区・商業区などの8ブロックと同じ規模を増やすのである。これだけ増やせば、住民以外の出入りできるブロックを増やすこともできる。
コンスタンはワイバーンのルッツやドラゴンのジョエル、ティティ、レミによるブレスで街道を切り開いて来た経験もあるので、腕まくりをしている。
「あ、コンスタン。ブレスでの範囲は減らしておいて。今回はアルマティの魔法師団の練習にもするし、開拓したところの建築用資材にするため木材の確保もしたいから」
「なるほど」
「やるとしたら、1km四方のブロックを作る縄張りのための目印作りが良いかな。上空からやると線も曲がらずまっすぐ行けるよね」
「承知しました」
真ん中は木々が生えたまま、8ブロック分の枠が先に出来上がる。
「じゃあ、≪氷刃≫などで切り倒すのも良いし、切り株を土魔法の応用で取り除くのでも。まだそこまででないなら、倒した木の枝を切り落とすだけでも練習になるから」
アルマティが、メンヒルト王女と一緒に来た元ルグミーヌ王国の魔術師団員を指導している。
「いや、流石にアルマティ団長やアラトラス隊長みたいには無理ですよ」
「じゃあ、できるところだけで良いから、どんどん練習してね。練習台はたくさんあるし、魔力回復ポーションの支給はいくらでもできるから」
アルマティも無理強いはせず、ネベルソンやアバドンにも分担させながら多くの木を魔法で切り倒していく。




