表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1064/1165

ユニオール皇国の状況調査

 コンスタンとメンヒルトの結婚披露で、何人かの画家がそれぞれの持ち場で筆を走らせているのを見て安心していたが、後に見せて貰えばその腕前に驚いてしまう。

 前世での花火にしても素人が撮影した場合には味気ないものになるが、そのようなことはなく、写実的であっても魅力が伝わるものであった。

「これならルグミーヌ国王達も満足して貰えるかな」

 絵画のハポリエルの配達は一方通行であったので、そのお礼の手紙は馬による配達であったが、驚きと満足が伝わりメンヒルトも涙をこぼすものであった。



 そしてその結婚披露で盛り上がった熱も冷め、テルヴァルデにも平穏が戻って来た頃。

「テルベルクのレナルマンからの手紙では、ユニオール皇国からの商人の話でますますきな臭くなっているとの話らしい」


「そうですね。皇都ナンテールに送り込んだ者達の報告、ハポリエル経由で届いたものを見ても、そのような話になっていますね」

「どうも武闘派が、穏健派の皇太子達の行動を弱腰外交と責め立てているようで。属国の戴冠式に皇太子が2度も行くなど、と」

「ちょっと。ラーフェン王国まで属国扱い?」

「自分たちがムスターデ帝国を追い出すのに多大な貢献をしたと思っているみたいね」

「ま、確かに皇国が軍を出したのが大きな力になったのは否定しないけれど、属国扱いは酷いわね」


「ま、本当の現地のことなんて皇都の住民や貴族達には分からないのだから、好き勝手に言った者勝ちなのかも」

「となると、武闘派の話の方が大国のプライドを保てるような威勢が良い話で、耳触りが良いのだろうね」


「でも、きな臭いという話になっているというのは」

「はい、武闘派が力で何かをする気配があるとの噂です」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ