コンスタン結婚披露
アルマティがルグミーヌ王国への使いから帰って来る。
「無事に帰って来てくれたね。良かった。お疲れ様」
「はい、ありがとうございます」
「ネベルソンとアバドンはどうだった?」
「はぁ、交代で見張りをしてくれましたし、助かりました」
微妙な顔ではあったが、最低限のことはやったのだと理解しておく。
「それで」
「はい、こちらが皆様それぞれへの返信になります」
メンヒルト、コンスタン、そしてジェロのそれぞれに手紙を手渡してくれる。
メンヒルトはその手紙を読むと顔が崩れそうであるが、コンスタンは引き締まった顔であるのが対照的である。
ジェロへの手紙は、普通に結納のお礼と今後のメンヒルトのことをよろしく、そして末永い付き合いをよろしく、という内容であった。
メンヒルトが退席したのを見計らって、アルマティは別の報告をしてくる。
「別件の方についてもご報告が」
「配慮、ありがとう。メンヒルト王女にはサプライズにしたいからね」
「ご期待の通り、トリアウエ騎士団長は快諾してくださいました」
「良かった。せっかくの結婚披露の絵画をハポリエルに届けてもらう場所だからね。あの人なら王女との今までの関係性、そして国王に近いという条件に当てはまるから」
「それと。こちらが調達した家の情報になります」
先日、各国の王都に屋敷や拠点を作る話をした際に、ルグミーヌ王国の王都アーレアは対象外にしていたのだが、メンヒルト王女の話が出て来たので念のために調達することにしたのである。
「ありがとう。それはマドロールに共有しておいてね」
「承知しました」




