表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1029/1165

魔人達の到着2

「まさか普通の街道を通ってくるとは」

「しょうがないだろう。魔人と言っても全員が空を飛べるわけではないのだから」

 面会のための部屋に案内されていたアバドンに会っているジェロとヴァル。


「で、どうしてお前が来たんだよ」

「領主と面識がある魔人って限られるだろう?アラトラスはそんなことは面倒だ、皆を守る方にって言いやがるし」

「確かにお前が残っていると、他の冒険者たちと喧嘩しそうだからな」

「なんだと」

「まぁ良いか。皆がテルヴァルデに到着したのなら、魔人村に移動するのももう少しだな」


「今度は荷馬車とか多いし、空も飛べない奴が多い。他人に知られないように俺たちの村に移動するのはどうやるんだ?」

「うーん。ま、何とかできると思うよ」


 ジェロは魔人たちの集団のところに案内されると、確かに皆がみすぼらしいフードをかぶっていて、単なる避難民の集まりにしか見えない。角はうまく隠されていて、魔人と気づくものもいないだろう。

「アラトラス!」

「来たぞ。これが最後の集団だ。女子供、老人が多い」

「みたいだな。ここにいると、他の旅人たちが気にするだろう。いったん移動して貰って良いか?」


 ジェロは自分の屋敷の庭にまで荷馬車や徒歩の魔人たちを連れていく。

「ここでも外からの目があるだろうし、まだフードはあげないで貰った方が安全だ。でも、まずは食事をしっかり取ってもらおう」

 屋敷の従業員に、誰もが食べやすいスープなどを大量に用意させて、一息をつかせる。


「で、どうやって他人にバレないように移動するんだ?」

「まぁ、もうちょっと待てば来るよ。って、ほら、コンスタンが連れて来てくれた」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ