表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
子供ができた侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1024/1165

ダンジョン作成準備3

「オークダンジョンの設置場所ですか?」

 エヴラウルとジョジョゼにオークダンジョンの話を切り出したジェロ。


「そう。テルヴァルデの方には深い階層のダンジョンが見つかっているが、ここテルシュタットにもオークしか発生しないダンジョンがあると、人が集まって発展しやすいと思うんだよね」

「それはもちろん!オーク肉は人気ですし」

「モージャンのオークダンジョンみたいに、単に複雑な通路なだけで罠もないならば、鉄級や銅級になりたての冒険者に丁度良いですよね」



「やはり、南側に作るとゲンベランからも行けるとなるかもしれないし、このテルシュタットより北側の方が」

「テルヴァルデへの街道に近い方では、通過するだけの商人達も不安になるだろうし、冒険者達と通過する商人とで混み合うかもしれないよな」

 主にエヴラウルとジョジョゼが話し合い、結果としてテルシュタットから北の山側で、テルヴァルデとの街道とは反対側に作ると良いという結論になる。


「街道を通る商人や旅人のための宿街と全く別に、ダンジョンに潜る冒険者達のための宿や武具の店、そうだ冒険者ギルドもそちらに近い門の方にあった方が良いよな」

 エヴラウル達の会話に、冒険者ギルドの職員であったジェロが、解体する場所を踏まえた素材持ち込み窓口が、などの口を挟む。


「ジェロ様、大きな場所をギルドに用意することがわかれば、あとはここにギルドの出張所を用意してくれる人が考えてくれますよ」

「う、そうだよね」

「それに、ここはラーフェン王国領内。ガニーの街の冒険者ギルドではなく、ゲンベランの街の冒険者ギルドから派遣されると思いますよ」

「あ、そうか」


 まだまだ国のことなどを意識できていないジェロであるが、逆にエヴラウル達が頼もしく思える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ