表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生プログラマーは結婚したい  作者: かず@神戸トア
結婚した侯爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1009/1165

テロリストの尋問

 新国王フェリックの戴冠式パレードに火炎瓶を投げ込んだ2人。

 ジェロから騎士団に引き渡された後は、猿くつわのまま犯罪奴隷にすることで、背景情報を吐かせようとされていた。


「ダメです。既に奴隷の契約魔法を施されています」

 王城に連れて来られていた奴隷商人が報告してくる。

「なんだと!どうにかならないのか!?」

 周りを気にせず怒声を発しているのは、コンヴィル王国騎士団長のエクトビ・ニーシヨン。


 ジェロ達が活躍することで魔法に対する期待が高まり、騎士団が軽んじられていると不安を覚えているため、何とか挽回を図りたい。

 特に、新国王フェリックは自身の晴れの舞台を汚した奴を許すわけがない。

 緩やかな新体制への移行のため、宰相、騎士団長、魔術師団長は据え置きになったのだが、もしここで期待に添えない場合には、自身が最初にその団長の座を後進に譲ることになるだろう。

 いつまでもしがみつきたいわけではなく、後進に譲ることは当然との認識であるが、何か失敗したことによる退任は許されるものではない。


「服装、持物、何か痕跡は無いのか?もしくは、その奴隷契約の上書きはできないのか?」

「もちろん、服や装備は調べておりますが。テルガニ侯爵が既に確認済みとのことでしたし」

「そうだ、火炎瓶は何か痕跡がないのか?特徴は?」

「念の為に確認させておりますが、時間がかかると思われます」


「奴隷契約の方は?」

「は、商人が言うには費用と手間はかかっても何とかできるとのこと」

「ならば、早く言え。今回は国家の一大事である!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ