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一歩の重さ  作者: burazu
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開始!小学校での指導対局

 一輝、小夜、岸本五段、山西女流二段の4人は一輝の師匠である諸見里九段の学生時代の同級生が校長を務める小学校へと到着する。


 現在時刻は給食の時間が終わり、五時限目の授業の真っ最中だ。この時間は学校側から指定されており、岸本五段が裏門にあるインターホンを鳴らすとインターホンから声がする。


「はい!どちら様でしょうか?」

「失礼します、(わたくし)、将棋連盟所属の棋士の岸本と申します」

「将棋連盟……あ、本日指導対局をしてくださる!」

「はい、私以外にも長谷四段、山西女流二段、牧野女流初段も来ております」


 岸本がそう言ってからしばらくすると裏門から女性職員と思われる人物がでてきて、一輝達を案内する。


 職員の案内で校長室までたどり着き、職員が扉の向こうにいる校長に声をかける。


「校長先生、将棋連盟の方々がいらっしゃいました」

「入ってもらいなさい」


 校長の言葉を聞いて、職員がドアを開けて一輝達に声をかける。


「どうぞお入りください」


 職員に促されて一輝達が校長室に入室し、ドアが閉まると校長が一輝達にソファーに座るよう促す。


「どうぞお座りください」


 校長に促されると一輝達がソファーに座り、一輝達が全員座ったのを確認すると校長は自己紹介を始める。


「ようこそおいで下さいました、私は師化井小学校校長の横山と申します」

「初めまして、将棋連盟棋士の岸本です」

「長谷です」

「山西です」

「牧野です」


 一輝達も横山校長の自己紹介を受け、それぞれ名前を告げると校長が一輝に声をかける。


「諸見里君からいろいろお話は聞いていますよ長谷四段、引き受けてくれてありがとうございます」

「いえ、師匠の諸見里が校長先生にご迷惑をおかけしたので師匠に代わって謝罪も兼ねて引き受けるのは当然ですから」

「諸見里君が酔っていたのは確かだが、私もだいぶ酔って無理を言ってしまいましたからね、だから引き受けてくださったのは本当にありがたいです」


 一輝と横山校長がやり取りをしているなか、岸本が校長に声をかける。


「それで校長先生、指導対局の場所は?」

「体育館に机や将棋盤は用意していますので、そこでお願いします」


 校長が体育館で指導対局を行えるよう準備ができていると説明すると、山西も別の事が気になり校長に尋ねる。


「あの、指導対象は全校児童さんなんですか?」

「保護者の方々から塾や習い事のある児童は外してほしいという要望もありましたので各学年からは約半数といったところです」


 いよいよ一輝達の小学校での指導対局が始まろうとしている。

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