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魔法戦士ギン  作者: burazu
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あきらめない心

 ジェファーが解放した魔力がもたらした風は魔力を感じとる能力のないブライアンやヨナですら恐れおののく程であった。


 そしてその空気にギンも呑まれそうになっていた。


「これが奴の、ジェファーの真の力か……、どう立ち向かえばいいんだ?」

「ふん、貴様があの伝承の剣士の末裔であっても所詮はただの人間。私に立ち向かうこと自体が無謀なのだ」


 ギンに対して抵抗する事が無謀であると言い放つが、それに対しエイムが反論の言葉をぶつける。


「それは違います!」

「何⁉」

「ギンさんは……いえ、私達は特殊な力を持っていたとしても確かにただの人間にすぎません」

「ふっ、人間は所詮我ら魔族に劣る生物、最初から立ち向かう事が無謀だと教えてやっているではないか」


 エイムの言葉にあくまでも人間は劣る生物だと言い放つジェファーにエイムは更に言葉を返す。


「そのただの人間達が力を合わせてここまで来たんです!私達が力を合わせればあなたにも負けません!」

「娘よ、お前の魔法の才は私の知る人間共を遥かに上回っている。お前の力がブロッス帝国や我らとの戦いに大きな影響を及ぼしたのだ」

「でも私だけではそんな大それたことはできませんでした、みんなと乗り越えてきたからこそです!」


 エイムの強い言葉を聞いてギンはエイムに対して声をかける。


「エイム、お前の言う通りだ」

「ギンさん……」

「俺達はみんなと力を合わせ、誰かが一方的に守るんじゃなくて、互いに守りあいながら自分達を上回る敵と戦い勝ってきたんだ」


 ギンの言葉をエイムは小さくうなずきながら聞いており、更にギンは自分の強い思いを言い放つ。


「ここまでブライアンやルルー達が導いてくれたんだ、今度は俺達でジェファーを倒さなくてはいけない」

「ギンさん、はい頑張りましょう」

「弱気になってすまなかった、だがもう大丈夫だ」

「いえ、私はギンさんならきっと最後まであきらめないと信じていましたから」


 エイムの言葉で闘志を戻したことを告げると、ウィルが2人の会話に口を挟む。


「おい、2人だけで盛り上がんなよ!俺達だって最後までやれるぜ」

「そうだよ、少し休んだら加勢するよ」

「治療なら任せて」

「若者が命を散らすのはしのびないからな」

「かく乱くらいならばできましょう」

「俺も隙くらいは作ってやる」

「お願い死なないでね、ギンさん、エイム」


 仲間たちの激励の言葉を受け、今ギンとエイムはジェファーに挑む!

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