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魔法戦士ギン  作者: burazu
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ジェファーとの決戦

 最後の3魔将、アルドを撃退する事に成功したギン達であったが、アルドの絶命と共にエイムはジェファーの気配を強く感じ、それを仲間達に伝えると、ルルーが返答をする。


「どういう事?魔力なんて感じないんだけど」

「いえ、もう間もなく……」


 エイムが少しいいよどんでいると、ジェファーはその姿をギン達の前に現わす。


「ジェファー!てめえ、どうやって来やがった?」

「ふっ、私が転移魔法を使える事を忘れたか、だがまさか、転移のさなかも感じ取れるとはさすがだな」


 ブライアンがジェファーに対してどう来たかの問い詰めに嘲笑いながら答えているとジェファーは続けてギンにも声をかけられる。


「ジェファー、魔族を率いるお前がここに来て単身俺達の前に現れたのはどういう狙いがあっての事だ?」

「どういう狙いだと……、この私自ら貴様らを始末する以外何があるというのだ?」

「大した自信だな、これまでの俺達の戦いの様子は分かっていながら」

「貴様らの多くは3魔将を倒すのに多大な労力を払い、もはや私と戦う余力は残っていまい、そんな者達を葬る事など造作もない」


 ジェファーは疲弊したギン達一行ならもはや倒すのにさして苦がない事を強調するが、その発言にウィルが反論をする。


「だがお前にも誤算があったはずだ、お前を倒す事のできるギンやエイムはまだ余力全開だぜ」

「ふっ、そのような事など私の前では些末な事だ」

「何⁉」

「今の私は儀式による疲労も回復し、魔力は完全に戻っている、どのような者であれ負けるはずなどない」


 ジェファーはあくまでも体力も魔力も全開になった自分が負けるはずはないと豪語するが、それに対しギンは反論の言葉をぶつける。


「他の魔族もそうだったが、お前は完全に俺達を甘く見ている。それがお前にとっても命とりだという事を教えてやる」

「ふっ、ならば私の全力を見るがいいい!」


 ジェファーがそう言うと周囲から風が吹きあがったような感覚になり、まず最初にルルーがその状況について言葉を発する。


「何なの?あれは、これ程強力で禍々しい魔力を感じた事はないわ」

「魔力を感じとる事のできねえ俺でも分かる。あいつが発している空気そのものがやべえ」


 ブライアンだけでなく同じく魔力の感知ができないヨナも自分の感じた事を口にする。


「武神の力を持ったギガスでもこんなに怖いと思った事ないのに」

「所詮、ただの人間が神の力を借りているにすぎん、私は魔神官、すなわち神の力を授かりし存在だ」


 ジェファーの真の力におののいてしまう一同、このジェファーに立ち向かう術はあるのか?

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