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魔法戦士ギン  作者: burazu
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新たな手がかり

 ジエイに問われリーザからは特別な力を感じなかったと告げたエイムであったが、リーザと似た魔力の波動を持つ者が魔族に狙われている可能性がある事を告げるとギンが反応し、尋ねる。


「エイム、リーザと魔力の波動が似ている者が狙われるとは一体どういう事なんだ?」

「はい、あくまでも私の推測でしかないんですけど、ギガス皇帝のような武神との契約はともかく、私達のように精霊と契約しているわけでもなくルルーさん達みたいに神の加護を受けていないリーザさんが狙われるとしたら魔族にとって何か有用であり、そしてもう1人の方の手がかりも魔力の波動くらいしか無いと思うんです」

「なるほど、その魔力の波動から何か奴らにとって有用なものを得ようとしているかもしれないんだな」

「確かな根拠があるわけではないんですけど」


 ギンとエイムのやり取りを聞いてルルーが2人に声をかける。


「リーザさんの住んでいた地域にいけばもしかしたら他に手がかりが見つかるかもしれないし、何よりそこで魔族と遭遇する可能性は高いわ」

「つまりそこに行けば魔族もぶっ飛ばし、リーザも助けて、もう1人も守るってのが一気にできるわけだな」

「あくまで可能性の問題なうえ、今の私達にとっての手がかりがそこしかないなんだけどね」


 ブライアンとルルーが話をしているとギンは以前にピッキーと遭遇した事を思い出し、話す。


「以前にピトリでピッキーに遭遇した事があったが今思えばあの時には既にリーザを狙っていた可能性があるな」

「我らや魔導騎士団に撃退され、しばらく潜んでいましたが、帝国の分裂を機に再び動き出しましたな」

「そして今回の公演は奴らにとってリーザを捕らえる絶好の機会であり、俺達はそれを許してしまった」


 不意を突かれたとはいえ、リーザをみすみす連れ去られてしまった事を悔いるギンにエイムは声をかける。


「でもギンさん、今リーザさんを助けられるのも私達しかいません」

「分かっている、船の整備はボガード達に任せ、俺達はもう出航に備えて休もう」


 ギンがそう言うと一同は宿へと移動するが、ウィルとミニルはその場に留まってギン達と行動をしないのでエイムが2人に尋ねる。


「ウィルさん、ミニルさん、お2人は宿に行かないんですか?」

「俺はドックに残る、親父はああ言うがいざって時の為にいた方がいいだろう、心配すんなちゃんと休んではおくから」

「私はこれからギルドに戻ってスケジュールの組み直しの打ち合わせをするから、今日はギルドに泊まるわ」

「そうですか、でもお2人もしっかりと休んでくださいね」


 エイムがそう言うとギン達はその場をあとにする。

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