表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法戦士ギン  作者: burazu
425/570

入国方法

 エイムが口に出したカイス説得の前にトーラス、そしてエンビデスを説得するという思わぬ提案にギン達は驚きを隠せないでいたが、ギンはすぐにエイムの提案に対して自らの考えを述べた。


「しかしエイム、カイスが兵を差し向けるには俺達は正面から突入することになる。以前と違って遠征軍が帰還しているし、何かしらの混乱に乗じる必要がある」

「それなら帝都まで帝国軍に見つからないように行く道があるはずです。それを使いましょう」

「それはいい考えだが問題は入国方法だ、今の帝国は入国するだけでも大変なはずだ」


 ギンが入国方法をどうするか悩んでいるとジエイより意見が出る。


「それならば私に考えがあります、フィファーナ将軍の帰還に乗じるのです」

「まさか船で追跡するのか?下手をすればフィファーナも逆臣とみなされてしまう、さすがにそこまで迷惑をかけるわけには……」

「いえ、我々は船の荷物に紛れれば良いのです」

「何だって⁉」


 ギンがジエイの提案に驚いていると、ジエイが作戦内容を更に詳細に伝える。


「我々はフィファーナ将軍の船の荷物に隠れ、将軍達が下船をして荷物を帝都まで運ぶふりをして、例の森で荷物から出て、帝都に向かえば良いのです」

「確かにそれなら帝都の兵との戦いだけでカイスの元まで行けるかもしれない」


 ギンとジエイのやり取りにウィルが口を挟む。


「だけど、結局は帝国と戦う事になるぜ、もし俺達の説得が失敗したら全面戦争だぞ」

「説得が失敗してしまえばカイス殿を討つほかありますまい」


 ジエイの発言にプラナは驚きの表情を見せ、更にミニルがジエイに対し抗議をする。


「ジエイさん!ジエイさんまで、プラナさんの前でそんな事を言うんですか!」

「ミニル殿、我々は魔族とも戦わなくてはいけません、帝国との長期戦は避ける必要があります」

「でもそれじゃあプラナさんが……」

「説得という結果が最良ですが、それが無理なら戦いを終わらせるには皇帝を討つ他ないのです」


 ジエイも理想としては説得だが、それが不可能ならば現皇帝のカイスを討ちブロッス帝国との戦いを止める他ないと主張し、ギンもミニルに声をかける。


「ミニル、プラナを気遣ってくれることには感謝するし、俺もカイスの説得はしたいと思っている」

「ギンさん……」

「だがジエイやウィルの言う事にも一理ある。だからこうしよう」


 ギンが下す決断とは?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ