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魔法戦士ギン  作者: burazu
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動く水軍

 ギン達はウィルが操舵する船でブロッス帝国の補給拠点がある小島を目指して航行していた。


「このまま、何もなければ補給拠点を無効化する。奴らの補給を絶てればプレツへの侵攻は難しくなるな」

「ええ、現在の戦いですら物資の補給が途切れれば大軍を連れているフィファーナ将軍はその維持が難しくなり、プレツ軍やエイム殿達が戦いやすくなるでしょうな」


 ギン達が勝利への道筋が見えてきたことを話しているとウィルが口を挟む。


「おい、お前ら、()()()()()()なんていうけどさ、海を甘く見ちゃいけねえよ」

「私もこればかりは兄に賛同します。今、急に天候が変わると私達が助かる可能性は低くなります」

「そうそう、それにお前ら、万一水軍に見つかったらどうするんだ?」


 ウィル、ミニル共に海、ひいては自然の恐ろしさを訴えると共に、水軍に発見されるという最悪の事態に対しどうするかの疑問をギン達にぶつける。


「一応俺達は警戒区域から離れて迂回しているからそう簡単には見つからないと思うが、島に近づくと見つかる可能性は高まると思っている」

「だから、そうなった時にどうするかをこっちは聞いてんだよ!」

「この船は小回りが利くようだな」

「それがどうしたんだよ?」


 ウィルの疑問に対しギンが返事を返す。


「奴らの船は大きく、この大きさの船を捉えるのは難しいとみている。振り切って陸地におびき寄せれば俺達がどうにかする」

「正気か⁉お前!相手は帝国軍だぞお前らだけで勝てるのか?」

「水軍相手だと海の上で戦うのは厳しいだろう、だが陸地なら俺達ならば戦える」

「おいおい、いくらあんたらが強くても無謀すぎるだろう」


 ギンとウィルがそれぞれの意見を話している頃、ブロッス帝国の水軍のもとに情報が入っていた。


「隊長!申し上げます!」

「どうした?」

「先程フィファーナ将軍の使者より周囲への警戒を強めよとのフィファーナ将軍の命が伝えられました」

「何かあったのか?」


 隊長は部下の兵士に対し疑問をぶつけ、兵士は返答をする。


「プレツの港町ニリより民間船を使い我らの補給拠点を目指している者がいるという情報です」

「民間船か、それで周囲にそれらしき船は見つかったのか?」

「そのような報告はまだ入っておりません」

「ならば、他の船にも伝え警戒範囲を広げ捜索するよう指示を出せ。我らの船は補給の為の小島まで後退するぞ」


 こうして水軍を指揮する隊長は全ての船に警戒範囲を広げ捜索する指示を出す。ギン達はこの警戒網をいかにして切り抜けるのか?

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