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魔法戦士ギン  作者: burazu
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ニリからスップへ

 港町ニリでボガードの代わりにギン達の依頼を遂行することとなったボガードの子であるウィルとミニルはギン達と共に、スップの街まで向かおうとしていた。


「とりあえず、まずはスップの街にある我々の教会で作戦について話し合います。それから船をお借りに戻ります」

「面倒なこったな、そんなのんびりしてて帝国の奴らが攻めてこねえのか?」

「先程この街に常駐している兵士より情報を得ましたが、フィファーナ将軍の部隊は現在例の小島に立ち寄ったとのことです」

「物資の補給の為か、そこを離れた時が狙い目だな」


 ボガードの言うように、フィファーナの部隊の本隊が島に常駐している時に隠密作戦の為の数では返り討ちにあう可能性が高い。


 水軍の目をかいくぐりつつ、同時にフィファーナの部隊本体を陸に引き付けて戦うのが今回の作戦のポイントなのだ。


 ボガードとルルーがやりとりをしている中、ミニルがルルーに声をかける。


「あの、ルルー様、私達も教会に入っていいんですか?」

「その為にいくわけだけど改まってどうしたの?」

「まさか、私達があのような格式の高い場所に入れるなんてと思うと少し緊張してしまいそうで……」

「教会というのは基本的には市民の方や旅人にも開かれた場所だからそんなにかしこまる必要はないのよ」


 ルルーの言葉に感激したミニルが言葉をもらす。


「ルルー様のような方にそうおっしゃってもらえると光栄です。最近のルルー様とムルカ様のご活躍は耳に入っております」

「私達の活躍?」

「ええ、特使様として同盟を結び、帝国軍にも勝利しておいでなので。私達にとっては希望です」

「ありがとう、でも私やムルカ様だけではなく彼や他にも私達を助けてくれる人達がいるからよ」


 ルルーがギンの事を示す言葉を言うと、ミニルはギンの方に体を向けて話しかける。


「あの、もしかしてあなたが私達と船に一緒に乗って下さるんですか?」

「作戦次第だが俺がこの案を出した以上、俺が船に乗るのは筋だと思う」

「そうですか、よろしくお願いします」


 ミニルがギンに挨拶をしていると、ウィルも話に入ってきた。


「俺の事も頼むぞ」

「ああ、任せろ。お前達の命を預かる」


 ギンの言葉を聞いたミニルが感激の言葉を言う。


「頼もしいですね、兄さんとは大違い」

「何だよ、俺だってすげえんだぜ!」

「兄さんは父さんを超えるなんて口だけじゃない、でもこの人はルルー様やムルカ様と一緒に帝国軍と戦ってきたのよ。言葉の重みが違うわ」

「じゃあ、今回は俺のすごさを見せてやるぜ」


 兄妹がやりとりをしているとムルカが声をかける。


「ではそろそろ貸馬車に向かうとしよう」


 ウィルとミニル、精霊の声が聞こえる兄妹はどのような力を見せるのか?


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