表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法戦士ギン  作者: burazu
132/570

村への訪れ

ギン達は魔物に襲われたという村の復興支援、更に魔物の調査の為にその村へと向かっており、村らしき景色を目にし、ギンが一同に呼びかける。


「見えた!あの村だな」

「そうね、馬車を止めてくれる」

「分かった」


 ルルーより馬車を止めるよう言われてギンは馬車を止める。その動きを見たヨナ達、ミッツ教団員もだ。


「この村か……」


 ギンはぽつりと呟くが、その村は確かに荒らされており魔物にいいようにされてしまったことがギンの頭の中で浮かんでいたのである。


「まずこの村の偉い人と話をしてみないと」


 ルルーがそう言うと村から老人とおぼしき男が声をかけてくる。


「おお、あなた様がミッツ教団のお方ですか?ようこそいらして下さいました。わしはこの村の村長ですじゃ」

(わたくし)はミッツ教団のルルーと申します。あの、まず魔物により命を落とした方々がお眠りになっている所まで案内して下さるでしょうか?」

「どうぞこちらです」


 村長に案内され、ルルー、ムルカ、教徒は魔物により命を落としたものが眠る墓にいくのであった。だがそこは墓といっても遺体が埋められておりただその箇所が土により盛りあがっているのみの場所であった。


「わしらとしても、手厚く葬ってあげたいのですが、こういう状況なのでな」

「無理もございません」


 そう言うとルルー達は墓前の前に膝をつき鎮魂の言葉を唱える。


「我らを加護し神ミッツよ、彼の者達の魂が安らかに眠らんとすることを我らは切に願う。その願いを聞き給へ」


 ルルー達が鎮魂の言葉を唱え終えると村長がルルー達を自らの家に招く。


「ありがとうございます。わしの家で詳しい話をするのでどうぞこちらへ」

「承知しました。護衛の者も1人呼んでまいります」


 そう言ってルルーはギンを呼びに向かう。


「ギン、あなたにも村長さんの話をきいてもらいたいけどいいかしら?」

「構わないがお前達だけじゃダメなのか?」

「あなたは傭兵だし、私達だけでは気付かないことも気付くかもしれないと思って」

「そういうことなら俺も話を聞こう」


 そう言ってギンもルルー達と共に村長の家へと向かい、エイム達に呼びかける。


「みんな、またいつ魔物が来るか分からないから警戒をしてくれ」


 ギンの呼びかけに一同が返事を返す。


「はい」

「おうよ」

「承知」

「あいよ」


 各々の返事を聞いて、ギンもルルー達と共に村長の家に向かい、家の中に入っていく。


 ギンの胸の中にはこれまでに経験したことがないことが待っている。そんな予感が渦巻いていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] >ギンの呼びかけに一同が返事を返す。  キャラの個性が返事に現れているのは何気にすごいと思います。 >「はい」=エイムさん >「おうよ」=ブライアンさん >「承知」=ジエイさん >「あい…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ