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魔界20 警戒

 焦燥と苦痛でダラダラと汗が噴き出る。

 目の前の男の厄介さに辟易する。

 時折り燻る黒い火種から察するに呪いの末期者だろう。

 すでに呪いの苦痛で満ち満ちているので、呪いの双剣の斬撃を受けてもまったく怯まない。

 あまりにも奴は呪いの苦痛に慣れすぎている。


 それに比べてこちらは奴の呪いの霧に侵食され、苦痛によって空間魔法を思うように使えなくなっている。

 かろうじて動かせるのは武器までだ。


 ここまで奴一人に追い込まれるとは思っていなかった。


「辛そうですね。お互い呪いで侵食されているので気持ちはわかりますよ。お弟子さんたちと一緒に退散してはどうですか?」


 ナイフを投げつけると感情の抜け落ちたような顔で奴はこちらに下がるように促してくる。


「退散? お前が呪い末期の死に損ないと分かって見逃すバカがいるか。本気で呪いを出せば自爆するんだ。ボスのところまで行かれても最後の大爆発ってやられて嫌なんでな。ここで終わってもらうよお前には」


 双剣を構え目標を奴の仲間に定める。

 手段を選んでいる場合でないのだ。

 こいつを必ずここで始末しなければならない。

 まかり間違ってもボスのところには行かせられない。

 そうしなければ確実に破滅をもたらす確信がある。


 俺タックス・ヘイブンは『過重解放LV MAX』を使用して呪いの斬撃を放った。

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