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七層61 髑髏
爆発したものから、黒々とした奴の体が姿を現した。
先ほどまであった人間のような容貌はそこには残っておらず、黒々とした骨格だけの姿は黒塗りの骸骨と言っても相違なさそうだ。
「追い詰めているというのに、かえって強そうな見た目になったな」
地面にダイブした時についた砂を落としながらそんなことをごちは取り巻きの首を腕で弾いて飛ばした。
また何か新しい体として取り入れるかと思うと破壊した奴の同胞は大きな無骨な銃に変形した。
その銃の周りに雷電のようなものを漂わせると、閃光で周りが白く照らされ、それを認識するとともに近くの地面が陥没する。
動体視力には結構自信があった方だが、まったくもって目で追えないほどの弾丸。
いきなりピーキーなほど戦闘力が上がっている。
二つ換装して流石にやばいと思って、慌てて本気を出したと言ったところだろうか。




