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七層11 特化
奴が最後に付け足した言葉については話半分に受けとっておいて、機械系モンスターについての情報を集めてから吟味すればいいだろう。
とりあえずは今まで集まった情報に関して整理するのが最優先だ。
もしかしたらさっきみたいな矛盾が至る箇所で生じているかもしれない。
「手分けして集めた情報を統合するのがまだだったな。各々に得た成果について報告することにしよう」
アイリッシュの絨毯で空を移動中で一堂に会した状態にあるメンツにそう呼びかける。
「では文献を調べていたこちらからまず報告させていただきます」
するとファイルが口火を切った。
目が爛々と光っているところを見ると早くこのことについて口からしゃべりたかったのだろう。
相変わらず知識欲の権化みたいなやつだ。
「私たちが調べてみたことわかったことは、人と機械が融合した時のことが神話として語り継がれていることとーー」
「武器の発達が電撃系統に発達しているから、機械系モンスターとは度々諍いが起こっている可能性があるかもしれないことだ!」
共に融合して神話を作り上げるほど仲が良かった一方で、諍いが武器を特化させるほどに起こってたか。
早速矛盾が起きてるな。




