表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
救済の聖女のやり残し ~闇と光の調和~  作者: 物書 鶚
第一章 第二部 魔導工学と魔獣
72/161

第一幕 「夢見デート」

あなたと もうひとつ ふかく つながる。

あなたを またひとつ ふかく しれた。


こころが みちて なみだが あふれる。


「本当にねぇ…、私は幸せなんだよぅ。」


眼前に広がる港町【トレードウィンド】。


ルミナ大陸北東部に位置しており、大陸における人と物が行き交う最大級の物流玄関口。街自体も漁業が盛んに行われており、遠洋漁業や近海の海の幸、養殖業による安定した水産物を国内外に輸出している。

また水産業だけではなく、国内外のありとあらゆる商品、物資を輸出入するための海運業も発展しており世界一多種多様な物に溢れている町といって差し支えのない場所である。


漁船や海運商業船だけでなく、軍船も出入りするため町の近くには大規模な軍事施設も存在している。

そのため『魔導空挺船(まどうひくうてい)』と呼ばれる魔導技術の粋を集めた空を飛ぶ船達が発着するための特殊発着場をいくつも備えている。


住民と労働者と商人と技術者と軍人と旅行者が入り乱れる。

毎日が目まぐるしく賑やかで華やかな港町。


それがトレードウィンド。


兵員を輸送するために発進準備を進めている輸送用魔導空挺船が数艇。メンテナンスと補給の為にひっきりなしに技術者達が船の周りを忙しなく動き回っている。



そんな空挺船団の中に一隻だけ形状の違う小振りな白い魔導空挺船を見つけた。


同盟連合軍所属特別討伐部隊、特別輸送用快速魔導空挺船。

名前は確か…『フロストスピア』

貫通力と突進力と推進力のみに重点を置かれて開発され、目的地へと放たれる帰らずの投擲槍(とうてきやり)

簡略化された最低限の操艦系統と機関構造により、必要人員と搭乗可能数は共にたったの5名。


つまり輸送対象である『魔王討伐隊』の5名だけ。


中型重装護衛空挺船の腹部格納庫から打ち出されて、槍衾(やりぶすま)のような対空魔術攻撃の中を突き抜けていった思い出が蘇って寒気がする。


あの時は必死だったから考えが及ばなかったけど…思い返すと正気の沙汰ではない事をしていたなぁ。


きっと今頃、魔王討伐隊の5名は作戦本部にてガレン将軍から作戦説明を受けているところだろう。


そんな不思議で他人事な考えが頭をよぎる。



まぁその内の一人が私なんだけれども。


そんな妙な夢のような光景を見ながら私は口を開く。


「別に嫌な気もしないし、混乱もしてないけれども…やっぱり自分の見た景色を第三者的視点で見るっていうのは…奇妙な体験ね。」

そういって、港町を一望できる高台で独りつぶやく。


「トレードウィンドには私も何度か訪れたことがあるので、割と広大な領域を夢見で再現できてますよ。細かなディティールや正確な建物の位置や時代的整合性は魔術によって自動補完されているだけなので、わりといい加減なんですけどね。」

リリスがテラス席に腰掛けながら答えてくれた。


「でも正直言うと、なんというか…メイの脳を再現したあの空間とはまた別方向で圧巻よ。これが夢の景色だなんて言われても信じられない。」

私は景色を360度見回しながら感想を言う。


「自分で言うのもなんですが、同感です。イメージを形にし現実に顕在化する魔術はすべて例外なく精霊に力を借りることによって行使を可能にしています。夢の中とは言え…これだけ緻密で膨大な情報をイメージ形成できる『夢見』の魔法はどれほどの情報量を何の精霊の力を借りて実行されているのか…私が有している知識をもってしても、その答えはわかりません。」

リリスもまた回りを見渡しながら、懐かしむような表情で語る。


「そういう視点で考えると、やっぱり凄い魔術よね…サキュバス族の固有魔術である『夢見』は。」

感嘆を込め、小さく一つため息をつくと私は踵を返しリリスが座っているテラス席へと向かう。


「で、リリスは何で私を夢の世界へ誘ったのかしら?」

席に座りながら彼女を見つめ、当然の疑問を投げかける。


「特に理由が有ったわけではないですけれども…ほら、セレナが言ってたじゃないですか。『トレードウィンドの景色が見たい』って。私もセレナの記憶がどんなシーンなのか見てみたかったので!」

喜色満面のにこにこ笑顔で朗らかに答えるリリス。


「そうね、埋め合わせの約束も有ったし…。これだけの風景を寝ながらにして楽しめるのは個人的にもすごく気持ちがいいわ。」

嘘偽り無く、そう思える。


「えへへー、私もセレナとお出かけしてるみたいで楽しいです。」

テラスのテーブルに肘を付き、身を乗り出しながらリリスは無邪気な笑顔を振りまく。


「この高台の…喫茶店かしら? これはリリスの記憶のお店?」

白を基調として簡素ながらおしゃれなデザインの店構え。

高台に設けられた複数のテラス席には同じく白を基調としてテーブルと椅子と日差しを遮るための大きな傘をセットにした座席が確認できる。


店の看板には『潮風のいざない亭』の文字が。

私の記憶には無いお店。


「はい!私のお気に入りのお店なんです!海産物を食材にした料理も絶品なんですけども、輸入品の食材を使った珍しいスイーツが人気のお店です!

お茶も輸入品を色々取り揃えていてメニューがたくさんあります!」

その質問を待っていた、と言わんばかりに饒舌に喋りだすリリス。


「中でも私のお気に入りが南国ベリーを大量に使ったクリームチーズタルトなんですけれども、チーズのまったり感と焼き上げた生地の香ばしさ、重厚な味わいのベリーソースが渾然一体となって!それはもう甘酸っぱさと濃厚な味わいが素敵なシンフォニーを奏でている最高の一品でして!」


おぉ…、凄い熱意。

相当入れ込んでるなコレは…。


私は出会った時と同様のやや露出の多いリリスの姿を眺め、お腹の所で視線をとめる。


なるほど。

ムチムチの肉感あふれる彼女の肢体のヒミツはここら辺だな?


「一番好きなのは間違いなくそれなんですけども、他にも色々なスイーツを取り揃えてるのでいろんな層の女性に大人気のお店なんです!少し高台に有るせいで来るのは大変なんですけど、街の喧騒からは隔離された素晴らしいオーシャンビューはそれはもう素敵な景色で!」


確かに。


私はテラス席から望める景色を改めて見回した。

街と港を一望できるパノラマビュー。

行き交う人の流れと物の流れ、海に目を向ければ大小さまざまな船がひっきりなしに動いている。


爽やかに通り抜ける潮風は心地よく。

すこーしだけ生臭さが残るだけとなった気持ちの良い風だ。



…ん?


生臭さ?

潮の香り…?



「ねぇ、リリス。」

私は突如湧いた危機感を覚え、口を開く。


「だから私は毎回ここに…はい?どうかしましたか?」

リリスは私の言葉に話を止めてこちらに視線を送る。


「この夢見の世界なんだけど…臭いが有るわ。」

メイとの夢見では無かった嗅覚情報。


「あ、はい。港町と言えば潮風のディティールが大事ですから!このお店も不快ではない潮風を感じながら食を楽しめるというのも人気の一つです!」

更にお店のアピールを続けるリリス。

キミは店員か何かか。


「そうじゃなくって、前回のメイとの夢見では無かった嗅覚情報が有るのはどうしてかしら?」


そう言いながら、私は寝るまでの最後の記憶を掘り起こす。


グリーンリーフ村に起きた村娘の悲劇は解決され、私達は『緑葉亭』に戻った後、ベンとマーサに事の顛末を軽く伝え部屋に戻った。


身体を清めるのも億劫になっていた私は、借りていた服を脱ぎ捨てると肌着と下着をそのままに布団へと倒れるように潜り込んだ。


理力の行使を派手に行ったせいもあって、私の心身は疲弊しきっており…色々考えなきゃいけないことが有るのは解っているが、ぶっちゃけこの後は何も考えずに寝よう。と、帰りの道すがら心に決めていた。


寝る前にリリスに向かって

「ごめんね、リリス。私もう限界だから寝るね…朝まで色々おねがい。」

そう言い放ったのが最後の記憶。


つまり、色々だらしないけども…少なくとも私は衣類を(まと)って寝た。


はず。



「あ、それは夢見の情報精度を上げるために私とセレナが裸で密着状態にあるからですね。」


この淫魔、事も無げにいいよった。



「あの…私、全裸で布団に入った記憶は無いんだけど…。」

確認のためにも、私は記憶の整合性を求める。


「はい。上着とスカートだけ脱いで倒れるように寝ちゃってましたね。そうとう疲れてたんだろうなぁ、って思って…私その後マーサさんにお湯の張ったタライと手ぬぐいを貰ってきて。セレナの身体を拭って清めてたんですよ。起きそうだったら『冥魂の揺籠(めいこんのゆりかご)』も使おうかなって思ってたんですけど、セレナは何をしても起きる様子が無くて…。」


「そう…なの…ね、迷惑をかけたようで申し訳ないわ…。」

明かされる驚愕の事実。


聖女は疲労のあまり眠気に抗えず、伏した身体はサキュバスの手により無抵抗のまま裸に剥かれ、体中を弄られた。


じゃない。

あってるけどちがう!


「そのあと、私も身体を拭いて身を清めました。終わってからセレナを見たら子供みたいに身体を丸めて寝てたので服を着せ直すのもどうかなぁと思ったので…。」

誰が子供か。


「なるほど…、それでリリスはどうしたの?」


「秋口の寒い夜に身体を冷やしたら良くないですし。夢見の約束もあったし!私が裸で抱っこして温めるついでに夢見に誘いました!」

すごく良いことをしたという無垢な笑顔で、淫魔は答えた。


あー、予想通りだよ!

言ってたもんねー!魔術で隔離してどうとか!

肌のふれあいや体臭を感じさせてどーとかー!


「つまり いまのわたしは ぜんらで りりすと だきあってる?」

また状況を想像してしまう。


「はい!あ、いえ。私が背後から丸まったセレナを抱いてるので、厳密には抱き合ってるわけでは無いですが、臭いの共有には問題ない状況ですね。」


事実確認が取れたことで私に膨大な羞恥心が襲いかかる。


―ことはなかった。

 不思議と。


「ねぇ、リリス。」

妙な感情を覚えつつも気を取り直す。


…まぁ、言わなきゃならんことは言っておこう。


「はい?」


「夢見の埋め合わせは約束したし、色々任せるって言ったのは私だから今回は目を瞑るわ…でも、次回以降、高度な夢見を実行する場合は私に許可を求めてくれない…?」


お願いだから、心の平穏を我に。


「むー、やっぱり恥ずかしいですか?」

聞き分けのない子供を諭す母親のような口調でリリスが聞いてくる。

メイの時のことを考えたら私の感情に関する情報をリリスは読み取ってる可能性はあるのだから…この質問の意図が解らない。


「別に…嫌だとか恥ずかしいとかそういうことじゃ無いの。普通に不安というか、何か有った時に後が面倒かなぁって…。そう思うだけよ。」

たぶん、ウソではない。本当の気持ちなはず。


リリスと触れ合うことは嫌じゃないし、心地よい位だ。

実際私はあの夢見の後、目覚めた後の状況を見て意外と落ち着いていた自分に驚いたくらいだから。


…慣れって恐ろしい。


でもやっぱりそういった状況を誰かに見られると、絶対に面倒。

それはもう間違いなく。


「よかった!なら大丈夫ですよー!鍵も閉めたし、(かんぬき)もおろしてあるドアですから!窓も鎧戸(よろいど)を下げてありますし。万が一にも賊はおろか誰も入り込めません!」


あー、なら良いのか…。



…良いのかな…?



「そう…解った、でも今後も夢見の際には細心の注意を払って実行してね。」


彼女は夢見による触れ合いや情報の共有に執着している節がある。理由は不明だがサキュバスとしての本能だとか、彼女なりのスキンシップだとか色々と考えることはできる。


リリスと仲良くやっていくために…、ここは必要な妥協点。

の、はず。


「はい!」

リリスは心から嬉しそうに天真爛漫な笑顔を私に向けた。


…ま、いいか。

彼女の笑顔を見てると不思議とそんな気持ちになる。



ある種の諦観と安心、相棒の機嫌が取れたことに安堵した私は視線をテーブルへと向けた。


「ところで、いつの間にかテーブルの上に件のベリーチーズタルトとティーセットがある訳だけども。」


さっき話していたクリームチーズとベリーソースのタルトだろう。

色とりどりのベリーが載せてあって凄く美味しそう。


だがそれは音もなく、誰が持ってきたわけでもないのに。

いつの間にかそこにあった。


私達の近辺に給仕らしき人物はいない。

そういえば、客の姿も見えない。


リリスが手間だから描写を省いてるのかな?



「えへー、お勧めのメニューを夢見で再現してみました!」

どや顔とヨダレが垂れそうなゆるい口元。


「…なんか、キラキラ輝いてるんだけど、このスイーツ。」

ソースのテカりとかじゃなくて、本当に光ってる。

なんかこう…甲高い謎の効果音付きで輝いている。


「それはちょっと私の個人的贔屓というか、羨望がしでかした夢見演出ということで。」

何故か残念そうな笑顔をこぼしたリリスが言う。


「ふーん、リリスは相当好きなのね…コレ。」


「それはもう…!自分で出しときながら何なんですが、食べられないのが悔しくて仕方ないのです!本当は今すぐにでもむしゃぶりつきたいのに!」


力説。


「夢見の世界で飲食はできないの?」

そう言われると食べない理由が気になる。


「食べられますよ?夢見による記憶の補完で味や香りも再現可能です。」

当然ながら、と言わんばかりのリリス。


「ならどうして食べないのよ?」

眼の前の逸品によだれを垂らしながら凝視するリリスに呆れつつも次なる疑問を口にする。


「…目覚めた後の虚しさが酷いのです…、お腹も膨れないし。鼻腔をくすぐる余韻も無いし…。あの落差は心をひどく摩耗させます。」

凄く悲しい表情にすんと落ち込む。


この悲壮感、実行したことがある上での感想か。


悲しそう過ぎておもろい。


「なるほどね、それはちょっと遠慮したいかも。」

くつくつと笑いを堪えながら感想を述べ、私はフォローのつもりで次の言葉を口にした。



「せっかく味わえるなら、ちょっと食べてみたいと思ったのだけど残念。」

なんともなしに言っただけ。


ただそのつもりだったのだけど…。



「…。」

リリスが黙りこくってしまった。



「…?」


何事かと顔を見ると…大赤面である。

褐色の肌が信じられないような赤みを帯びてる。


「リリス?」

今まで見たことのない反応。

何かまずい事を言っただろうか?


「あ゛、んん! あのっ。」

急激に喉が乾いたのか、声を詰まらせながらリリスが口を開く。


「わっ、私は別に良いのです!!

 せっ、セレナが望むなら味を見てもらっても!良いのですよ!?」


何だこの上ずりまくった喋り方。

ていうか何で夢見で物を食べる行為がリリスの緊張に繋がるん?


「大好きな食べ物だし!味の再現にも自信がっ。あ、ありますぅ!

 なのでぇ!」


新鮮なリアクション。

なんだコレ。


「そう? なら…せっかくだからお願いしようかな…?」


「ひぃ!」


ひぃ。て

何を息を呑んでらっしゃるの、リリスさん。


「あっ、あの!流石にちょっと緊張するので!

 少しだけ時間貰ってよいですかぁ!」


「…はい?」


「私も味覚の共有はしたことがないので!

 ちょっと初めてで!あっ、全然嫌とかじゃなくて!!」


「…味覚の共有?」


…あっ。


「現実でもちゃんと接続しないと、正確に伝わらないはずなので!

 私ちょっと向こうで息整えてきますね!」

そういって目を瞑って立上がり、何かしでかしそうな淫魔。


「まてェい。」

慌てて私はリリスの手を掴み制動する。


「うひぇ!」

リリスの手のひらがじっとり湿ってる。

力が入ってガッチガチ。

身体も石のように硬直させている。


「まってね、リリス。ちょっと一つだけ確認させて。」

すごくいやなよかん。


「は、はい!」

真っ赤な顔で目が泳ぎまくって呼吸も荒く明らかに狼狽える淫魔。


「味覚の共有って…接続って何するの?」

サキュバスの夢見に対する乏しい知識と今までの経験・実績を元に、私の思考はフル回転して答えを求める。


「い、いわなきゃだめですか?!」


「言いたくないような事をしようとしているなら、言ってくれないと不安になるでしょうが!」


「せっ、セレナは頭が良いので予想は付いてるんじゃないですか!?」


「その予想が合ってても間違っててもとんでもない事をされる可能性があるからちゃんと確認したいの!」


「だって恥ずかしい!」


「淫魔が恥ずかしがることを私に無断でしようとしてます!?

 それ大丈夫なんでしょうね?!」


「大丈夫です!死んだりはしません!!」


「死にそうなくらい恥ずかしそうにしてる奴がそれ言ったらダメだと思うんだけれども?!」


「なんですか!セレナは私に何を言わせたいんですかぁ!」


「これからすることを言ってほしいだけですがぁ!」


「いい良いんですね?!言って後悔しても知りませんよ!」


「知らずに後悔するよりは良いわ!良いから言えィ!」


やたら早口の応酬が続く。

私の予想が正しければ、この淫魔は無断でとんでもない事をしようとしてる。それは断じて止めなければ。


ひーふーと荒い呼吸を整えながら、リリスは赤面一色のまま肩を上下させている。


目が少々血走ってて怖いよ、リリス。




やがて意を決したようにリリスが口を開いた。


「くっ。」


「く?」


「く、口同士を合わせて!舌を絡めることで内粘膜を密着させた状態であれば双方の味覚を『夢見』で共有することが可能ですぅ!」


わぁ。




「よし、リリス。よく言ってくれたわ。

 夢見での味見は中止にしましょう。」


そう言って私はリリスの両肩に手をおいて強く握り、まっすぐ彼女を見つめながら真剣な笑顔を送った。



これが双方にとって無難。

方法がディープキスは流石にむり。

すでに全裸よ?私ら…


恥ずかしすぎるわ。




はい、中止!

異論は認めない!


異議申し立ての申込窓口はご意見・感想欄にて。


私もこれから申込みに行ってくる。

みんなのチカラが必要です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ