表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

760/825

182-1.デートへ(マックス《悠花》視点)

お待たせ致しましたー








 *・*・*(マックス《悠花(ゆうか)》視点)









 エイマーをデートに誘ってから、二日後。


 あたしがチーちゃん達とホムラに行く前がいいだろうと思い、レイに騎乗してリュシアに向かうことにした。


 チーちゃんやカイルみたいに遠出も悪くないけど……出来ればウィンドウショッピング的なデートがいいのよね?


 買い食いも出来るし、あたしも嬉しい!


 残念称号がなくなったけど、いきなり食事量が減るわけじゃないから……ってあたしの心配要素もあるわけ。


 当日、ちょっとだけめかし込んでから大虎姿に戻したレイと一緒に玄関で待っていたら。



「すまない、またせた!」



 エイマーがやって来ると、あたしは振り返ったら……思わず、卒倒しかけたわぁああああ!?



(美・女!!?)



 スタッカートを入れたくなるくらい、エイマーが素敵過ぎる美女に大変身していたわぁああ!!?


 化粧もだけど服装も。全体的にマッチし過ぎだわ!


 きっと、チーちゃんが自分の手直しされた服を貸したのねん? ある意味二人は同じような体型になったんだもの??


 空色のドレスって、す・て・き!!



「そんな待ってないぜ?……似合ってんな?」


「あ……ありがとう」



 レイがいなきゃ、すぐ抱きしめるのにぃ!!


 あと、ここ玄関だから人通り多いもの。我慢よ我慢!!


 せめて、褒めた後に手の甲にキス程度で我慢よ!!



「んじゃ、行こうぜ?」



 あたしだけを乗せる時より、ずっと大きくさせたレイにエイマーを先に乗せて、あたしは彼女の後ろに乗せた。バイクの時のように安定感がないから、先に乗せた方がいいのよね〜?


 きちんと乗ってからレイは動き出して、ゆっくりと歩き出した。



【マスター、姐さん落とさないでやんすよ?】


【あんたもね!】



 とりあえず、駆け出した途端にエイマーは可愛らしい声を上げたので。ここぞとばかりに、あたしはエイマーの腹部に腕を回してギュッと抱きしめたわ!


 落とさないためよ!!




 ぐるぁああああああああ!!





 レイは叫んでから、菜園近くを抜けると走り出した。体にかかる負荷と圧倒的な揺れに、久しぶりにレイに乗るエイマーは落ちないようにあたしの腕にしがみつくのが可愛いのなんの……!!


 ほんと、六つも違うように見えないわ!!



「しっかり掴まってろ」


「あ、ああ……レイに乗るのが久しぶりなせいで」


「悪くねーよ。俺としちゃ嬉しいぜ?」


「そ、そうだろうか??」



 ものの一時間程度でリュシアには着くけど……エイマーは久しぶりだから、ちょっと途中で休憩した方がいいかもね??

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

こちらの作品も出来たら読んでみてください。
下のタイトルから飛ぶことが出来ます。



名古屋錦町のあやかし料亭~元あの世の獄卒猫の○○ごはん~


転生したら聖獣と合体〜乙女ゲーム攻略のマッチングを手助け〜
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ