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163-2.ロティの役割(ロティ視点)

お待たせ致しましたー






 *・*・*(ロティ視点)








 ……しゅごい、でふ。


 ご主人様は、しゅごいでふぅう!!


 おかーしゃまだけでなく、ロティもたしゅけてくださったんでふ!!


 ロティは、おかーたまのたまちいを媒介に顕現していたAI精霊でふ。


 おかーたまの蘇生だけを、ご主人様が願えば、ロティは消滅するだけの存在だったんでふ。


 けど、ご主人様は。




『二つの選択は選びません! 欲深いと思われても……私は全部助けたい!!』





 おかーたまも、ロティも。【枯渇の悪食】による災害到来についても、全部たしゅけたい。


 そう言ってくだしゃったんでふ!!


 ロティもじゅっとご主人様のおしょばにいたかったので、うれちーでふ!!


 だから、悪食消滅のために頑張りゅんでふ!!


 せりゅでぃあす王家に伝わる、再生の古歌。


 それをご主人様に教わり、魔力と異能(ギフト)のPTをたっぷりちゅかって。


 この空間から、この世界に、ロティの歌を響かせりゅんでふ!!


 神ちゃまの、お力を通じて、ウりゅ様達に伝えりゅんでふうう!!



(届いてくだちゃい!!)



 古歌を媒介にして、ご主人様とロティが毎日毎日パンやおりょーりを作ったことで得られたPT。


 それをちゅかって、【枯渇の悪食】でダメージを受けた土地を、世界を……助けりゅんでふ!!


 消滅しゅりゅことが無くなったロティが頑張りゅんでふ!!



『おお、ロティ! 妾も手を貸そう!』



 夢中で歌っていちゃら、ウりゅ様が応えてくだしゃったんでふ!!



(ロティはうちゃってりゅんでふ!! このうちゃを……外に、土に、世界に!!)


『任せるのじゃ。豊穣の女神として、各精霊に力を乗せようとも!!』



 ウりゅ様の声が届いて、そこからロティ達のいりゅ空間が真っ白だったのが……もっちょもっちょ白くなっていくんでふ!!


 ロティの下にいりゅご主人様のお顔もどんどん明るくなっていくんでふ!!


 そうしてロティがうちゃっていくと、ナビゲーターシステムに変化が現れたんでふ!!?



【『幸福の錬金術(ハッピー・クッキング)』のレベル向上。変換したPTをクリーンモードに活用しましたが、余剰が発生。並びに、【枯渇の悪食】による被害を消し去ったために、PTを獲得。レベルが50にまで上昇します。ナビレベルも15にまで上昇します】



 ナビゲーターが作動して、ご主人様とロティのレベルがどんどん上がっていくんでふうう!!


 けれど、ここは神ちゃまの空間。


 足りない魔力と体力はおぎにゃえるので、倒れる事はなかったでふ!


 それよりも、ユリアネスちゃまが水鏡を出してくれちゃので、そこにうちゅる風景が!!



「成功よ、チャロナ」



 大きな、大きな水鏡にうちゅった風景には。


 光り輝く、世界が見えたんでふ!?


 成功なんでふぅう!!


 ロティのうちゃも終わりが近づき、うちゃい終わったらご主人様の前に立ったんでふ!!


 大きくなっちゃったので、ご主人様のお顔がすぐ目の前にありまちた!!



「ロティ……」



 ご主人様は泣きそうだったんで、ロティも泣いてちまいました。


 わっ、と抱きつくと受け止めてくれたんでふ!!



『ご主人様ぁ〜!! ご主人様ぁあ!!』


「ロティ! これからもずっと一緒だよ!」


『あいぃい!!』



 本当は消えたくなかった。


 ご主人様もでふけど、レイのお兄しゃんともお別れになる事が……ほんとは嫌だったんでふ。


 それが無くなって、うれちくてうれちくて、良かったんでふうう!!

次回は土曜日〜

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