【幕間】『黒ごまとクリームチーズの白パン』
お待たせ致しましたー
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軽やかな音楽が暗闇に響き渡り、ある一点に向かってスポットライトが当たる。
そこには、作者こと櫛田が頭の部分にシルクハットを乗せている。
『白パンといえど、ひと口に色々な種類がある。作中では、かぼちゃに似た野菜のペポロンを。櫛田が勤務しているところでは、かぼちゃペーストや胚芽粉を混ぜたりと。そちらは系列レストランに卸しているでふ。他にも、色々あるでふよぉおおおお!!』
ステッキが現れ、ポンっと音が立つと櫛田の上に美味しそうな色とりどりの白パンがたくさんが浮いている。
そして、後ろにはチャロナとマックスの登場。
「白パンはプチパンとも言われていますが、ミニサンドイッチにも使われたりします。作者さんの勤めているお店では生クリームサンドやあんバターサンドだったり、コロッケサンドなどもありました」
「過去形?」
「今の時勢の関係と、コロッケサンドはあんまり売れないみたいで」
「あー、味はともかくコンビニでも気軽に買えるもんね〜?」
『とりあえず作るでふうう!!』
「「おー!!」」
『黒ごまとクリームチーズたっぷり白パン』
《材料》
☆牛乳
☆水
☆強力粉
☆バター
☆砂糖
☆塩
☆ドライイースト
☆黒ごま
クリームチーズ
『クリームチーズは固形に近いタイプがいいでふ。でないと包みにくいのと、焼く時あふれてしまうかもなので』
《生地作り》
①バターと黒ごま以外の☆の材料を、攪拌機に入れて生地を作る。まとまってきたら、残りの材料を入れてよくこねる
②一次発酵後に、軽くガス抜きをして大体45-50gに計量して分割
③丸めて、ラップか濡れ布巾をかけて二十分程ベンチタイム
「作者さんの勤務先だと、包みやすさを考慮して冷蔵室に入れたりしてますが」
《成形》
①麺棒で適度に丸く伸ばした生地に、固いタイプならちぎって、塗るタイプならアンベラで35gくらいに計量してから。クリームチーズを中に包んでいく
②仕上げに打ち粉を茶漉しで軽く化粧する
③40℃の発酵器もしくは天火機で30-40分ほど発酵
《焼成》
①180℃に余熱したオーブンを一気に140℃まで下げて、十五分程度焼く
「あんまり高い温度で焼くんじゃないのねん?」
「白パンはドリュール……溶き卵も塗っていないし、小さいから火の通りも早いの。けど、敢えて一気に温度を下げた方がいいかは習ったお店によるかも」
『櫛田はいよいよ勤務再開なので、毎日更新出来ないかもしれないのは、ご了承くださいでふ』
「リモートの日に六話書けばいいじゃない?」
『死ねと!?』
だんだんと暗くなっていく。
次回は月曜日〜




