表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

610/825

149-5.迷うな(イシュー視点)

お待たせ致しましたー






 *・*・*(イシュー視点)








 結局、あの女のところへ刺客を放っても……王女殿下のところと同じ結果になってしまった。


 放っても放っても、戻って来ないなどと、実質無駄足続きだ。



「く……っそ!?」



 何故だ。


 何故、思い通りにいかない?


 僕が思い通りにならなかったのは、アーネスト様への弟子志願だけだったのに。


 強固派となって数年……今が一番思い通りにいかない!!


 アーネスト様の弟子は僕だけでいいはずなのに!?


 あの女と王女殿下が何故始末出来ない?



「こうなったら……直接……いや」



 あと数日で、王女殿下の式典が催される。


 どう言う式典かどうか、陛下からは臣下に通達されていないが。大臣方の中で、唯一強固派でいらっしゃる方にお聞きしてもわからないそうだ。


 大方、行方知れずだった姫の帰還を祝う程度だと、僕は思っていた。


 だが、チャンスだ。


 大罪と言われても、王女殿下を亡き者にする機会があるのだ。


 金の無駄遣いをやめて、むしろそこに集中すべきか。


 いっそ、僕が手にかけるか?


 出来るか?


 僕が。



「……やるしかない」



 たった一人のアーネスト様の弟子になるためにも。


 僕はもう迷わなかった。

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

こちらの作品も出来たら読んでみてください。
下のタイトルから飛ぶことが出来ます。



名古屋錦町のあやかし料亭~元あの世の獄卒猫の○○ごはん~


転生したら聖獣と合体〜乙女ゲーム攻略のマッチングを手助け〜
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ