【幕間】『肉まんのレシピ』
久しぶりに幕間
★・☆・★
軽やかな音楽が暗闇に響き渡り、ある一点に向かってスポットライトが当たる。
そこには、作者こと櫛田が頭の部分にシルクハットを乗せている。
『中華まん……これ実は大半が日本発祥だと知られていないと思います。カレーまん、ピザまん、カスタードまんなどなど!! 作中でロティが言ったように、チーズ入れたりとかですん!!』
ステッキが現れ、ポンっと音が立つと櫛田の上に美味しそうな中華まん達がたくさんが浮いている。
そして、後ろにはチャロナとマックスの登場。
「今回は作者さんがキノコ苦手なので、椎茸を入れない肉まんのみにします。もし、リクエストがあれば残りの甘い方も書き出しますね??」
「ごま餡の方に、おはぎと違って餡子を混ぜるのは意外だったわ〜」
『とりあえず、LETS COOKING‼︎』
『熱々、中身ぎっしりジューシー肉まん』
《材料》
『皮』
強力粉
薄力粉
ぬるま湯(35℃)
ドライイースト
砂糖
塩
『中身』
豚ひき肉
玉ねぎ
料理酒
塩
胡椒
醤油
砂糖
ごま油
『道具』
麺棒
ボウル
クッキングシート
蒸し器
蒸し布
『まずは皮の方からー!!』
《皮》
①ぬるま湯に砂糖を入れて溶かす。ドライイーストを入れて、5-10分予備発酵させる。
②ボウルに小麦粉二種と塩を入れて、イースト液を少しずつ加えて混ぜる。この時は手より箸の方が混ぜやすいのでポロポロになるまで混ぜていく。
③手でこねて、全体がまとまったら台の上に置き。生地の表面が滑らかになるまで5-10分ほどこねていく。
「ここはしっかりとこねていきましょう!!」
④ボウルに入れて、ラップ、濡れ布巾などをかけて温かいところに置く。(一次発酵)
『夏は30分から1時間、冬は1時間から2時間。二倍に膨らんで、フィンガーテストで穴が戻って来なかったら大丈夫ですん』
「一次発酵は、冬場だと特に大変なので。蒸し器にぬるま湯を入れてボウルごと入れて蓋をすればお手軽です」
「温度はー?」
「だいたいイースト液作った35℃だね?」
《肉あん》
①玉ねぎをみじん切りにして、水気を取る(キッチンペーパーなどで)
②ひき肉に調味料を入れてよく混ぜ、粘り気が出たら①を入れてよく混ぜる。
『具材少なめなので、以上』
「早!?」
《皮の続き》
⑤台に乗せて打ち粉をつけて軽くこねる。
「中の空気を抜いて、発酵前の大きさにします」
⑥10等分に分けて、丸くまとめる。その後に、10分ほど休ませて置く。
⑦麺棒を使って、真ん中は厚く外側は薄く。だいたい直径12cmほどに伸ばす。
《包み》
①伸ばした生地に、肉あんを生地の個数に合わせて仕分けをして。
②好みの包み方で包んで、出来上がったらラップなどをかけて20分ほど二次発酵。
《蒸す》
①切り分けたクッキングシートを肉まんの下に敷き、強火で沸騰させた蒸し器に入れる(先に蒸し布を忘れずに)。
②肉まんを並べて15分ほど、中火で蒸す。
『お肉は生なので、しっかりと蒸しまふ。仕上げは竹串などで確認するのも忘れず!!』
「チーズもいいですよね〜?」
『ねー?』
「近いうちにやったら?」
「エピアちゃんが発狂しそう……」
だんだんと、暗くなっていく。
次回はまた明日〜




