131-3.ペポロンで豆乳プリン
お待たせ致しましたー
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お昼ご飯にもペポロンを使ったけど。
まだまだペポロンがあるので、豆乳プリンもペポロンを加えたものを作ってみようと思います。
先にペポロンを蒸して、冷ましてから全員で皮からスプーンでこそげとり。レイ君がさらに軽めの冷却をかけてから。
子供にも優しい、蜂蜜でカラメルを作って耐熱用のプリン型に流し入れて。
ペポロンには砂糖を加えて、シェトラスさんによく混ぜていただき。
卵、豆乳、バニラエッセンス。それぞれを入れるたびに混ぜて混ぜて。
出来上がった液を、一度ザルで漉してからお玉で静かに静かに入れて行きます。
「無限∞収納棚、オープン!!」
ゼラチンを使わないので、蒸し器で蒸していきますとも!!
結構量があるので、入りきらない分はカセットコンロとフライパンで蒸していく。
お湯が沸いたら、ゆっくり型を入れて蓋をして弱火で二十分から三十分蒸したら出来上がり!
試食用には、冷却でキンキンに冷やしてから。プリンアラモードの見本を作るべく、手分けして作業して。
かぼちゃ色が綺麗な、かぼちゃプリンと言ってもいいオレンジ色のプリンが出来上がり!!
『でっふぅうううううう!?』
『綺麗でやんすね??』
「うむ、美しい!!」
「片付けもしたし、せっかくだから試食させてもらおうか?」
「はい! 食べましょう!!」
全員スプーンを手にとって、ひとすくい!!
【PTを付与します。
『濃厚、滑らかペポロンと豆乳のプリン』
・製造40人前=12000PT
・食事ひと口=100PT
→合計12100PT獲得
レシピ集にデータ化されました!
次のレベルまであと4445675PT
】
ちゃんと下ごしらえをしたので、プリンはフルフルの濃厚で滑らかな口当たり。かぼちゃとバニラエッセンスの風味が強いせいか、豆乳独特の嫌な匂いも全然気にならない!!
ゼラチン使っていないのに、これは大成功だわ!!
蒸しプリン万歳!!
「「美味しい!!」」
『美味ちーでふぅうう!?』
『これ、牛乳とほとんど変わんないどころか。ペポロンの味がより濃く感じるでやんすよ!?』
「ふふ。豆乳のすごいところは、素材の風味を強めてくれることなの」
『ほー?』
とりあえず成功したので。明日フィルドさん達がやってくる分は収納棚に保管して。他はプリンアラモードにさせてから、収納棚に保管しておやつに出すことにした。
「お待たせ致しました。豆乳で作ったプリンアラモードです!!」
「おお!? チーちゃん、こりゃかぼちゃ使ったのか!?」
悠花さんがまた驚いてくれたけど、違うことを伝えた。
「ちょっと惜しい。ペポロンを裏ごして使ったの」
「絶対美味そう!!」
「…………美しい」
そして、カイルキア様のお顔が輝いたように見えて、とても嬉しく思えた。やっぱり、諦めかけてはいるけど。好きな人には喜んでもらいたいから。
次回はまた明日〜




