表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

485/825

123-4.米粉クッキー②とお礼の品

お待たせ致しましたー






 *・*・*









 さらに数分経ってから出来た米粉のチョコとナッツのクッキーが出来上がった。


 火の微調整はしなかったが、天板の前後を入れ替えたことで焼きムラがなく綺麗な薄茶色に焼き上がり。


 焼き立てを食べたいのを我慢して、全部の天板を焼き上げてから試食することになった。








【PTを付与します。



『米粉でチョコクッキー』



 ・製造50人前=5000PT

 ・食事1個=100PT



 →合計5100PT獲得



 レシピ集にデータ化されました!






 次のレベルまであと276580PT



 】







 米粉のサクサク感に加えて、まだ冷め切っていないからか少しトロッと出てくるチョコが堪んない!


 ナッツも香ばしいし、生地とチョコと相性抜群!


 生地作りを頑張れば、そこまで難しいお菓子じゃないから子供達でも作れるだろうし。



「「美味しい!!」」


『でふぅ〜、でふぅ!』


『うっま!? マスターのホットケーキと同じ粉なのに、めちゃくちゃうま!?』



 と、レイ君がベタ褒めついでにたくさん食べようとしてたので、ロティのハグ攻撃で止めさせてカッチンコチンにさせましたとも。



「ふむ。粉の違い以外は基本中の基本。これは、子供達も違和感を持たずに作れるだろうね?」


「はい。パンケーキや蒸しパンなどよりは、材料の用意も少ないと思います」


「うんうん。とりあえず、皆のおやつには物足りないかもだし……チャロナちゃん、マックス様が昨日お作りになられたホットケーキは難しいかな?」


「大丈夫です! けど、配合も味も少し変わりますが」


「ははは。作り手によって違うのは熟知してるとも。それは君に教わったからね?」


「わかりました」



 けど、昨日悠花(ゆうか)さんに作ってもらったホットケーキ、本当に美味しかったなあ。


 日本人でもホットケーキを朝から食べちゃう人はいるのは聞いてはいたけど。


 あんなにももちもちふわふわに出来るだろうか?


 とりあえず、私が思い出せる限りの知識を絞っていたのだが。



『ご主人様ぁ〜? だいじょーぶでふ?』



 レイ君へのハグ攻撃を終わらせたロティにも心配されるくらい、難しい顔になってたようだ。



「ごめん。パンならすんなり出てくるけど……他の料理ってなかなか」


『ロティのレベりゅが、次になったら出来ることがありゅでふ!』


「なーに?」


『ご主人様の記憶の中から、ほちーレシピを取り出すんでふ! 抽出(エクストラクション)って言うんでふぅうう!!』


「えくす……?」


『ちゅーしゅつでふ!』


「おお!」



 それは出来たら非常にありがたい。


 そのレシピ自体は、以前制作した私だけのレシピ帳に刻まれてページに変換されるのだそうだ。


 それだったら、シェトラスさん達にも見てもらえるだろうし。


 あと30万くらいPTはあるが。順調に行けば、定例会前後でレベルアップ出来るだろう。


 が、せっかく悠花さんへのお礼も出来るんなら、おうちカレーを今日の夕飯に作ってあげようかな?


 実は、最初に悠花さんと会った時にエイマーさんが受け取ったらしい魔物(モンスター)のお肉。


 保存の魔法で、まだ冷蔵庫の中にあるのを思い出したからだ。


 シェトラスさん達に話せば、すぐに頷いてくれました。



「いいね? カレー鍋以降、カレーはしばらく食べていないし」


「おうちカレーと言うのはいったいどんなのだい?」


「ドライカレーやカレーパンとは違って、お野菜やお肉がごろっとした形で入っているカレーなんです。文字通り、家庭によって味わいが変ってきますね?」


「ほう、興味深い」


「マックスもきっと喜ぶと思うよ!」


「はい! とりあえず、今はホットケーキですね?」



 米粉はクッキーに使ったので、私の場合は普通の小麦粉にベーキングパウダーを使用するので作ってみた。


 砂糖は多めで、ふわふわに焼けたそのホットケーキは。


 食べてもらった悠花さんに強烈なハグをお見舞いされるくらいに喜んでもらえました。


 そして、レイ君なんですが。


 ロティに強烈にハグをお見舞いされたのでお夕飯に作りになるまで、全然回復出来なかったのです。

次回はまた明日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

こちらの作品も出来たら読んでみてください。
下のタイトルから飛ぶことが出来ます。



名古屋錦町のあやかし料亭~元あの世の獄卒猫の○○ごはん~


転生したら聖獣と合体〜乙女ゲーム攻略のマッチングを手助け〜
ツギクルバナー
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ