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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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王都までやってきた

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 その後も色々とヨナターク子爵との話は続いたんだけど、まあ、初めて知ることは多かったな。やはりと言う事もあれば、全く知らなかったと言う事もある。特に派閥が一枚岩ではないと言う事が大きかった。……まさかそこが違うとは思わなかったな。人間の方が優れていると思っているのが東の大国だと言う事は解ったんだが、それは西の大国も同じことなんだよな。人間が優位であると言う事は変わりがない。魔族を排除するか助けるか、それだけの違いでしかない。俺の思想とは、少しばかり違うと言う事が解った。まあ、解ったからといって、何かが出来る訳でも無いんだけどな。所詮は準男爵家の末席に居るだけの人間だ。影響力はそこまでではない。貴族であるというのは本当の事ではあるが、それでも、子爵家の重鎮には、普通に地位で負けるからな。準男爵とは、その程度の地位でしかない。しかも、その末席だからな。貴族であるというだけの人間だ。子爵家で重用されている様な人間とは格が違うんだよな。勿論俺が負けているという意味でだ。だから、割とヨナターク子爵家の居心地はよろしくない訳で。目上の人が大勢いるんだ。胸を張って歩ける場所では無いと言う事である。中々に面白いとは思うけどな。地位は人を育てるとはよく言うが、それは成長し続ける人間であれば、と言う事になる。成長が止まっている人間は、地位を上げても成長しない。そこまでの人間だと言う事なのだよ。悲しい事にな。それに自分が気が付いていないと、滑稽でしかない訳なんだが、そういう人も偶には居ると言う事なんだよ。


 まあ、色々と言われたけどな。図に乗るなとか、貴族だから偉い訳ではないとか。まあ、知っているが、それを俺にいうか? って事ではあるんだけどな。実に小物である。普通は、準男爵の従者という客なんだけどな。客に威嚇してどうするんだって感じだよ。その辺が実に小物臭い。そんな事は言われなくても解っているって話である。まあ、子爵家の威を借りただけの童でしかない訳だが。俺よりも子供だよ。そんなのは大人として認めるとは思えないだろう? だから童で十分なのだよ。心の中でそう思うようにするだけなんだけどな。……なんでつっかかってくるのかは知らないが、多分だが、内戦絡みなんだろう。何処かであっているんだろうとは思う。そんな事はこっちは気にしたことが無かったけどな。こっちは生き残ることに必死で、部下の兵士を殺さない事で必死で、そんな地位がどうのこうのとは考えても居なかったからな。


 コンラートとは、他の準男爵家の人たちにも挨拶をしに行った。まあ、名前も顔も覚えていないくらいなんだけどな。関わることが無いんだから、覚える必要はない訳だ。俺には関係がない話だ。コンラートは今後の付き合いもあるだろうから、覚えないといけないんだろうけど、俺はいいや。人の顔を覚えるのは苦手だしな。それだから貴族の適性が無いんだけど。貴族は付き合いとかで、顔を覚えないといけないからな。そんな事は出来ない。だから、適性が無いんだよ。まあ、そんな事は解り切っているので、貴族なんて興味がない訳なんだが。人の顔を覚えないといけない職業ってあるんだよ。特に貴族はそうだ。前世だと政治家とかな。顔と名前を一致させないといけないのだ。そういう職業もあるんだよって事は、覚えて置いておかないといけないとは思う。思うけど、俺には無理だよなって事で。何時も会っているのであれば覚えるが、1回で覚えろってのは無理って話なんだよ。


 そして、時期が来たので、ヨナターク子爵家の馬車で、今度はデイローレル侯爵家の領都に。まあ、凄い場所だったよ。結構いい場所にあるなって思ったけど、防衛には向いて無さそうな感じなんだよな。ちょっと攻め安すぎるなとは思う。まあ、守りの場所が別の所にあるんだろうから良いんだけどな。ちょっと、内政をするにはいい場所なんだけど、戦場には向かないなって感じなんだ。ただ、内政は捗るだろうな。これだけ平地があるなら、そりゃ内政はやりやすいだろう。森の中と比べたら、雲泥の差である。森の中でも、まあ、領地としては扱いやすいから良いんだけどな。畑が沢山作れるからな。別に困ることは無いし、あの領地も気に入っているから良いんだけど。


 流石に、俺たちが侯爵様に挨拶する事は無かった。まあ、寄親の寄親だからな。寄子であるヨナターク子爵が挨拶すれば、後の全員と挨拶したことになるのは良いとして。そこから一気に王都まで移動した。……馬車の行列も凄い事になっている。寄親が先頭で、その他の馬車がずらりと並んで一気に王都まで行ったのだ。……王都は凄い場所にあったぞ。何というか、そりゃあ落ちないよねっていうね。標高が高いのなんの。というか、向こうが海か。……もしかしたら、グロドツギの森も、結構標高が高いのかもしれない。なんだろうな。なんとなくだけど、海があそこだとしたら、標高を計算すると、3000メートル近くあるんじゃないかな。で、グロドツギの森も標高1000メートルくらいはあるんじゃないかなって。見た感じだけどな。計算があっているのかは解らないから、どうしようもないんだけど、王都から海が見えるんだもんな……。結構な落差があるというか、これだと、魔道具のエンジンが無ければ、河川を流通の要には出来ないぞ。そういう感じがする。


 こんな自然の要害に囲まれて、しかも山頂なのに、湧水が出ているとか、ちょっと意味が解らないんだよ。どうしてそうなる? 低地なら解らないでもない。だが、高地だぞ? 山頂だぞ? なんで水が湧くんだ? グロドツギの森も大概おかしいけど、この場所もおかしいな。普通はあり得ないんじゃないか? こんな王都を落とせるわけがない。自然の要害も要害だ。まともに軍隊が攻め込んでも、高山病になるだけじゃないか。そりゃあ、兵士の配置も少なくて済むよな。それでも落ちない理由がはっきりとした。これを落とすのは結構な無茶をしなければならない。デイローレル侯爵家からでも1500メートルくらいは上ったぞ。そのくらいは標高が高い。戦略的に考えて、ここの価値は高いよな。水にも困らないんだし。


 まあ、そんな確認をしに来た訳では無いんだが。王都には、戦後処理に来ただけなんだから。ここから色々と要求をしないといけないんだよな。まあ、それは偉い人たちが頑張ってくれるので良いんだよ。俺たちは見ているだけでいいんだ。余計な口は挟まない方が良いんだよ。まあ、まだ準備の段階ではあるんだけどな。会場も用意されているんだろうな。どんな場所なんだろうね? 捕虜も呼ぶんだし、広い場所の方がいいよね。色んな家の人が来ているんだから、まあ、広い場所の方がいいのはそうなんだけど。単純に広いだけでも困るというか。


 見える場所なら良いんだけどな。多分だけど、何も見えない場所で、ただ立っているだけの作業が始まるんじゃないかな。そう思う訳である。立っているだけでも、価値ある場所になってくれると良いなとは思うけどな。そうじゃないと、色々とな。大丈夫だとは思うけど、ここにあの家族も居る訳で。捕虜としてだけどな。そんな木っ端の準男爵家を引き取ってくれる家はあるんだろうか。その辺は心配だよな。俺たちが引き取れって言われても困るし。要らないからな。使えないから捕虜として出している訳で。使えるのであれば、そもそも捕虜として捕まえずに、引き抜きを考えただろうからな。捕虜としているんだから、そう言う事だ。

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