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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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ビューヘルム準男爵家を落とす

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 街道をゆっくりと進む。まずはドルト村に行って、クルトと合流する。ハインツは居残りだ。この村を誰かが治めないといけないからな。それを出来るのは、現状ハインツだけだから。クルトがこっちに来るんだから、コンラートと共に、何とか領地を治めて貰わなければ困るんだ。


 伝令をやって、クルトに知らせる。向こうもある程度の準備はしているはずだ。何の準備かは置いておくけどな。兵士は10人くらいなら出せるだろう。それは有難く使わせてもらうつもりで居た。勿論だが、戦場には連れていかない。使命は、捕虜をヨナターク子爵の元まで届けてもらうのだ。ヨナターク子爵の本拠に連れていってもらう。貴族は相応の扱いで捕虜としなければならない。だから、ある程度の扱いはしないといけない。まあ、牢屋で生活してもらう事になるんだけどな。それでも、身分からすれば、十分な生活をさせてもらえるとは思うぞ。牢屋だけどな。


「来たか。……馬か。俺は徒歩でいい。その方が慣れている」


「クルト兄さんには、コンラート兄さんの馬に乗って貰います。コンラート兄さんはフォーク村を落としてから、アタライ村を落としに来ますので。捕虜はそちらに統一させてもらっています。なので、こっちは、コンラート兄さんよりも先にアタライ村に行って、捕虜の確保をします。……クルト兄さんの兵士は、それで良いんですよね? 後でやって貰いたいことがあるんですよ」



「……まあ、いいか。それよりも、アタライ村に急ごう。コンラートよりも先に落として見せないとな。フォーク村を落としてから来るコンラートに負けていては話にならない」


「ですね。それと、こっちの兵士の指揮もお願いできますか? 正直なところ、指揮には自信が無くてですね」


「……お前はそれで良いのか?」


「いいも何も、軍の動かし方については、クルト兄さんの方が得意でしょ? ……出来る限り、皆を死なせたくないんですよ。だから、出来るだけ死なないような指揮をお願いします」


「……はあ。全く。覚悟もさっき決めたばかりか。緩んでいるぞ。……俺だって、1人も死なせないのは不可能だ。敵は強大だ。コンラートからある程度の事は聞いている。子爵家を相手に、大立ち回りをするんだ。それまでには、本当に覚悟を決めておけ。指揮官が泣いていたら、部下が動きにくいだろう?」


「はい。お願いします」


「よし。全軍前へ! 敵は雑兵だが、気を緩めるな! まだ領地の中だぞ! こんな所でみっともなく帰りたくないだろう? まずは覚悟を決めた指揮官殿に報いよ!」


「「「「「おおおおおお!!!!」」」」」


 緩んでいたか。顔に出てたかな? クルトには見せたいとは思わなかったんだけどな。コンラートは、気が付いていて、放置したんだろうけど。クルトが何とかしてくれると思っていたんだろうとは思う。でも、俺だって覚悟はしたんだ。このまま一気に突き進む。


 暫く走ると、アタライ村が見えた。そこでは農民が農作業をしていた。なんだなんだと見ているが、まあ、内戦が始まったなんて思っていないだろうな。そんな情報は入っていないだろうし。本家はある程度は知っていてもおかしくは無いんだけどな。まあ、どの勢力からも、味方についてくれとは言われていないという証拠でもあるけどな。ヨナターク子爵家の寄子なのに、攻め落とされる様な派閥に入っているからこうなるんだ。


 そして、本家宅に兵士がなだれ込んで、兵士を撃破、そのまま一族郎党を捕縛した。まあ、五月蠅く喚いているが、聞く耳は持たない。死んでくれなければそれで良い。後の処理は、ヨナターク子爵にお任せするのだ。それで良いはずだからな。


「クルト兄さん、アーミン、お疲れ。そっちも首尾よくって感じだね」


「まあ、この程度はな。それで? 俺たちはこのままヨナターク子爵領のアーセスに向かえば良いんだな?」


「そうなるよ。後は捕虜の移送なんだけど、アーミンからは?」


「後でやって貰いたいことがあるとは言われている。なるほど。捕虜の移送か。そっちにも人材を派遣してやらないといけないか」


「アラゴンはヨナターク子爵の居る場所じゃないからね。捕虜をそこまで連れていってもらう必要があるんだ。お願いできるかな?」


「了解した。その指示には従おう。後は、アーミンから直接の指揮権を貰っている。本当に良いのか?」


「勿論。というか、アーミンは兵士の動かし方は知らないって言っていたからね。盤面上では動かせるみたいなんだけど、戦場での動かし方は解らないらしいから」


「まあ、無茶な注文はされたが、出来るだけ何とかしよう。兵の種類は?」


「剣兵300、弓兵300だよ。一応盾は持たせてあるけど、どっちかって言うと、攻撃寄りかな。守るよりも攻めろって感じで」


「それだけ聞ければ十分だ。それでは、馬を借りる。アーミン、行くぞ」


「お願いしますね。アーミンも、よろしくね」


「行ってきます」


 捕虜は大騒ぎをしているが、無視である。まあ、叫んでいるのは主にオスカーとウルリケなんだけどな。こんな仕打ちがとか、色々と言いたい放題言っている。敗残の将なんだから、大人しくして置けば良いものを。無駄に叫んだら、後で色々と面倒な事が起きるんだよな。……だって、ここから移送するには、丸4日かかる。それまで、尿意や便意を抑えられると思うか? 基本的には、放置である。まあ、気にしても無駄だ。叫んだら、馬が暴れるかもしれない。暴れてボロボロになっても、こっちで面倒を見る気なんて無いからな。ヨナターク子爵家に引き渡して終わりである。まあ、これが1つの手柄になる訳だからな。これはメインの手柄はコンラートのものとなる。なので、俺とクルトはもう1仕事しないといけない訳なんだよ。


「なので、もう1仕事したい訳なんですよね。それはアーセスに行ってからで良いんですけど、基本的にはアーセスを守るんじゃなくて、レイボスを落とす方向で考えてます。そうすれば、結果的にアーセスを守れることになりますし、その先を落とせば、ゼイレ子爵家と隣接する事になりますから。そうしたら、一気にケインズ子爵家を落とします。要塞都市コルバルは最後に落とします。それで良いですかね?」


「ちょっと待て。1仕事というには多いぞ。というかだな。子爵家を相手に大立ち回りをするとは聞いていたが、ケインズ子爵家を落とすのか? オーテルージュ準男爵家がか?」


「そうですね。ゼイレ子爵家を助け出すためには、ケインズ子爵家を落とす必要があるんです。なので、なるべく速攻で落とします。出来ますかね?」


「解らん。まずは一当てしてみない事には何とも言えない。兵の練度は高いとは見ているが、子爵家の戦力がどの程度なのかがよく解らん」


「それはそうですね。とりあえず、一当てしてみてから判断しましょうか。一番いいのは、そのまま流れでカウンターが出来れば一番いいんですけどね」


「……流石にそこまで上手く運べるかどうかは解らん。だが、そのくらいの意識はしておいた方が良いと言う事か?」


「そうですね。出来れば即落としくらいが望ましいので。レイボスの次の町を攻められれば、ゼイレ子爵家の負担が減りますからね。それを目指してやっていかないといけないとは思っています」


「敵の兵力の情報はあるのか?」


「ざっとですが、300程度だと聞いてますね」


 なので、倍もあれば、落とせると思うんだよな。大丈夫だと思いたい。出来れば速攻で落として、ゼイレ子爵家と隣接を確保したい。隣接が確保できれば、一気に落として回れるからな。

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