カーマイン伯爵家落ちる
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
冬の8日。結局、刈り取りを先延ばしにして、何とか8回目の収穫が出来たところだ。麦も大体8回まで収穫できることが解った。スケジュールを組み立てれば、9回くらいは育てられそうな気がしている。大体30日に1回刈り取れるんじゃないか。そんな感じがしているんだよ。人口が増えてくれば、もっと麦の収穫が出来るのかもしれない。魔法って凄いのな。そんな感じだ。魔法を考え出した奴は天才だろうとは思う。問題は天才の感覚で教えていては、魔法を皆が使うなんてことは無理な訳なんだけど。こうやって他人に魔法を教えることを体系化出来た事は、結構大きな進歩なんじゃないかとは思っている。……まあ、他の地域では、普通にやっている事なのかもしれない。軍隊では普通にやっている事なのかもしれない。俺が一番初めに考えたわけではないのかもしれない。けど、結果はここにある通りなんだ。この村では、俺が一番初めに考えた。それでいいじゃないか。
そんな訳で、いつも通りに戦略を練ると言う事を、コンラートとしていた訳なんだけど、吉報が入った。カーマイン伯爵家が完全に落ちたらしい。これでこちらの領地には、後1つだけ、魔族排斥派の領地がある。そこを潰せば、後は魔族排斥派の土地は、西半分になるんだよ。戦略的に考えると、どうしても後方に危険地帯があるのはよろしく無かった。これで正面に集中できるようになる。……まあ、遠征する家が増えるって事にもなるんだけど、それは仕方がない。遠征してもらおうじゃないか。そのくらいの余裕はあって欲しい。内政的な余裕が無ければ、軍なんて動かせないんだからな。
「じゃあ、ここの戦力は、全部ここに集めてもいいよね。ここから崩していくことにすれば、一気に状況が変わる。ここは要衝だけど、回避だね。ここは後ろから攻めたいし」
「その方が良いとは思う。だから、ここはここに移動させるとしても、ここはこっち。デレイエ子爵家に向かわせる。その方がこっちが早く終わる。……辺境伯家がもう動かせないって言われてしまったからなあ。国境線を守るのが辺境伯の仕事だし、仕方がない事ではあるんだけど、ここは男爵領しか無いからさ。だから、伯爵家の軍については、こっち。こっちに移動させて、ここから攻めさせる。城塞都市は放置して、こっちから攻めて貰うにしてもだけど、デレイエ子爵家は早々に落としたいとは思っているんだよ」
「そうだね。それは同感かな。デレイエ子爵家さえ潰してしまえば、軍事的にはかなり楽になるからね。それに、占領だけなら、男爵軍でもいいんだし、ケインズ子爵家の土地を落とした後に、占領するのは男爵領の兵士を使えばいいんじゃないかなって。こっちから大遠征にはなるけど、補給はどうしようか?」
「補給はヨナターク子爵家で行う予定でいますね。麦の取れ高がいいので、補給に使ってもらおうかなって考えています。多少は備蓄から出しても問題ないかなって考えているんですよね。なので、既にレイミール商会の倉庫に積んであります。そのくらいは必要なんじゃないかなってくらいには確保してありますので、問題は無いですね。補給もしっかりと出来るとは思います。なので、俺たちは全力でビューヘルム準男爵家を落として、そこから一気に攻めますので。出来れば、最速でケインズ子爵家を落としてしまいます。そして、ゼイレ子爵家の援護に入りつつ、ロッテルベル伯爵家を落としにかかります。そこが落ちれば、サクリダ侯爵家なんですが、流石に厳しいとは思うので、そこからはデイローレル侯爵家にお任せする事になるとは思いますね。ある程度の戦力は出してくるとは思いますし、こっちの戦力では、流石に勝てないでしょうから」
「まあ、無理は出来ないしね。でも、ロッテルベル伯爵家は落とす予定なんだね?」
「そうですね。後ろから攻撃するので、多少は油断してくれているとは思うんですよ。そうしたら、デイローレル侯爵家にまで戦線を繋いで、後は流れでお願いしたい所ではあるんですよね。侯爵家の軍隊とは、まともに戦えるのかは解らないですし。こちらが優勢ならいいんですけど、無理そうなら、何とかしないといけないですけどね。伯爵家とは、何とか差しでどうにかしたい所ではあるんですよ。ヨナターク子爵家の力を借りれば、何とかなるとは思うんですよね」
何とかしたい所ではある。何とかしないと未来が暗い。ここら辺までは落としておきたい。出来れば、ゼイレ子爵家には、ここの男爵家を2つ落としてもらって、向こう側の子爵家にも手を出してもらいたい所ではあるんだよな。攻めに転じれば、向こう側は結構脆いと思うんだけど、どうだろうか。援軍も来ないだろうし、結構いい所まで攻め込めるとは思うんだよな。それだけ大きく領地を取れれば、一気に状況は変わってくる。……まあ、移民の受け入れは難しくなるんだろうけどな。そんな事は些細な事なんだよ。移民よりも、助かる魔族が多ければ、そっちの方が良いからな。ビジネスで魔族救済派をやっている訳では無いんだし。別にビジネスでも良いとは思うけどな。こっちが優勢だから、こっちに付くって考え方も有りだとは思う。ちゃんと思想を曲げてくれるのであれば、だけどな。
さて、考えろ。どうやってここから勝利に向かうのか。そろそろヨナターク子爵家から、徴兵の話が来るはずだ。その時までに、ある程度の事は決めておかないといけないぞ。まずはビューヘルム準男爵家を落とす。これには1日もかけてやらない。2時間もあれば終わるとは思うんだよな。移動時間で1時間50分くらいはかかるだろう。制圧には10分もかからないはずだ。そのくらいには戦力差があるんだから。この位は余裕で熟さないといけない。
問題はそこからだよな。アーセスに入って、レイボスからの攻撃をどうやってカウンターまで持ち込むのかだ。レイボスはアーセスに本気で攻めてくるだろう。それをどうやってカウンターするのか。出来る出来ないじゃなくて、やるんだよ。そのくらいの意気込みが必要になってくる。何処まで出来るのか、ではなく。何処までもやるんだという気概で挑む。まあ、それでも、何処かで止まらないといけない時が来るとは思うんだけどな。
「とりあえずは、アーセスにどれだけ早く駆けつけるのか、ですね。ここが攻められていては、話になりませんから。攻撃に出ないといけないので、ここまでは何とか入りたいですね。間に合うと良いんですけど」
「それは何とか間に合うんじゃないかな。ここだって戦力を配置していない訳じゃないんだし。直ぐに落ちるって事は無いと思うよ。それよりも、コルバルは本当に落とせるのかい?」
「包囲戦が出来れば、余裕で落とせますが、そんな時間はかけていられないとは思うので、ヨナターク子爵軍と、カージェス子爵軍に頼ることになるとは思いますね。落ちてくれる方が楽でいいですが、無理そうなら裏から落とします。そのくらいの戦力は、その時にはまだ残っているとは思うので。何とかなるとは思いますね」
さあ、何とかしなければならない状況に追い込まれてきている。もうすぐ戦争が始まる。簡単に終わらない戦争が始まる。簡単に終わってくれれば、これ以上ないんだけど、そういう訳にはいかないからな。何とかしないといけない。こっちが優位で終わらなければならない。何処もかも、優位で終わらせないといけない。多額の賠償金を支払わせるくらいの勢いで挑まないとな。こっちだってお金は幾らあっても良いんだから。




