そろそろ準備をしなければならない
OFUSE始めました。
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秋の70日。ダンレムさんとは色々と話をしてみたんだけど、商人でも、きっちりとした戦略までは立てていなかった。ある程度の戦略はあるみたいなんだけど、在庫管理とか、その他諸々、まだまだ甘い所があるようではあった。……それでも上手くいっているのは、物流の要である河川を使っているからだな。河川を使えば、王都まで10日もかからない。殆どが馬車移動なのに、商会は船での移動がメインなんだ。だから、移動速度が早過ぎるんだ。徒歩と自動車くらいの差があるからな。そりゃあ商売で上手くやっている所は、大きくなるはずだよ。物流だけがもの凄く速いんだから。
そんな感じの話を、商人向けに行っていた。どれがどれだけ売れている。だから、在庫はどの程度抱えないといけないのか。それらを計算で割り出していく。それの重要性が解って貰えたとは思う。まだまだレイミール商会でも、出来ることはあるそうなんだよな。今回の話を聞いて、よく解ったって言っていたから。レイミール商会は、これからも大きくなっていくんだろうな。大きくなっていってもらいたい所ではあるんだよ。王都は山の上にある。そんな場所にあるんだから、河川が流れているんだ。まあ、急流は登れないから、麓までは移動できると思うんだけど、そんな感じなんだよな。基本的には南北を分けてしまっている山脈から、南側はレイミール商会が牛耳ろうと思えば出来てしまうんだよ。それだけのポテンシャルはあると感じているしな。
後はどれだけの物資が手に入るのか、その辺の事を考えないといけなくなってくるし、軍事的にも河川を使いたいとは思うんだけどな。……少数精鋭の兵士を町に送り込むことも可能になるし、河川は有効に使いたい所ではあるんだけど、それをするには船が圧倒的に足りない。軍に船が無いのが問題なんだよな。船があれば、内部への侵入が容易になって、内部崩壊をさせられるとは思うんだけど、その辺の事は、今回は考えない。出来る事とやってもいい事は別だからな。今回の内戦では、まだ船による奇襲は使わない方がいい。使うのであれば、魔族排斥派を全滅に追い込むときだけだ。真似されると、ゲリラ戦が繰り広げられることになる。それは避けないといけない事でもあるからな。
「しかし、これは勝ちなんじゃないかな。想定外の事も起きたけど、ここまで追い込めば、いくらカーマイン伯爵と言っても厳しいとは思うんだよね。もう勝ったって事にして、こっちに戦力を配置してもいいんじゃないかな」
「いえ。こことここが落ちるまではまだですね。ギリギリまで粘られるとは思うんですよ。早々に諦めてくれれば、簡単なんですけど、多分ですが、こっちに知らせが来るのは、冬の10日くらいにはなるんじゃないかなとは思っていますね。そのくらいには粘られるとは思うので、こっちを分厚くするのはまだ、ですかね。戦力的には、こっちの方が多いんですけどね。ここを落とすのに、時間がかかり過ぎました。男爵家がこんなにも使えないとは思っていなかったのが敗因ですね。となると、こっちの作戦も計画変更しないといけないとは思うんですよ。やっぱり辺境伯家の力が必要になると思うんですよね。こっちから攻めるだけじゃあどうしようもないとは思います」
「ここだよね? ここからこうやって攻めると、どうしても男爵家の兵力を当てにしないといけないからなあ。それは負けるのが目に見えているから止めるとしても、こっちからこうするのはどうかな? こっちからならまだ戦力を引き抜いでも……いや、ここが城塞都市なのか。要塞都市よりも堅固なんだよね。デレイエ子爵家が城塞都市まで作っているのは予想外だったよね。本来であれば、侯爵家が用意する様なものだよ?」
「それだけ財政的に余裕があったと言う事なんでしょうね。何かの特産品があるのかもしれないです。まあ、そんな事は良いとしても、ここから引き抜くのは有りかもしれないです。どちらにしても、城塞都市を落とすのであれば、全部を落としてから囲む必要があるので、時間はかかりますが、ここは放置して、こっちから落とした方がいいですね。コンラート兄さんの案を採用しましょう」
「いいのかい? ここの守りを捨てることになるんじゃないの?」
「いえ、出て来てくれるのであれば好都合ですね。野戦に持ち込めるのであれば、伯爵家の軍の方が強いとは思いますので。ですから、ここに関しては、初めから籠城するんじゃないですかね。その方が安全だとは思いますし。なので、こっち方面から削り取っていく方が良いという判断ですかね。数だけ多い男爵家は、この際無視して、落とした町の管理だけしてもらいます。そのくらいには男爵家の兵士はあてにならないですし、伯爵家の兵士の質を信じるしかないですね。ここに準男爵家が幾つか配置されているとしても、守りに関しては問題ないとは思うので。何とかなるとは思いますね」
「そうかな? まあいいや。それならこっちだよね。こっちはどうする? 全く攻めないってのも問題じゃないかな。鬱憤が溜まると思うし、何処かで攻撃した方がいいんじゃない?」
「戦略的には攻めたくないんですけどね……。感情を無視しての戦略は破綻する可能性がありますし、そもそもそこまでの練度が無いとは思うので……ここですね。攻めるならここでしょう。これなら伯爵家の援護も出来ますし、こっちからの援軍は無視しても良いとは思いますね。そこから、こうやって攻め込んで良ければ、ここを包囲する事が可能になります。包囲してしまえば、落ちることは確定ですので、攻めるならここです」
「それならこっちからの兵士はここに集めた方が良いかな? ここが終わり次第、次の戦場にいかないといけないんだしね。無茶は無茶かもしれないけど、ここの戦力を余らせるわけにはいかないし。寧ろ戦力では勝っているんだから、押さないとね。勝っている時に必勝の策で動かすんだよね? ここなら必勝だろうし、いいんじゃないかな」
「そうですね。ここなら問題ないとは思います。ですので、ここからこういう感じで攻めて貰って。ここで止めてくるとは思うんですが、ここまで良ければ、こっちが優勢になりますし、こんな感じで動いてもらえば、一気に領地が広がるとは思いますね」
「うん。じゃあ、これで行こうか。後は、情報が足りないかな?」
「そうですね。情報が足りませんので、ここまでの内容を纏めて貰って、デイローレル侯爵家に提出しますか。……これをやれるのも、秋までなんですよね。冬になれば、俺たちも動くことになるんですから。そこからは、自分たちで考えて貰わないといけなくなるんですけど……」
「大丈夫じゃないかな。あそこまで押し込めれば、寧ろ負けないんじゃない?海も確保できているし、問題にはならないとは思うよ。まあ、問題があるとすれば、こっちの戦力じゃないかな。何処まで食い込めるのか。それの勝負になってくるとは思うけど」
そうなんだよな。男爵家の戦力が当てにならないように、準男爵家であるオーテルージュ準男爵家の戦力もあてにならない可能性があるんだよ。いや、そこまで弱いとは思っていないんだけど、可能性としてはあるんだよな。相手は子爵家。多くの男爵家が子爵家を前にして破れてしまっている。その中で、異様に活躍できるのかって問題はあるんだよな。出来れば勝ちたい訳で。圧勝したい訳で。この戦力が普通って言われたら、結構厳しいものがあるんだよ。どう出てくるのかな。




