責任の重み
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秋の48日。軍師気取りな事をやり始めて何日も立ったが、基本的には男爵家の戦力は当てにならないことがよく解った。何度も何度も修正しているが、基本的には、男爵家の兵力ほど当てにならない。そもそも聞いていた数と違ったり、武器が鉄のものがないと言われたり。そんな感じだから、本当に数だけなんだよな。防衛をさせるのだって、弓は欲しい訳で。そんなものは持っていないと言われたら、何をしに町に籠ったんだって言いたくもなる。だから、男爵家の兵士に関しては、何処かの兵士とセットにして考えて、戦力も3分の1くらいと仮定した方が良さそうな感じなんだ。
そうなってくると、盤面が大きく変わる。味方がこんな状態なんだから、敵兵も似たような感じなんだろうというのが予想できるわけだ。それなら、ここからの援軍は当てにならないから放置してもいいとか、ここはそもそも援軍無しで考えてもいいかとか、ここなら思った以上に簡単に落とせそうだとか。戦略がどんどんと切り替わっていく。因みに、準男爵の兵士は当てにしない。そもそも居るのかどうかも解らない。基本的には準男爵の標準が2000人の領民なんだ。それの2%くらいは兵士だとしても、40人しか変わらない。男爵家が大体20000人程度の規模で、使える戦力が100人から200人なんだ。準男爵家なら、40人からどれだけマイナスされるのか。基本的には10人使える人が居れば多いかなって感じである。
そうなってくると、オーテルージュ準男爵家の異常さがよく解る。戦力として数えてもいい人口が600人くらいになるからな。まあ、全部は出せない訳なんだけど。まだまだ子供も居るし、兵士には向かない狩人も居るからな。出せても450人が限界である。そんな事を考えていたんだけど、450人で何とかなるかどうかって規模の子爵家がやっぱり強いよな。子爵家になると、途端に戦力が多くなる。大体1200人くらいは使えるのだ。防衛ならって感じだけどな。その内500人から800人が冒険者なんだよ。冒険者では、攻めには使いにくい所がある。土地勘がある町の防衛の方がいいんだよな。兵士はそんな事も考えて訓練はするんだろうが、冒険者は基本的には魔物退治がメインだからな。対人戦がメインでは無いんだよ。まあ、それでも攻めに運用するんだけどな。そうしないと手数が足りないから。
「……この分だと、案外、ロッジ伯爵は残りそうなんですよね。何とか防衛できそうではあるんだよな。それならそれで良いとして、こっちのカーマイン伯爵家なんだけど、何とか冬の頭には落とせると思うんだよね。早ければ秋には落とせるとは思ったんだけど、男爵家の兵士が使い物にならないから、基本的にセット運用が必須なんだよな。それじゃあ辺境伯家の軍がメインになるし、男爵家の兵士の役割が無いんだよなあ。けど、戦力を遊ばせておくわけにもいかないし。運用できるところで運用していかないといけない。そうなると、ここでの運用がメインになる訳で。まあ、こっちはデレイエ子爵家を落としてもらわないといけないんだけど、男爵家が7つ分で、やっと1つの戦力になるかどうかなんだよな。こっちにも辺境伯家の戦力を引っ張ってこれないか。そこまで遠くは無いから、連れていけるとは思うんだけどな」
「大体は予想通りなんだよね。でも、ここが予想外にも敵が集まってきているよね。まあ、戦力的には大丈夫なんだろうけど。公爵家が守っているしね」
「まあ、ここは問題ないとは思うな。守りやすい土地ではあるし。そもそも要塞都市だしな。大丈夫だとは思うけど、なんでここを攻めないんだろうか。こっちよりも簡単な気がしているんだけど」
「うーん。道はあるんだよね? 何回か攻めてきているのはそうなんだし。ちゃんと撃退しているから、問題は無いんだろうとは思うけど。けど、要塞都市を攻めるくらいなら、こっちを攻めた方がいいよね?」
「そうなんだよな。確かに要塞都市を攻略出来れば大きいんだけど、攻略出来ないように要塞化してあるんだから、普通なら迂回するとは思うんだけどな。でも、それはこっちも言える事ではあるんだよな。命令無視する家があるとは思わないじゃん? 仮にでも侯爵家が命令を出しているのに、無視して戦場を自分で選ぶ馬鹿が居るとは思わないじゃないか。まあ、普通に敗走したけどさ。何のために勝てる戦場を選んでいるんだとは思う訳で。勝てないから行くんじゃないっていう命令を無視して行くんだから、当然のように褒美は無しだよな。その辺の事も進言しておかないといけないとは思うし。無駄に兵力を減らされて、こっちも困るんだよ。ちゃんと動いてくれれば、そこそこの戦果は約束できるんだしさ」
普通に命令無視が常習化して居るのか、そもそも指示が来ることなんて無いから、無視しても問題ないと思われているのか。馬鹿な奴はマジでどうしようもない。まあ、敵の計略の可能性もあるので、一概に馬鹿だとは断定できないんだけど、普通に命令通りに動けよとは思う訳で。何のために魔族を伝令に使う様に言っていると思っているんだ。敵の計略じゃないよって解りやすくするためなんだよ。そもそもお前は魔族救済派だろうがとは思う訳で。なんで簡単に命令無視をやらかしてくれるのか。それが解らない。要塞を正面から突破できると思うんじゃねえ。要塞化されているんだから、落とすには苦労するんだよ。それくらい考えれば解ることだろうがと、叫びたい。
「でも、大分状況が良くなってきたよね。ここの戦況も安定したし、ここも負けてない。ここも攻め込まれては取り返すって作戦が上手くいっているし。いいように転がってきているよね」
「本当にそれはいい事だよな。作戦がしっかりと嵌まっている。これでこの戦線は安定したと思ってもいい。というか、全体指揮を執る人材が居ないのは問題だよな。普通に考えたら、盤面上で戦う人材が居ても良いとは思うんだけど。ただ単純に力任せで戦うものじゃないんだよ。戦争ってのは、1人は俯瞰して物事を見る人材が必要だ。内戦だって戦争なんだから、そう言う事をしないといけないのは当然の事ではあるんだけど」
「まあ、出来る事と出来ないことがあるのは仕方がないんじゃない? そもそもそうやって考える人が今まで居なかったんだから、これからも出てこないんじゃないかな。ここに1人出てきたけど」
「俺だけが出来ても意味がないというか。というか、指揮官ならこの位は出来ろよとは思わないでもないんだけどな。貴族なんだから、できても良いとは思うんだけど。普通に教育でやることだとは思うんだよな。特に軍のトップになるような人なら猶更だけどさ。なんで準男爵家の末席の意見が通るんだよ。献策してみた方がいいんじゃないかなと、軽い気持ちでやってみたらこれだ。全体指揮ってかなりの負担があるんだよ。人の生き死にを変えてしまう可能性があるんだから。何度ミスしたことか。それで何人死んだ。そんな責任を背負いきれないからな」
俺が出した作戦で、何人が死んだ。勝てたのはいい事だ。内戦が起きたんだから、勝たないと死ぬことは解っている。だが、勝っても人は死ぬ。戦略的に人は動かせても、戦術は各々に任されているからな。それで何人が死んだんだ? その死を背負いきれる覚悟はあるのか。そんなものは無い訳で。結果的に軍師のような事をやっている訳だが、責任は持てない。だから、軽々しい命令は出せない。今日も何人も死んだんだろう。明日も何人死ぬのか。怖くなってくるんだよ。




