内戦が早まりました
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夏の81日。ビューヘルム準男爵家から文書が来なくなった。紙の無駄だと、漸く気が付いたのかね? 随分と無駄に使ったような気がしないでもないんだけどな。こっちとしては、夜の会議で楽しませてもらったから十分だ。罵倒を繰り返していたのが印象的だが、もうちょっと詩的にならないものなのか。貴族らしい文章で戦えばいいのに、5歳児くらいの喧嘩の内容でしかなかったからな。よくもそこまで馬鹿な文書を公開できる物だ。それも一種の才能なのかもしれない。
まあ、色々とあるんだろうけど、ヨナターク子爵も大変な思いをして居なければいいが。……いや、文書が行くのはこれからか。こっちはヨナターク子爵家に文書を出すことは何時でも出来るが、向こうはレイミール商会が来た時しか手紙が出せない。つまりは、ヨナターク子爵家に手紙を出すだけで、返事は来ないと言う事になる。返事が来るのは夏だからな。春には内戦が始まる予定なので、手紙を出すまでも無く潰れるというのが読みか。なるほどな。本来であれば、証拠文書として、色々と取ってあった訳だ。……煽り文書をヨナターク子爵に見せるのか。馬鹿なのかね? 一応こっちにも反撃の罵倒文書がある訳なんだけど、それもレイミール商会が来たタイミングで渡すか? それも面白そうだな。そうしてしまうか。ヨナターク子爵だって、娯楽は必要だろうしな。折角取ってあるんだから、レイミール商会に持っていってもらおう。楽しい事になってくれれば良いな。喜んでくれると良いな。
そもそもである。ヨナターク子爵家との関係がよろしくないのは、当然だと思わない方がおかしい訳で。いつ切られてもおかしくなかったレイミール商会の事の件もあるんだからな。なんでヨナターク子爵家に支持されていると思っているんだろうか。それが不思議でならないんだよな。縁は既に切れている。いや、初めから切れていたと言うべきか。初代から既に怪しいと思われていたんだから仕方がない。そんな思想で、なんで支援を止められないと高を括っていたんだろうか。それがよく解らないんだよな。そんな事をしたら、支援は止められて当たり前の話である。それが解っていないのが、よく解らなかった。
「すみません、アーミン様。貿易船の事でお話が」
「あれ? 何かあった? 備蓄が無かったとか、向こうからの要望があったとかは聞いてないんだけど? 前回の時に、そんな事は無かったよね?」
「無かったですね。というか、お手紙です。コンラート様宛に、ヨナターク子爵からだそうです」
「コンラート兄さんに? ……悪い予感がするな。解った。とりあえず、ありがとう。持ち場に戻ってくれ。こっちの要件は把握したから」
そんな訳で、手紙を持ってコンラートの元へと向かった。何が書いてるのかは知らないが、嫌な予感がする。こんな時に手紙が来るって事は、内戦関係の話であると言っているようなものだな。何かしら書かれているんだろうけど、流石にそれをこっちが読むことは出来ない。素直にコンラートに渡すしかない訳だ。まあ、内容はその場で聞けば良いとは思うけど。
「コンラート兄さん。ヨナターク子爵からお手紙です。先ほど届きました」
「解った。読んでおくよ」
「いえ、今読んでもらってもいいですか? 内容を知りたいので。多分ですけど、悪い知らせですよ。内戦絡みの話じゃないかなって思っているんですけど」
「そう? まあ、いいけど。……。……。……なるほど。アーミンの予想が当たったね。内戦の話だね。悪いかどうかと聞かれれば、悪い方向でもあるけど、いい方向でもある。とにかく言えることは、内戦が前倒しになった事かな。予定では、冬の30日くらいになりそうだって。移民を受け入れるのであれば、それまでにしておくようにって言われているね。……移民の受け入れはどの位だったかな? 時期が被っていたよね?」
「移民の受け入れは、冬の10日と30日を計画していましたね。となると、前倒しにしないといけないから、秋の90日と冬の10日にしないといけないかな。ギリギリですけど」
「そうだね。もう少し余裕は見ておきたいけど、無理なんだよね?」
「無理ですね。平地が足りません。かといって、移民を受け入れないというのも無しですね。暫くは大きく受け入れられないって事になりますし、何とかしてこの次の移民は受け入れたいですね。そうしないと、結構内政が遅れることになります。内戦はそこそこの時間がかかるでしょうし、必ず勝てるという保証も無いので、出来る限り移民は受け入れておきたい所です。そうしないと戦力が少なくなりますからね。出来るだけの戦力を持っていきたい所ですし、次の移民には期待している所なんですよね。出来れば、狩人に出来る移民が多くいれば良いなとは思っていたんですよ。そうじゃないと、結構厳しい所ではあるので。兵士として、狩人を75班450人連れていきたいんですよね。前回の狩人の適性がある組が少なかったので、今回の移民に期待している所があったんですよね」
「うーん。戦力的には何とかなるとは思うけど、それでも移民は受け入れておきたいよね。となると、どうしようか? 何とかなりそうかな?」
「何とかはなると思います。前倒しにする事は可能ですね。しかし、冬場の内政が止まる時期に内戦が起きるんですか……。まあ、内政が止まっているからまだマシなのかな? 早く終わるのであれば、それに越したことはないですけど、そんな簡単に終わるのかって所なんですよね。終わらせるようにはするんですけど、結構厳しいとは思いますね」
「まあ、何とかしてほしいのはその通りなんだけどね? でも、内戦を止めるって方向では無理だとは思うから、そこまで頑張らなくても良いからね? まずはビューヘルム準男爵家から落とす。そこは確定だ。でも、その後の援軍については、どっちでもいいんだ。勝てれば嬉しいけど、そこまで無茶をして欲しいとも思っていないからね。気楽にってのはおかしいけど、それでも無事に帰ってきて欲しいかな」
「無事に帰ってくるのは当然の事なのでいいんですけど、それとは別に、戦果は欲しいので、攻めますけどね。無論、相手の出方次第で変えるんですけど、それでも確実に町の1つは落としますから。ただ、落とすのはいいんですけど、維持が出来るのかどうかなんですよね。占領を続けないといけないってなってくると、厳しいものがあるので、とにかく貴族狩りをしようかなって思っているんですよ。いい所までは行けると思うので、それは行くんですけど」
当然だが、戦果は欲しい。なので、一気呵成に攻め立てるんだけど、冬の内政事情があるからな。占領をヨナターク子爵家に任せる形で、攻め続けられればなとは思うんだよ。何処までも攻めの姿勢で行く。それは確定している。なので、危ない事も勿論だがするんだよ。そうじゃないと、終わらないからな。向こうが待ったと言うまで攻め込んでやる予定なんだ。
必ず勝つつもりで戦争はするべきなんだよ。戦略を描いて、その通りに実行する。それが出来ればいいんだよな。……問題は、戦略を描けても、戦術が追いついてこない事なんだよな。それに関しては、クルトを信用するしかないとは思う。俺は戦略通りに動く。それでクルトには戦場での指揮を頼みたいと思っているんだ。兵の動かし方なんかは、俺よりも上手いとは思うんだよ。軍事方面に力を入れていたクルトなら、何とかしてくれるとは思うんだよ。多分だけどな。出来るかどうかは、やってみないと解らない。




