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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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文句の手紙が届く

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 夏の58日。特に何事も無く内政は続いている。マチラセ村では、かなりの住宅が出来てきたしやっと村って感じになってきている。いい事だ。この調子なら、後2年くらいで住宅が全部建て終わるんじゃないかなって思うんだよな。そのくらいには住宅が建てられている。700人くらいの村になるんだからな。結構な数になるとは思うんだよ。けど、そのくらいは居て貰わないと困る。少なすぎても、今後に支障が出てくるだろうからな。村の規模なんかは、後からは変えにくいし、最初からある程度の規模を準備しておかないといけないとは思っているんだよ。それくらいは出来ないと不味い。今後の事を考えれば、色々とやっていかなければならないことが増えてくる。だから、夜の会議でもいろんな意見を出し合わないといけないんだけど、面倒ごとが遂にやってきた感じだな。


「ビューヘルム準男爵家から手紙がやって来たよ。独立なんて許した覚えはないってね。まあ、ヨナターク子爵家も王家も認めた事だから、事細かくは言えないみたいだけどね。まあ、未練たらたらで手紙を送ってくるくらいなんだから、少しは良かったんじゃないかなって思うけどね。これで完全に無視される方が面倒だったというか、ここまで動いてくれれば、色んな事の動機になるし、これで動きやすくなったのは事実なんだけどね」


「既に反論の手紙は書いたんですか? 書いてないなら、魔族が住民の土地を独立させるくらいはいいじゃないか。その方が手間が省けていいだろう? くらいには送り返してやりたいですね。明確に魔族排斥派だろって決めつける方が良いとは思いますよ。その方が面白そうではありますし」


「ですわね。こちらに分があるのは事実。煽ってあげる方がいいでしょうね。その方が明確に敵になりますし。領地で仲良くする事はないって宣言をしておいた方がいいでしょうね。どうせ仲良くなんてするつもりはありませんので、大きく啖呵を切っておく方がいいでしょう。そもそもが魔族なんて住民と思っていなかったのでしょう? っと、大きく出てしまえばいいのです。それが事実でもありますからね。向こうが何を考えているのかは知らないですが、敵対しておいた方が、内戦の時のいい訳にもなりますし、煽ってしまいましょう。完全に縁を切る感じで動きましょう」


「全く。2人とも容赦ないね。まあ、その方向で書こうとは思っていたからいいんだけどさ。どうせ魔族の事なんて考えてなかったですよね? って言ってあげる方が良いとは思うし。優遇していたんだって言ったのであれば、なんでオスカー兄さんを当主に選んだのかと追求も出来るしね。まあ、向こうはこっちの事を過小評価してくれているから、簡単に攻め落とせるとは思うけど。クルト兄さんがこっちについてくれているからね。軍事関係に疎いオスカー兄さんとウルリケ姉さんなら、簡単に倒せるとは思うし。楽勝過ぎて、功績にならないだろうし、その点は大きく評価される事なんて無いとは思うけど。けど、決別はしておきたいしね。この機に乗じて減らしておくのもいい事だとは思うし、なんなら盛大に煽って、煽り返してくるくらいの文章にはしたいとは思っているよ。そのくらいで丁度いいんだろうしね」


 うむうむ。そのくらいで丁度いいとは思うぞ。敵対してますってアピールする事は大事だからな。向こうはリスクも無いと思っているのかもしれないけど、こっちにだって情報網があるって事は知っておいてもらいたいよね。内戦の事を知っているのかどうかで、手紙の内容は変わってくるとは思うんだけど、どうなんだろうな。楽しい楽しい内戦が起きた時、向こうがどのような反応を見せてくれるのか、楽しみだよな。なんて反応をしてくれるんだろうか。こっちは攻める気満々なんだから、簡単に落として見せるんだけど。捕虜としての扱いも、しなくていいんだから楽ではある。まあ、ヨナターク子爵家に対して、面倒を押し付ける事にはなるんだけどな。その辺は御免なさいとしか言いようが無いんだけど。ビューヘルム準男爵家を引き取ってくれる家があるのかどうかだよな。あればいいよね。無いとは思うけど、法衣貴族として欲しい家もあるかもしれないし。


「内戦は次の春ですよね? 早ければですけど。その時には一気に攻め上がって、功績を上げてしまわないといけないとは思う訳ですよ。その辺はこちらに任せて貰えれば、何時でも行ける準備はしておくんですけどね? 既に戦力は整っていますし、秋でもやってやれるとは思うんですよね。何とかして、逃げる算段を付けられても嫌ですし、内戦がとっとと始まってくれれば良いとは思うんですけどね。そうしたら一気に勝負を決めてやろうとは思っているんですよ。コンラート兄さんも、功績が多い方がいいでしょうし、ヨナターク子爵家の援軍という体で、相手の領地をこれでもかってくらいには落としてやろうと思っているんですよね。その時には、クルト兄さんにも功績をちゃんとあげてくださいね? 初めから味方になってくれているんですから」


「勿論そのつもりだよ。けど、アーミン。基本的には危ない橋を渡るのは止めてよね? 出来れば功績は欲しいけど、それでも危ないと思ったら、引くのも手なんだから。ヨナターク子爵家に負けられるのは問題があるけど、無理して勝たないといけない訳ではないからね? 無茶な事をして、大怪我をされても困るんだから。まずは無事に帰ってくる事を優先しないといけないよ?」


「任せてください。引き際は弁えるようにしますから。それでも、半分くらいは落としてしまっても問題無いんですよね?」


「問題ないわね。どんどんと落としなさい。いいかしら? 基本的には領地を総取り出来るのであれば、してしまった方がいいの。交換で返せっていわれるかもしれないけれど、仮にケインズ子爵家の領地を全て落としてしまえば、ヨナターク子爵家は伯爵家になれるかもしれないのよ。それを積極的に狙うのはいい事だわ。ヨナターク子爵家だって、領地が大きくなればなるほどいいんだものね。だから、盛大にやりなさい。仮にでも貴族家を背負っているのです。援軍とは言っても、オーテルージュ準男爵家の全軍なのですから、負ける訳にはいかないのです。強さを見せつけてしまうのです。それでこそ、準男爵位を貰った意義が出てきますわ」


「カタリーナ姉さんも煽らないの。出来れば、皆が帰ってくるようにしたいんだからね? 無理な行軍は止めて欲しい所ではあるんだから。そんな事をしなくても、ヨナターク子爵家は守り切れると思うし、こっちが準男爵位を貰ったのは、内戦の為では無いんだからさ。確かに功績はあった方が有利になるけど、それでもなんだよ? そこまでして欲しいものでも無いんだから、無茶はしないでほしいんだよね。出来るだけ無難に終わらせてくれればいいんだよ」


「そんな事を言っている場合でもないわ。大勝よ。大勝するの。それで、オーテルージュ準男爵家の強さを知らしめるのよ。それでこそ貴族というものです。戦場に功績を求めに行って何が悪いというのですか。そのくらいは出来なければ駄目でしょう?」


 カタリーナの言う事も一理あるんだよな。何のために準男爵家を興したのか。そのことを考えれば、ある程度の活躍は必須になってくる。魔族救済派としての実績が必要になってくる。その為には、結構戦場で暴れないといけないとは思うんだよな。そのくらいは出来ると思うんだから、猶更なんだけどな。

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