表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベリーベリーベリー  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/165

学校建設

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 春の70日。コンラートが帰ってきたので、学校についての話をした。教育機関を作るべきだと言う事を進言した。そして、何とか理解を得られたので、学校を作ることになった。樵には話を通してある。その為の土地も確保してある。なので、後は作るだけなのだ。それを急いで作って貰う。次の移民が来る前に、終わらせてしまうのだ。学校では、文字の読み書きと計算、魔法を教える。それで何とか1年で覚えて貰って、次の代の育成をすると。そんな感じで育てていくんだ。その時に、文官候補は引き抜くつもりだ。文官は多い方が良い。今後の事も考えれば、文官は多いに越したことはないからな。いろいろと内政をしていくんだから。文官が多くて困ることは殆どない。金銭的な面で問題が出てくることが多いんだけど、そもそも社会主義である。金銭に関しては問題無いんだよ。無ければ出せないだけなんだから。


「学校か。まあ、普通村には無いわな。町にはあるんだがな」


「ああ、やっぱりそうですよね。町にはあるんですよね。となると、村から出てきた人たちは、まずは学校に行く所から始めるんですか?」


「いや? そんな話は聞かないな。まあ、冒険者ならそのくらいのことは出来なくても何とかなるんだろう」


「ええ……。そんな訳ないでしょう? 普通に文字が読めないと依頼文も読めないじゃないですか。報酬も読めないですし、普通は読めるようにしますよね?」


「そんなもん知らねえな。学校はそもそも町のやつのものだからな。村ではどうしてるのかなんて知らねえ。まあ、子供にはある程度教えたけどな? わざわざ学校を作って教えようって村は、中々ないと思うぞ。そもそもそんな金がねえからな」


「教育しない方が問題だとは思いますけどね。出来る事と出来ない事の判断もつかないじゃないですか。そんな状態で、よくもまあ町に出ようって思いますよね。それなら村に居た方がいいんじゃないですか? そもそも町を知らなさすぎるとは思うんですよね」


「舐めてるんだろうな。町なら仕事があるってよ。そもそも魔族が町に行くことはほぼ無いからな。だからここだけ人口が多かったろ? 他の村に比べてよ。この村で、出て行くやつらは、人間が殆どだったからな。現実を知っている親世代が残っているんだから当然の事ではあるんだがな? 無茶な事をやるのも、若者の特権だ。無理無茶無謀に挑戦するのも、若者なんだよ。それで成功するやつは、殆どいねえけどな。大体は失敗する。そして、スラムに落ちる訳だ。その町の貴族がいい奴なら、まだ救われるかもしれないけどな。隣の町の貴族様はいい人だからよ。代替わりしてどうなったかは知らねえが、根はいい人なんだよ。だから、何とかしてくれてるんだろうさ。何処でどうやって生活しているのかまでは知らねえがな。生きていけるだけの事はしてくれるんだろうさ。魔族にも優しい貴族様だったんだからよ」


「ヨナターク子爵は、いい人だとは思うが、全員を救えるのかと言われたら、難しいからな。でも、何とかはしてくれているんだろうとは思う。生活に困るような事にはならないとは思うんだけどな? それでも、冒険者としては生きていけないだろうし。人に迷惑をかけることになるんだから、初めから教えておいた方が良いだろう? それに、魔法が使えれば、冒険者としてもやっていけるだろうからな。学校で色々と教えてやれば、町に出ても生活が出来るようになるはずだ」


 事前に教えておけるのであれば、教えておいた方が良いだろうからな。村でも文字でやり取りできるように成れば、一気に色々と出来るようになるからな。文字の読み書きくらいは出来てくれよなとは思う訳なんだけど、それも一種のスキルだからな。出来ない人はとことんできない。出来るようになるまで、何とか努力をしないといけないんだよ。努力の方向音痴でない限りは、努力で何とかなるんだからな。努力の方向音痴は、何とか矯正しないと難しいんだよな。努力の方向が間違えているんだから、どれだけやっても意味が無いんだよ。


「まあ、何とかしてやるつもりなんだから、学校を作るんだろう? 若い奴を何とかしてやれよな。使い物にならない奴らは、仕事が出来ねえんだからよ」


「それは当然だな。最低でも数の計算は出来るようにならないと、お金の使い方も解らないって事になるからな。……こんな村だから、お金を使う場所が無いんだし。お金は有限だ。無限だと思って使い込んだら間違いなく破産する。それでは問題しか出てこないからな。出来る限りの事は教えるつもりだ。そうじゃないと、ヨナターク子爵に迷惑がかかる。……まあ、出て行く人は絶対に出てくるからな。その時のためにも、ある程度の支度金を用意してやらないといけない訳なんだけど、この村って、金を使う所が無いからな。金の使い方をどうやって教えるのかなんだよな……」


「それは、まあ、何とかなるだろ。痛い目を見ないと覚えねえ奴も居るからな。痛い目を見せておけばいいんだよ。無理やり知識だけ詰め込んでおけばいい。後は自分で何とかするさ。何ともならなかったら、帰ってくればいいんだからよ。痛い目を見て、覚えりゃいいんだ。何もかもを教えるってのは、難しいとは思うぞ?」


「そうさせないために、教育をするんだけどな……。まあ、確かに、痛い目を見ないと覚えない人は居るけど。でも、それで死なれても困るからな。何とか生き残って貰わないといけないんだし」


「無理して死んだ奴は仕方がねえのさ。無茶をするのは若いのの特権なんだからよ。歳を取ると、出来ない事と無理な事の分別がつくようになるからな。冒険はしなくなるんだよ」


 それはそうなのかもしれないけど、それでも何とか教育してやることで、その冒険を止めさせないといけないんだけどな。無茶な事をやらない方がいいんだから。出来ない事は出来ないと、見切りを付けられるようにならないといけないんだよな。……難しい事ではあるんだけど。かなり難しいからな。人生の2周目でも、まだよく解らない分野とかはあるしな。特に魔法なんて、前世では無かったから、何が出来て、何が出来ないのかが解らない。それに関しては、俺も覚えていくしかないんだよ。こんなことも出来るのかって事が、後から解ることもあるんだからさ。


 その辺に関しては、教えて貰わないと解らないとは思うんだよ。でも、教えてくれる人が居ないんだから、問題があるんだよな。魔法なんて口伝というか、イメージなんだから、どうやって伝えれば良いものなのかが解らないからな。見せても、イメージが出来なければ、同じ魔法にならないんだ。そんな状態だから、魔法の使い方について、もっと真剣に教えてくれる人を探した方がいいのかもしれない。もしかしたら、技術的な何かがあるかもしれないんだから。理論で教えてくれる人を探せるんだろうかね? 居るのかどうかが解らないんだけど。皆、感覚で使っているんだろうか。研究者を探さないといけないのかもしれない。


 それか、作るかだよな。魔法研究所を。そんな場所が本当に必要なのかって話ではあるんだけどな。でも、学校が出来たら、その先も見据えておかないといけないんじゃないかって思うんだよな。学問を極めていく人たちの学び舎も、必要なんじゃないか。そう思う次第なんだよ。まあ、難しい所ではあるけどな。目標が定まっていないんだから、何をしたらいいのかが解らないって状態になりかねないんだよな。こっちである程度、研究内容を決めておいてやらないと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ