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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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麦の収穫が始まる

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 春の39日。コンラートは無事に帰ってきているだろうか。それともまだ王都に居るんだろうか。その辺は連絡が出来ないからな。スマホが欲しい所である。連絡したいことは沢山あるんだけどな。出来ないから、こっちである程度決めていかないといけない。なお、移民については、そろそろ出発するつもりであると言う事を聞いている。予定では春の50日の夕方に到着するらしい。牛の速度で移動するから、少しばかり遅れるかもしれないとは言われているが、それは仕方がない事だからな。雄牛も牝牛も10頭ずつだ。本当は牝牛が多い方がいいんだろうけどな。まあ、肉にする関係もあるので、雄牛が多くても問題無いんだけど。


 それよりも、既に麦の収穫は始まってしまっている。この分だと、急げば7回目も収穫できるかもしれないという感じにはなってきているんだよな。40日で1回だとすると、7回で280日。冬の10日くらいにはまだ育つと信じれば、7回は収穫できるようになるんだよ。そこまで早くは出来ないかもしれない。けど、今度からは農耕に馬と牛を使うからな。耕す速度が一気に早くなる。10日くらいは短縮できるんじゃないかって説も上がってきているんだよな。まあ、無駄にはしないので、7回目も植えてみるつもりでは居るんだけど。7回も麦が収穫できれば、一気に移民を受け入れることが出来るようになるんだ。本当に、魔法様様である。本当になんでこんな魔法が存在しているのかが解らないからな。


 魔法はイメージ。何でもできる、魔法の技術だ。なんだか別の意味としても採れるような気がするが、気のせいである。マジで意味不明な技術ではあるからな。なんでそうなるのかが解っていないんだから。なんでも何も、全部イメージなんだよな。魔法があれば、何でもできるんじゃないか。そう思うくらいにはおかしな技術だと思うぞ。どうしてこれを広めないんだろうな。他の貴族家の人たちは、なんで魔法を広めないのか。生産性だって全然変わってくるんだ。魔法無しで農業をしていたら、1回しか麦が収穫できない。それが、魔法があれば、3倍程度の収穫が期待できる。だから、農民に魔法を覚えさせるべきなんだよな。


 まあ、問題はあるんだけどな。魔力をどうやって感じさせるのか。それが問題なんだ。俺みたいに強制的に魔力を動かして見せれば、簡単な話ではあるんだろうけど、そんな事をやる人が居ないんだからしょうがないだろう? というか、出来てしまったんだから仕方がない。結局はイメージで出来るんだから、こう言う事も出来るんじゃないかって思ったら、出来てしまっただけなんだよ。それを皆に教えて、ネズミ算的に増やしていっただけなんだよな。


 魔法は便利なんだ。便利なものは使い倒せばいい。使って悪い技術であれば、封印すればいいんだからさ。でも、こんなに便利なんだから、封印するのも違うだろうとは思う訳で。どんどんと便利になっていくよな。昔とは大違いだ。早くコンラートも帰ってくればいいのにな。色々と驚きがある毎日ではあるんだから。なんだかんだと3年目である。それなのに、新しい発見がまだあるんだからな。これだから内政は止められない。面白い。出来ることが多くあるなら、出来るだけやってしまえばいいのである。そんな感じなんだよ。出来ることを増やしていこう。やれることを増やしていこう。そして、内戦が起きた時に備えるのだ。内戦が起きれば、絶対に俺が出て行かないといけないんだからな。まあ、その時はクルトと一緒に行けば良いとは思うんだけど。軍事的な事はよく解らん。クルトが専門的な事を知っているんだから、使えばいいのである。味方なんだから、積極的に使っていけば良いとは思うんだけどな。


 そして、それとは別に、ちょっとしたことではあるんだけど、計画を進めている。これはコンラートが帰ってきてから本格的に動き出す予定では居るんだけど、そろそろ学校を作ろうと思う。文官もいい感じに育ってきたんだし、子供たちに文字と計算を教える場所を作ろうと思う。ついでに魔法も教える。色々と出来る様になれば、こっちも助かるからな。特に魔法は大切だ。筋肉魔法があるのかないのかで、全然効率が変わってくるからな。積極的に教えたい。


 学校は、大体1年間教えれば、ものになるとは思っている。文字と計算だけなら、そのくらいの時間があれば、十分だとは思う。あと、大人でも教えて欲しい人が居れば、積極的に教えるつもりでもある。覚える気がない人は、覚えなくてもいい。それでも生きてはいけるからな。学び直しをしたい人は積極的に受け入れるつもりなんだよ。そんな場所を作りたい。教師には、文官を充てる。文官の仕事が増えるんだけど、将来的には文官が増えて、1人当たりの仕事量は減るはずだ。そこから文官を引き抜けばいいんだからな。文官候補を作るためにも、積極的に学校を作っていきたいと思っている。町に1つは、流石に多いかなって感じがするので、5つくらいの村に1つの学校を作っていこうかなって思っているんだ。そうすれば、皆に教育が行き届くと思うんだよな。


 教育は大事なんだよ。例えば、この村を出て行って、ヨナターク子爵領で仕事をするとなっても、文字の読み書きも出来ない、計算も出来ない人を雇うのかって話になってくるからな。俺なら雇わないだろう。余程人手不足なら、教えながら雇うかもしれないが、そんな事はしたいとは思わない。出来れば、初めから出来ていてくれる方が良い。だから教育をするのだ。この村を出て行っても、何とかなる様にな。冒険者だとしても、依頼文を読めなければ困るだろうし、識字率は上げていきたいとは思っているんだよ。最低でも、家族に1人は出来るようになって貰いたい。そういう気持ちもあるんだよ。


 学校計画については、樵には話を通してある。そういう場所を作ることは伝えてある。だから、既に準備はしてもらっている。後はコンラートの許可があれば、何時でも作れるような体制にはなっているんだ。作らないって選択肢は無いからな。しっかりと作っていく。その為に、コンラートを説得するくらいはしてみせるつもりだ。まあ、事の重要性を解って貰えるとは思うが。コンラートだって、その方がいいと思ってくれるに違いない。文官を輩出するにしても、毎度毎度、文字から教えていては問題が大きすぎるからな。


 さて、後はコンラートが帰ってくれば、色々と動かしても良いとは思うんだよな。その辺はカタリーナでは駄目なんだ。基本的に、カタリーナは全権を委任されているんだけど、そこまで大きな選択に関わるつもりはないらしい。村が大きくなることには、既に了解を得ているんだけど、それ以外の事は、コンラートが帰ってきてからだと言われている。余りにも領分を侵しては駄目らしい。全権委任でも、出来る事と出来ないことがあるらしいんだよな。カタリーナの中では、って話にはなるんだけどな。


 色々と作っていかなければならない。やることはまだまだあるんだ。こんな所で終わってしまう訳にはいかない。まだまだ先に進むんだ。内戦があることは、承知している。それまでに、出来る限りの事をやってしまわないといけない。出来る限りとは、全力で内戦を終わらせることにも関わってくるからな。そのくらいはして当然の話である。まあ、何というか、ビューヘルム準男爵家にとっては、青天の霹靂になるんだろうけど、そんな事は知らないからな。

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