表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベリーベリーベリー  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

116/166

貿易交渉はした

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 冬の48日。貿易船の交渉はとりあえずはしておいた。3日に1度の訪問に出来るのかどうかだな。品物に関しては、砂糖がメインになるので問題はない。砂糖は今や無限に取れているからな。寧ろ取れ過ぎて困っているくらいではある。その分酒飲みどものガス抜き用の酒になるだけなんだけどな。そのくらいは仕方がないとは思っている。酒は十分にあれば良いって感じのものではあるからな。最低でも、ある程度の人数が飲めれば問題ない。そこまで必要なのかと言われると、微妙と答えないといけないよな。酒飲みどもの欲を満たすだけなんだし。


 だが、モチベーションを考えると、必要なものでもあるんだよな。酒を餌にしながら仕事をさせるんだから。酒がないと仕事が出来ない訳ではない。けど、酒があった方が仕事が捗るのは事実なんだよ。楽しみの1つや2つ無ければならないんだよな。それはよく解る。仕事にはモチベーションが必要だ。どれだけ苦しくても、その先に快楽があるのであれば、頑張れるんだよ。仕事で疲れたら、酒で癒すんだ。そんな役割ではあるんだよ。


 ただ、3日に1度にしてしまうと、酒も輸出候補に上がってくるんだよな。石鹸やチョコレートも候補なんだけど、酒が一番場所を使うからな。砂糖は瓶が必要になってくる。流石に砂糖を樽で運ぶのは、湿気が怖い。だから瓶がいいんだけど、瓶はそこまで多くは無いからな。ジャムにも使わないといけないし。そもそも砂糖がそれだけの量捌けるのかって問題もあるんだけど。砂糖なんて、貴族でも、1日1瓶は使わないだろう? そこまで使っていたら、糖尿病待ったなしなんだけど。普通に健康被害がデカいと思うので、砂糖は貴重品だけど、大量には使わないはずなんだよ。使わないよな? その辺の常識がどうなっているのかで、売り上げが変わってくるとは思うんだよ。


 まあ、船便を増やしても、売り物には困ることはないので、そこまで心配はしなくてもいい。寧ろレイミール商会が売りさばけるかの心配をしなければならないんだ。本当に売れるのかどうか。在庫を抱え込まないかどうか。それを見極める必要がある。売り手側は楽なんだよな。作った分だけ売ればいいんだから。そこから儲けようとしている人たちが、どれくらいの需要を見込んでいるのかで、色々と変わってくるんだよ。商売って思ったよりも面倒なんだよな。


「とりあえず、貿易船には、3日に1度で出来るかどうかは聞きました。上の判断でどうにかって言っていたので、どうなるのかは不明ですけど、多分何とかなるんじゃないですかね? 多少の在庫を抱え込むことにはなるんでしょうけど、ある程度は売れるとは思います。需要が何処まであるのかって事も考えないといけないんですけど、それくらいの需要はあると思うんですよね。問題は、レイミール商会が、需要のある場所まで商売に行けるのかどうかなんですよ。その辺が心配になってくる所ではありますね。無茶な事ではないとは思いますけど、価格競争にも晒されるんでしょうし、相手の商会が手強い場合は、こっちの利益を削る必要も出てくるとは思います。まあ、今の所、高すぎるので、ある程度に調整されれば良いなとは思いますけどね。今はちょっと儲け過ぎなので、この辺で価格競争をした方が良いとは思います」


「……需要が無ければ、売れないからね。需要があっても、競合する可能性は十分にあるって事でもあるんだし、こっちの利益が少なくなることについては問題ないかな。今の調子で稼ぐと、本当に申し訳ないくらいにはなっているしね。少しくらいは値段を下げても良いかなとは思うんだよ。まあ、その辺はアーミンがしっかりと交渉してくれるんだろうし、心配はしていないかな。出来るんだよね?」


「勿論です。まあ、こっちの利益は少な目で調整しようかなとは思いますけど。その辺のさじ加減については、こちらに任せていただければなとは思います。寧ろ今までが高すぎたんだって思ってもらえれば良いとは思いますね。こんな価格で普通に買えるとは思わないので。平民にも使って欲しいですし、売れれば問題にはならないとは思うんですよ。後はレイミール商会が何処まで儲けるのかって話になってくるので、その辺はあまり心配しなくても大丈夫ですね。商人が利益を捨てることはあり得ないので。そんな心配はこっちがする事ではありませんからね。こっちはどれだけ供給できるのかが勝負になってきます。需要は向こうが開拓してくれると思うので、こっちは供給を増やせるかどうかの勝負になります。まあ、移民が増えれば、必然的に供給が増えるんですがね。その為にも、船便の頻度を上げるのは必須だったんですよね。いずれは言わないといけないだろうなとは思っていたんですよ。ちょっと予定よりも早くなりましたけど」


「アーミンもしっかりと考えていていいですわね。私がやらないといけないことが少なくていいですわ。まあ、私に頼り過ぎてはいけないのですけどね。何時お嫁に出すのかは、決めていただかないといけないですし。準男爵になって、直ぐになるのか、ある程度の時間を置くのかは、そちらが判断してくれればいいですわ。政略結婚に思う事はありませんもの。それが貴族の務めですからね。その点はしっかりと考慮しておいてもらえればなとは思います」


「カタリーナ姉さんの相手については、ヨナターク子爵家との関係を考えて、ある程度の人に貰ってもらわないといけないよなとは思っているんですけどね。ですが、その話については、まだ先になるので、待ってもらえれば。カタリーナ姉さんが20歳になるまでには決めようとは思っているので、心配には及びません。然るべき時に、出て貰う事になりますから」


「それでいいのよ。ちゃんと駒として扱いなさい。その程度の事が出来ないで、貴族家の当主にはなれませんからね。ちゃんと自分たちの利益も考えつつ、動かなければなりませんから」


「解っているつもりです。それと、アーミンについてもですよね? まだ7歳ですが、10年後には相手を見つけてこないといけないですから。……僕に関しては、ヨナターク子爵家から迎え入れようかなとは思っているんですが、アーミンをどうするのかなんですよね。他の貴族との繋がりを作る方が良いのか、ヨナターク子爵家との繋がりをより強固にするのか。その辺が迷っている所ではありますね。アーミンは外に出て行くことは無いって自分で言ってますけど、外に出すことも視野に入れて考えては居るんですけど……」


「アーミンについては、悩ましいですわね。出来ればヨナターク子爵家とは別の家から迎え入れたい所ではありますが、ヨナターク子爵家の意向を無視する訳にもいきませんし、ヨナターク子爵家の寄子から選ぶのはどうですか? その方が良いとは思いますけど」


「そうなってきますよね。それ以外に選択肢がないかなって思っている所では居るんですよ。でも、そうなってくると、結構な距離を移動してもらう事になると思うので、色々と大変なのかなとは思いますが」


 結婚なあ。政略結婚になるのはどうしようもないんだよな。それは避けられない。避けてはいけない事なんだ。こっちにだって色々とあるんだけど、向こうにだって色々とあるんだよ。思惑が1つや2つあってもおかしくない訳で。普通なら、何処の貴族家から迎え入れた方がいいとかは、寄親が考えてくれることでもあるんだけど、ヨナターク子爵家がどの程度介入してくるかなんだよな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ