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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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コンラート成長する

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 冬の40日。とりあえず、色々とやらないといけないのはそうなんだけど、それでも春や秋に比べれば、やらないといけないことは減ってきている。俺も暇だから、見回りが増えているが、コンラートはそうでもない様子。なんだかんだと仕事が積み上がっているみたいなんだよな。……来年以降はこれ以上に仕事が増える予定である。文官も雇っているとは言っても、中々仕事が片付かないらしい。なので、最近は夜の報告会でも、コンラートが積極的に発言するようになってきている。いい事だよな。もっと主体性を持ってくれると、準男爵になったとしても、仕事が出来るようになるとは思う。


「だから、そろそろ移民を受け入れる準備をしないといけないとは思っているんだよ。アーミンが言うように、1500人くらいを呼ぶから、その為の準備だね。……なんだか魔法が便利に使えるようになったから、そこまで苦労はしないとは思うけど、一応は考えておかないといけないだろうし。それに、移民たちにも魔法を教えるんでしょ? それだって準備が必要になってくるし、直ぐにはって訳にはいかないからさ。予定では春の30日から60日くらいを目途に、移民を受け入れるつもりで居るんだけど、それで予定に狂いが無いかだけ確認しておかないといけないかなって思っているんだけど、どうかな? そのくらいの時期でいいと思うんだけど」


「コンラートがそう考えるのであれば、尊重しますわよ? 無茶なスケジュールでも無いとは思いますし、現実的な所ではあるとは思います。また、それと同じくして牛と馬、荷馬車も届く予定ですからね。色々とやらないといけないことがあるとは思います。それについてもコンラートに任せておけば良いとは思いますけれど、移民の受け入れに関しては、コンラート抜きで考えておいた方がいいのでしょうね。時期的には、そのくらいになるんでしょうし……」


「そうですね。父さんが準男爵を決めるってのが、その辺の事になるとは思いますし、そうなってくると、コンラート兄さんには、王都に行ってもらわないといけないですからね。移民の対応については、俺とカタリーナ姉さん、後は文官の人たちで何とかするしかないとは思います。樵用の斧に関しては既に準備をしている最中なので、移民が来るまでには間に合うとは思います。出来れば、魔法もその場で教えてしまいたいですが、そんな時間は無いと思うので、必死になって移民の住民台帳を作らないといけないんでしょうね。それだけでも1日以上はかかるでしょうし、なんだかんだと人口が増えますからね。出来ることが増えるのはいい事なんですけど、育てないといけないってなってくると、一気に難易度が上がりますね。これはコンラート兄さんが居なくても出来なければならない事ではあるので、こっちで何とかするつもりではあるんですけど」


「その辺はよろしく頼むよ。まあ、間違いなく、この春に結果が出るだろうしね。それまでの辛抱ではあるんだろうけど、そこからは自由にやらせてもらうつもりで居るからさ。別の家になるんだから、向こうの都合なんて考えなくても良くなるしね。色々とやってしまえばいいんじゃないかなって思うんだよ。出来ることはやっていけばいいんだよね。……その為にも、もう1隻、船を買おうかなって思っているんだけど、どう思う? 今の貿易の回数だと、ちょっと物足りなくなって来ていないかな? アーミンの意見も聞きたいんだけど」


「そうですね……。売り物が余ってきている状況なので、今後は貿易船を増やすってのはいい事なのかもしれないですね。それだけ売り物が増えてきたって事でもありますし、別にレイミール商会の商隊を待つまでも無いですからね。船を増やすのは有りだとは思います。ただ、それで問題があるとすれば、レイミール商会が在庫を抱えないのかって話があるんですよ。確実に売れるものでも、時間がかかるものと、そうじゃないものがありますから。特に砂糖なんて、そんな頻繁に売れるものでも無いと思うんですよね。それをレイミール商会が捌き切れるのかっていう問題は出てくるとは思います。であれば、船を増やしても一緒なのかなと。なので、検討はしてもらいますけど、確実に増やした方が良いとは言えないんですよね。……レイミール商会と別の商会と取引をするなら別なんですけど、それはレイミール商会との関係にひびが入ると思うので、出来れば止めた方が良いとは思いますけど……。それもレイミール商会と相談ですね」


「そうか。簡単には増やせないか。……レイミール商会の規模がどの程度なのかにも因るんだね。そうなってくると、今度王都に行くときには、レイミール商会もある程度見せて貰った方がいいのかもしれないね。規模的に大丈夫なのかとかも考える必要が出てくるだろうし。もしもレイミール商会が抱えきれないってなってくると、提携している商会を紹介してもらう事になるのかな? そうじゃないと、レイミール商会が損をする事になると思うし、それはこちらも望まないからね。出来れば、両者が納得できるとことで折り合いを付けないといけないとは思うし。まずは船便を7日に1回から、3日に1回に出来ないのかの交渉はしてみてくれるかな? アーミン、頼めるかい?」


「勿論です。利益があるのであれば、そのくらいの交渉は出来ると思います。ただ、向こうも準備が必要になると思うので、急いでは無理だとは思いますけど。そうですね。この春から、なら何とかなるんじゃないかなとは思います。急に船便を増やせと言っても、船だって予定があるでしょうし、その為に2隻目を買うんでしょうけど、まずは交渉してからですね。1隻で足りるのであれば、そもままでいいですので」


 コンラートがどんどんと積極的になってきている。いい事だよな。準男爵になるって事で、気合が入っているんだろうとは思うんだけど、いい方向に進んでいるとは思う。準男爵になれば、発言権は増えるんだし、出来る事も増えるはずだ。急ぐこともいいが、全体的に見ないといけなくなる。それを支えていくのが俺の仕事だ。コンラートには、立派な準男爵になって貰わないと困るのだ。そうじゃないと、俺が贅沢できないじゃないか。贅沢はいいぞ。今も十分に贅沢をさせてもらっているけど、それ以上を望むのであれば、どうしてもな。発展が必要になってくるんだよ。それを何とかして達成しないといけない訳だ。中々に難しくなってくるんだぞ? ここからは、人口が多い方が有利になっていく。だから、どれだけ多くの人を抱え込めるのかの勝負になってくると思うんだよな。


 準男爵になるには、ある程度のリーダーシップが必要になってくる。推薦でヨナターク子爵家とデイローレル侯爵家が押してくれるとは言っても、器でなければいけないからな。それだけの器を見せることが出来るのか。それにかかってくるとは思う。コンラートなら大丈夫だとは思うけど、何とかして準男爵に認められないといけないからな。先は長いように見えて短いんだよ。あと少ししか時間が無い。何とかして、コンラートを成長させていかなければならない。この春が勝負の時なんだ。2年間もあったんだから、準男爵家の当主の判断は出来ただろうとは思う。オスカーの見極めは十分済んだと思うんだよな。まあ、出来レースではあるんだけど。オスカーに価値を見出せなければ、クルトが準男爵になっただろうけどな。……流石にそんな事はしないとは思うが。順当にオスカーが選ばれて終わりだろう。

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