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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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魔法で生活を豊かに?

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 冬の32日。魔法で何とかする方法を編み出してしまったので、狩りの効率が上がった。そんな感じなので、燻製小屋も更に必要になるだろうという見込みになってしまった。食料は幾らあってもいいからな。だから、沢山用意できるように燻製小屋をマチラセ村に作ることになった。


 マチラセ村に作ることによって、今後の事も考えておかないといけない。使わなくなることもあると言う事なんだよ。開拓が進めば進むほど、外周部分に必要なものが無ければ、距離が遠くなっていく。それを避けるためにも、マチラセ村に作って、最終的にはアマシエ村の燻製小屋は殆ど使わないって事にしていけば良いとは思う。まあ、処理が追いつかないって事もあり得るので、暫くは使い続ける事になるんだろうけど。


 それで魔法なんだが、狩人たちが使いこなすのは解る。狩りで常時魔法を使うんだからな。でも、農民が魔法に段々と詳しくなっていっているんだよな。魔法であれは出来ないのか、これは出来ないのか。それを試して回っているらしい。生活を豊かにするには、魔法を活用した方がいいのは確かだ。確かなんだが、まさかそんな事で進歩するとは思わなかったんだ。


 初めは、あれば便利だなって程度だったんだろうとは思う。無ければそれはそれでいいんじゃないかと思っていたんだろう。だが、イメージで魔法が作れてしまう関係上、イメージさえしっかりしていれば、魔法なんて簡単に作れてしまう。だから、なんかよく解らない魔法で、仕事をしている人が増えたんだ。いや、いいんだよ? 選択肢が増えることはいい事なんだ。仕事だって、効率よく出来れば、かなり簡単になるからな。簡単にするために、魔法を使う。それはいい事なんだ。けど、それで成功するとは思わんだろう? 簡単に出来るのであれば、出来てしまった方がいいのは確かなんだけど、なんだかなあ。出来てしまえば、こんな簡単な事はないって感じなんだよ。


 例えば、砂糖だな。砂糖は、サトウキビの汁を煮詰めて、砂糖を結晶化させる必要がある。それをどうにか出来ないのかと考えたんだろうな。なんで煮詰める必要があるのか。そんな事をしなくても、砂糖を取り出せるんじゃないか。そう思ったんだろう。そういう様な魔法を作ったらしい。だから、今では砂糖を取り出すのに、火は使わない。魔法で何とかしているんだ。魔法で何とかなるのかとは思う。何とかなるんだから問題無いんだけどな。微妙に納得しがたいものがあるんだけど。


 そんな訳で、生活に魔法が組み込まれて行っているんだよ。完全に魔法文明化が進んでいる。得手不得手もあるから、確実にその魔法が使えるとは限らない。そういう人はその魔法を使わなければいいだけの話である。そんな感じで魔法の研究が進んでしまっている。……教えるのが簡単になってしまったからな。教えさえすれば、魔力を認識さえすれば、魔法は使えてしまうんだ。ある意味危険だとは思ったんだよな。不意に危険な魔法を作ってしまわないのか。そう思う事もあったんだけど、広めてしまったのは俺だからな。もうなる様になるしかない。魔法を組み込んで生活をするようになったんだから、それで良いんじゃないだろうか。危険な事故が起きるかもしれないが、それは魔法が無くても起こることだからな。今更魔法を禁止するのも馬鹿らしいので、放置で良いとは思う。今後、何か危険な魔法が出来てしまったら、何かしらの対処を考えなければならないとは思うけどな。厳重注意くらいはしないといけないとは思う。でも、その程度で良いとは思うんだよな。結局は、イメージで魔法を使うんだから、イメージがしっかりしていないと、魔法は使えないんだし。


 だから、魔法で犯罪をしようとでもしない限りは、放置する事に決めたんだ。魔法を便利に使えばいいんだよ。別に秘伝の技とかでも無いんだし。使えるのであれば、使った方が有意義ではあるからな。必ず必要なものでも無いんだから、イメージで魔法を使えるなら使ってしまえばいいんだよ。詳しい事は知らないんだから、詳細な魔法なんて出来る訳がない。そういうのは専門的な知識が必要になってくるはずだ。だから、多分だけど、問題は無い筈なんだよ。農民が農民として暮らしやすいように、魔法を使えばそれで良いとは思うんだよな。自分たちの生活が楽になる様に、魔法を使いこなせばいいんだよ。……こうなるとは思っていなかったんだけど、こうなってしまったんだから、どうしようもない。今更魔法を使うなとは言えないしな。管理なんて出来ないし。まあ、便利な魔法が出来たら、共有して、暮らしを豊かにして行けばいいんだよ。それでいいじゃないか。何か問題が出てから対処すればいいんだよ。


 そんな感じで、魔法文明的な進みをしているアマシエ村とマチラセ村なんだが、冬なのに仕事は山のようにあるんだよ。畑の仕事はなくなったんだけど、それ以外の仕事は沢山ある。砂糖を作らないといけないし、お酒も仕込まないといけない。雑貨を作る人も居れば、ジャムを作る人だって居るんだよ。冬は基本的に何もしないでいいという、暗黙の了解みたいなものがあったんだけど、仕事が出来るようになってしまったからな。石鹸作りもそうだ。オリーブが大量にあるから、まだまだ作ることが出来る。冬場にも仕事に困らなくなったのはいい事ではあるんだけど、忙しくなってしまったな。休みは適宜取って貰っているが、倒れないかが心配ではある。


 温室の完成も忙しさに拍車をかけているんだけどな。植物の成長を促す魔法によって、無限に収穫できるようになってしまったこともあるし、仕事は山のようにあるんだ。今まではこんなに忙しくなかったはずなんだけどな。いい事でもあるから、何とも言えないんだけど、どんどんと忙しくなっていくなとは思っている。忙しくなるのは農民なんだけどな。俺はそこまで忙しくはない。偶に、温室が壊れてないかとか、見に行くくらいなんだよ。温室は凄いぞ。紙って意外にも丈夫なんだなって思ったくらいだからな。……ちょっと薄暗いのは我慢しなければならないが、それでも冬でも農作物が作れるってのは素晴らしい事ではあるんだよ。一気に仕事が増えてしまったけど、それは仕方がない。チョコレートだって毎日のように作られているんだ。売り物に困ることなんて無いんだよ。


 そんな訳で、色々と出来るようになってしまったせいで、忙しくなってしまったんだよ。魔法が普及して、本格的に忙しくなってきたと感じるな。魔法が無ければ、忙しくなかったのかと言われると、違う様な気もするが、魔法が使えるようになったお陰で、仕事が捗っているのも嘘ではないからな。今まで出来なかったことが、できるようになる。それだけでも、一気に忙しさが増したんだ。温室だけの効果ではない。皆がなんとなく忙しくなっているんだよな。まあ、悪い事ではないのでいいんだけど。


 でも、休みは必要だから、しっかりと休む日も作れとは言ってある。休みがないなんて地獄でしかないからな。休みながら仕事をしてくれ。サボっているなんて言わないし。適度に休みを入れないと、体が持たないからな。長く仕事をやりたければ、休むことだって必要なんだよ。適当に休みを取って、またリフレッシュしてから仕事をする。そういうサイクルでいいと思うんだよな。そうでもしないと、ガチのブラックになるからな。社会主義がブラックじゃないってどうなんだとも思わないでも無いんだけど。

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