魔法を覚えたい
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秋の66日。方針が固まったのは大きい。普通にビューヘルム準男爵家を取りつぶすことが出来るのであれば、した方が良いからな。グロドツギの森の中に、主義主張が違う領地が2つあるのは望ましくない。そんな訳で、一気にやることが増えた訳なんだけど、今まで通りに進めば良いかなとは思っている。準男爵位を狙うのは当然だとしても、両親を捕縛しないといけないってなるのは心苦しいが、仕方がないよな。どう考えても敵対派閥に属する事になるんだから。……仮に、敵対派閥じゃなくなっていたとしても、滅ぼした方がいいので、どの道潰すんだけど。実は魔族救済派でしたって言われても、聞く耳持たずに討伐してしまえばいいんだよな。本当の所は、どうなのかは知らないし、どっちでもいいんだろうとは思う。けど、ヨナターク子爵家にとっては、コンラートにとってかわった方が、利益があるって事になるんだろうし、そこまで難しく考える必要は無いんだよな。どっちか解らない味方は、味方じゃないんだ。はっきりとした敵だと解ればいいんだろうけど、この際、内戦になった場合、旗色が明確ではないというだけで、敵対認定は可能である。実は魔族排斥なんてしてないんですって言っても、聞かなかった振りをすればいいんだからな。
そんな訳で、勝てる見込みしかなくなったので、軍事的に強化する必要が出てきた。ヨナターク子爵家の援軍に向かわないといけないんだから、ある程度の戦力にはならないといけない。ある程度の戦力とするにはどうすれば良いのか。俺的には1つ、考えがある。戦力の強化をするに、手っ取り早いのは、人数を増やすことだ。数は力である。だから、どんどんと移民を受け入れて、狩人を増やしていく。それは当たり前の事として、それ以外にも出来ることがある。質の向上だ。狩人のレベルをあげればいい。どうすれば上げられるのか。答えは用意してある。
魔法だ。魔法を使えばいい。恐らくだが、魔法はこの世界に存在しているはずだ。魔石があって、魔物がいて、魔道具まであるんだ。ここまでくれば、魔法があってもおかしくはない。問題は、魔法がどういうものなのかを知らないと言う事なんだよ。だから貿易船が来るのを待った。人材を寄こしてもらわないといけないからな。もしかしたら、冒険者に魔法が使える人がいるかもしれない。その人を連れて来て貰って、俺がまず魔法を覚える。そうしたら、今度は狩人に魔法を教える。もしも、有用なら、住民にも教えればいい。魔法がなんなのかが解れば、一気に戦力が増えると思われる。
魔法を覚えるには才能が必要かもしれない。けど、才能なんて計ってみない事にはどうしようもない。まずは駄目で元々って話なんだよ。出来ればラッキーと思った方がいいのかもしれない。まあ、冒険者でも、魔法を使える人が居るのかどうかって所なんだけどな。魔法を覚えたいって事には変わりが無いんだし、しっかりと教えてくれる人が居ればいいんだけど……。
「そんな訳なので、魔法が使える冒険者に依頼を出したいわけです。魔法を使える補助をして欲しいと。依頼金額は、1日で金貨1枚でどうかって考えているんですが、どうでしょうか? 魔法が使える冒険者って居るんですか? まずはそこからなんですけど。それと、依頼料については安すぎないかってのもあるんですよね。今、俺が自由にできる金額って、これが精一杯なんですけど、もっと積んだ方がいいなら、コンラート兄さんに交渉してくるんですが」
「いやあ、魔法の先生をするくらいの冒険者って言えば、金貨1枚も払えば十分なんじゃないかな。別に魔法が得意な奴じゃなくてもいいんだろう? 魔法が使えさえすれば、後は才能があるかどうかの話だからな。才能が無くても、ある程度の魔法は使えるようになるっていうし、問題ないとは思うぞ。もっといい先生をってなると、金貨1枚じゃあ少ないとは思うが、まずは魔法って何かって所から始めるんだろ? なら金貨1枚で十分だとは思うが。どうせ覚えるにも、10日くらいは必要になってくるんだろうしな。そのくらいの依頼料であれば、十分に冒険者を探せるとは思うぞ」
「本当ですか! 良かった。それじゃあ、お願いします。問題はパーティーを組んでいた場合なんですけど、パーティーを組んでいた場合でも、1人につき金貨1枚で雇うので、ついてきてもらえるように頼んでもいいですかね?」
「あん? まあ、それは良いとは思うぞ。魔法使いだからって、1人で居る訳ではないとは思うしな。というか、1人でやれるような魔法使いなら、金貨1枚じゃあ足りないとは思うし。でも、そういう依頼だって事は伝わった。何とか次の貿易の時には連れて来てやるよ。紹介料は貰うけどな」
「それは当然ですね。その分は、そっちで値段を引いておいてくれれば大丈夫ですので。こっちに料金が発生しないようにしてくれれば大丈夫ですから」
「そこは信用してくれとしか言えないからな。俺たちは出来るだけいい先生を探してみる。そっちは紹介料を支払う。それで契約は成立だな。次の貿易の時か、その次くらいには連れてこれるとは思うから、待っていてくれよな。まあ、最悪、何とか金を積めば大丈夫って人選もしておいた方が良いってなら、先にやっておくが。保険をかけるか、そうでもないか。まずは魔法を覚えることに全力で挑むか、上を目指すのかだな」
「まずは覚えることに全力で、ですね。そこから始めたいとは思います。なので、保険はまだ要りません。その時がくれば、必死になって覚えるかするので、呼んでもらえればとは思いますね。……まあ、費用的には、冒険者を呼ぶのは1度がいいんですけどね。まずは魔法ってどんなものなのかを覚える方が優先ですね。それさえ出来れば問題ないって事もあり得ますし」
「まあ、そうだよな。とりあえずは、魔法を使える奴を連れてくるからな。紹介料はこっちで上乗せしておくから気にしなくてもいい。それよりも、報酬をちゃんと用意してやってくれよな。冒険者だってタダじゃあ働かねえからな。しっかりと面倒は見てやってくれ」
「食べるものと住む場所は任せてください。環境は整えておくので、問題ないですよ。じゃあ、後はお願いしますね。出来ればいい先生をお願いします」
「おう! しっかり探してくるからな。待ってろよ。それじゃあ今回の貿易に関しては、また計算して金を持ってくるからな」
「お願いします」
そんな訳で、魔法を覚えます。何とか体系化してしまいたい所ではある。魔法が使えれば、戦力としての格が上がるはず。今までよりも、狩りの効率も上がるはず。いい事しかないと思うんだよな。それに、魔法ってロマンがある。まずは俺が覚えてみて、覚えられそうなら、皆に覚えて貰おうとは思っているんだよ。……というか、魔族の方が魔法が得意なイメージが勝手にあるんだよな。知らないだけで使っていないだけで。
なんだかんだと相性がいいんじゃないか。そう思う訳なんだよ。人間である俺が覚えられるかどうかが問題なんだけどな。覚えられるのであれば、しっかりと覚えたいとは思う。ステータスなんて見えない世界だ。どうやって魔力があるのかとか、確認する方法があるのかは知らないが、何とかなるだろうとは思っている。何ともならなければ、実験は失敗だったとして処理するだけだ。戦力の拡充については、もうちょっと考えれば良いとは思う。まだ時間はあるんだし、何とかなると信じて行動していくしかない。




