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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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自由主義と社会主義

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 食料自給率の確保の為に、社会主義を導入しているんだ。社会主義的な政策をやらなければ、食料自給率なんか上がる訳がないんだから。日本はその点は遅れている。先進国は、皆、食料自給率は確保してあるんだ。社会主義的な政策をもってしてな。そうだろう? 農家がいなくなれば、食料は作られなくなる。そうなってくれば、食料自給率は下がる。となれば、人口は減る。食料が無いんだから当然の話だ。これを自由主義で作らせようと思えば、食料の値段を上げなければならない。そうなってくると、今度は平民が食料を買えなくなる。自分で農地を作り、自分で消費をしなければいけなくなる。そうなってくると、今度は産業が止まる事になる。全ての人が農民になってしまうからな。生き残るためには、自分で食料を作るか、馬鹿みたいな値段の食料を買うしかない。そんな選択になってくるのだよ。だから、食料については、社会主義的な政策を取る方がいいのだ。どれだけ税金を投入してもだな。その辺の事を解っていなければ、領地の運営なんて出来ないんだ。農業だって専門職である。専門家の集まりなんだ。それを買い叩くなんて、自由主義では不可能なのだよ。


 それで、100%社会主義にするのは、リスクがあるんだけどな。言ったように、働かなくても食っていけるようになるから。社会主義は人を選ぶ。100%社会主義を推し進めても、最終的には、働かないものが出てきて破綻するだけなんだ。何処かで切り替える必要があるのは確かなんだよな。まあ、まだまだその時では無いんだけど。まだまだ社会主義で領地を大きくする必要がある。領地が大きくなって、それで安定してくれば、自由主義も取り入れていく。それで、比率としては、70-30くらいにするつもりなんだよ。社会主義が70で自由主義が30程度。この位の比率が、この領地には合っていると思うからな。というか、産業としても、工業化出来るものが殆ど無いんだから、自由主義は少なくてもいいんだ。働かなければ、生活が少し苦しいくらいの自由主義的な考え方でいい。


 国によっては、色々と考える必要があるし、領地によって、その比率は弄らなければならないとは思うが、俺的には70-30でいいと思う。そのくらいの比率で社会主義にしても、生き残っていけるとは思っている。社会主義って言葉に拒否反応を示す人が一定数いるんだけど、食料自給率については、社会主義的な政策で進めていかないといけない。それは日本で経験済みだ。異様に低い食料自給率、外国産の流入。どれもこれも自由にし過ぎた結果だ。終いには、足りなくなってきた農作物の値上げである。自由主義的に考えれば、当たり前の事だ。足りなければ、値段が上がる。需要と供給のバランスが狂えば、当然そう言う事が起きる。そして、また外国産に頼るようになる。そして、食料自給率は更に低下するのだ。悪循環だな。


 それを止めるには、政治が機能していないといけない。というか、食料自給率について知らなければならない。食料の安定供給をしたければ、自由主義では駄目なのだ。その点に関しては、社会主義的な政策をしなければならない。そうしなければ、物価が余計に上がるだけなのだよ。しかも、日本に関しては、エネルギーも自給できていない。そうなってくると、自由主義での農業は不可能なのだ。全ての農業用機械を、水素エネルギーで動かすようにして初めて、自由主義でも食料自給率が伸びていくのだ。石油エネルギーに頼っている時点で、日本では、自由主義で農業をするのには向いていないのだよ。土地も無いしな。平地が沢山あれば、それでもまだいいのかもしれないが……。


 なんにしても、日本のようにするつもりはない。ビューヘルム準男爵領は、日本と同じような状況だからな。塩という戦略物資を外部に依存しており、更には森という自然の要害に囲まれている。塩を石油に、森を海に変えれば、日本と同じ環境だ。そんな環境で、自由主義を推し進めればどうなるのか。ビューヘルム準男爵家の他の領地を見れば解る。過去のアマシエ村を見れば解る。自分で食べるものは、自分で作らなければならないという状況に追い込まれるのだ。そして、その生活の時間の大半をそれにつぎ込み、金を稼ぐと言う事が出来なくなる。そういった状況に追い込まれているのだよ。自由主義に考えすぎた結果、自分の首を絞めたのだ。少しでも考えがあれば解ることだ。自由主義では限界があると。社会主義的な考えも必要であると。結論としては、ベストミックスを取り入れないといけない。それが70-30という所だとは思う訳である。結論としてはそんな感じだ。その辺を目指していけばいいのである。


 まあ、それは勝手に俺が思っているだけなんだけどな。でも、自由主義だけでも、社会主義だけでも、限界があるのは確かなんだよ。初めから自由主義に偏れば、産業が育たない。ある程度は産業を育ててやる必要がある。その為の社会主義だ。産業を育てて、最終的には貴族がその利権を手放す。それで民間で運営できていけば、自由主義の割合を増やしていけばいい。まずは、貴族がこの領地で何が出来るのかの指標を作らなければならない。舵をそちらの方向に切らなければならない。初めから自由主義だけで行こうとすれば、今までのビューヘルム準男爵家の領地のように、自分で作ったものを、自分で消費するだけになってしまう。大きな産業を作ってやらなければ、それは破綻する。そんな事は解り切っているのだよ。特に、こんな辺境の土地であればなおさらだ。


 社会主義アレルギーが強い人は、一定数いる。本当にいるんだよ。少しでも社会主義だと駄目だと思う人がな。今の日本しか知らない人には、それが顕著に現れる。昔は日本だって社会主義的な事をやって、産業を伸ばしてきたのだ。そのことを知らない人たちが、社会主義だからと否定するのは危険だ。自由主義だけで国や領地を運営するのは危険なのだよ。どんな副作用があるのか解らずに、社会主義という単語だけで否定する。それでは駄目なのだ。特に食料に関してはな。食料に関しては、大規模にやらないといけないのだが、日本は土地が狭いのにも関わらず、小規模にやっている。何故か。自由主義の末路なのだ。小規模で自分が食えるだけの食料を生産するのがやっとなのだ。そして、何よりも、別の事での稼ぎで、外国から安く食料を輸入できてしまう環境が悪い。食料に関しては、食料自給率が300%になるまでは、社会主義的な発想で運用していかなければならない。貴族が強権を発動してでも、社会主義的な動きをしなければならない。自由主義の最終形が、過去のビューヘルム準男爵家の領地だ。自分で作り、自分で消費する。それでは駄目なのだよ。それでは先が無いんだ。


 だから俺は社会主義を否定しない。上手く使えばいい。社会主義を悪だというのであれば、そいつだけ自由にやらせればいい。馬鹿みたいに高い食料を買うために、安月給で働かなければならない状況に追い込んでやればいい。制度に悪は無いんだ。要は使い方なんだよ。領地を発展させるには、自由主義よりも、社会主義の方が向いていることだってあるんだ。それが解らず、社会主義だから否定するというのは間違いだ。育てる時は、社会主義的に育てて、後で自由主義に切り替えていけばいいんだよ。儲かる産業を、更に儲かる産業に変えていく。それが自由主義のいい所でもあるんだから。悪い面だけで評価するから間違えるんだよ。

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