表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(旧)異世界攻略のススメ   作者: 渡久地 耕助
第5章 世界闘技大会
58/64

狩人の意地

なんかさらっと帰還方法書きましたが、次章あたりで詳しく書くと思います。


まほよ 型月 面白かったー。

 レベル150オーバー


 一個師団相当の実力を表す数値 数にして兵士一万人以上の戦闘能力を現す。


 一騎当千の英雄の10倍の戦闘能力数値だ。


 現代の戦闘機クラスの実力があるといっていい。


 レベル200オーバー


 A評価


 現代国家戦力と等価


 一人で国を相手取る戦闘能力を有する。


 カンスト


 S評価 


 惑星の全生命体を皆殺し、もしくわ星そのものを破壊する事が可能


 これらを災害、魔物規模で換算すると


 B 大都市の壊滅危機


 A 国の壊滅危機


 S 世界壊滅の危機


 

 しかしこの世界に満ちる魔素も限界があり、アキラ、ニノの両名による乱獲で、魔物は弱体化の一途を辿り、人類はこの星の覇者となったといえるがそれはまだ別の話。



 そして、Bランク上位の実力を持つ狩猟姫もまた超人である。


 生物の頂点であるB~Aランクの竜種と互角に戦える力量、保有魔力量、経験に加え装備も仕留めた獲物の角、牙、爪を武器に鱗と皮、殻を鎧にして戦う彼女は対魔獣のエキスパートだ。


 B+評価である彼女も七英雄に太刀打ちできる相手である。


 













「如何した? どんどん撃ってこい。」


「言われなくても!」


彼女の戦闘スタイルは射手である。


石を槍を矢を魔術を投擲、射出して戦うスタイルだ。


投石は 弓、銃に続く威力を有するし、弓矢や弾丸の威力は筆舌にしなくても分かる。


いかなる巨大な魔物でも彼女はそれ相応の準備があれば仕留めれる。


シッ!」


ガガガガガガァン


これだ!

試合が始まってから

小石、コインに魔力を込めて飛ばす指弾、羅漢銭らかんせんを機関銃もかくやの連射速度で飛ばすも海賊王の二丁の『銃』に撃ち落とされる。


「ほら こっちからもいくぞ!」


銃口を此方に向け、雨あられと無茶苦茶に打ちまくる。


『C・ワタル選手の連続ショットこれをレイチェル選手辛くも回避し続けるー!』


ぱぁん!


一発被弾! 肩を掠め装甲が削られる。


「お 当たった。」


「何が当たっただ! 此方の攻撃を全部撃ち落としやがって!」




口では激しているが頭は冷静に奴を狩る算段をしていく


・・・対人用の 指弾 投石 銭投げは通じない


対軍、対竜装備、戦法の 槍投げ、弩弓攻撃か 攻城兵器級の一撃を食らわすにも溜めが必要だ。


が、それは真っ向からの射撃戦を挑んだ場合だ。


射撃戦は奴の方が連射性能、命中精度は奴のピストルの方が上だろう。


奴の武装はみた限り、腰にさしたサーベルとピストル二丁のみだが奴は七英雄にして海賊王!


どんな規格外な能力を備えているか。


互角に戦ったジェロニモはずば抜けた速度と精霊術、投擲、近接戦闘に優れた戦士らしい。


只の精霊術では届かない、投擲は撃ち落とされ、近接戦闘に持ち込まれる前に撃ち抜かれる。


高速移動つまり速度を活かした攻撃! その方法ならある!



「ここからは 獲りに行かせて貰うよ。」


『これは・・・レイチェル選手なんと射撃戦を止め、腰のダガーナイフを抜き放ったぁ!接近戦に持ち込むつもりでしょうか!』


「ジェロニモの真似事か? ジェロニモやニノみたいな 高速移動が出来ると思えんが?」


「さぁ 如何だろう・・・・ な!!」


弾かれたように突っ込み最短で奴に斬りかかる!


そして飛ばした拠点石に向かって転移する。


「転移奇襲攻撃かだが そんな二番煎じは・・・」


仕込みは試合開始と同時に始めていた。


指弾で飛ばした石の全てが拠点石だ!


 銃口を向け転移先を予測しカウンターを仕掛けようとした瞬間、また転移する、相手の死角に転移して斬りまくり、転移速度を上げれば残像が残り、どれが本物か判断が着かない。


連続転移攻撃!


瞬間移動の連続攻撃だ


銃は狙う→引き金を引く→撃つの三工程が必要としてやっと一撃が撃てるのに対し


ナイフによる接近戦では


抜く→戻すの2工程全てが攻撃になる。


その上 距離のアドバンテージを消す転移魔法、しかも指弾で大量に巻いた拠点石に連続で転移しまくり、狙いを定めさせず! まるで分身のように飛びまくり、攻撃する


「があああああああああああああああああ!」


一瞬で全身を斬りまくるが致命傷には至らず転移石のストックが切れ、打ち止めになる。


「ふふ 耐えきったぞ! 転移魔法も打ち止めだ! この勝負俺のッッッ!!!???」


『おお!? C・ワタル ダウン! カウントを取ります 1! 2!』


「て てめ ま ましゃか」


「流石七英雄、あれだけ斬りつけて口を動かし、尚且つ意識があるなんてな・・・ そうこのナイフは特別製でね蟲毒って知ってるか? 


 本来は致死毒をもった色んな生きもんを壺の中で殺し合わせてその血や毒を抽出して作る呪いと毒のブレンド薬だ。


 今回は麻痺毒、麻酔毒の強力な魔物、巨大蜂や巨大蜘蛛とか兎に角その類の魔物を捕まえて知り合いの魔女に頼んで結界の中で殺し合わせて作ってもらった特注品だ。」


「0.1gで竜種は動けなくなるんだけど・・・流石に臨界者の動きを止めるには量が必要でね・・・何十もの斬撃と同時に筋弛緩、神経毒、麻痺のスペシャルブレンドってやつさ 多少動けるのは流石だが 立つことも、引き金を引くことも、詠唱も出来ないだろ?」


「ひ ひくしょ~!」


勿論解毒する呪文やアイテム、抗体を持つワタルだが、多種多様な毒で抗体は上手く働かず、手は震え、下もしびれる為解毒呪文も唱えれない、源呼吸もワタルは完全に修得しておらず。仮にマスターしていても10カウントまでに完治は叶わない。


アキラとカグヤの再生能力か精霊か使い魔を使役して解毒して貰うしかすべは無く ワタルはそのどちらも修得していない。


『9 10! そこまで 勝者! レイチェル選手!』


「悪いね 好きな奴の前で無様な姿見せられないんだよ。」





 


 


 


 



 

 

  

作「やっぱりワタルに出番なし!」

ワ「だと 思ったよ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ