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よろず見聞録  作者: 真澄
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感染症

 ある日のこと、出勤まじかになって亭主殿が具合が悪いと言い出した。熱を測れば平熱だしとにかく行って来いと送り出した。帰ってきて熱を測れば微熱。でも腹の具合が悪くて何も食べられなうとか。なんでも前日の夜にはもどしていたとか。そういうことはもっと早くいってください。

 えーっとえーっと、朝のラジオでノロウイルスにはアルコール効果ないとか言っていたような。そういえば子供が小さいころノロだかロタだかになったときに、いたるとことに次亜塩素酸撒きまくっていたような。亭主殿の水筒に漂白剤を吹き付けまくって。何位も考えないで盛大にうがいをした洗面台も漂白剤吹き付けて。

 トイレにも漂白剤吹き付けて、ウッこれやっちゃダメだったかも。洗濯するときにも漂白剤入れて、後はお天道様に消毒してもらうしかないよねぇ。効果があるかどうかはわからないけれどねぇ。

 なんでも風邪ですませる医院さんから帰ってきた亭主殿。コロナとインフルの検査は陰性だったとか。


 それにしても、昨年末からいろんな感染症が流行りすぎていませんか。それもだいぶ早い時期から。日本でラグビーWCが開催された時も早い時期からインフルが流行したけれど、あれは世界中の方々が日本にやってきたからだとか言われていた。今年の流行も外国人観光客の増加があるとかないとか。

 今シーズン流行っているインフルエンザの型はpdm09型。09年のパンデミックといえば、あの豚インフルエンザか。豚インフルエンザが人間に感染して変異して新型インフルエンザとなって大騒ぎしたあれか。今では豚インフルといえば豚の感染症をさすらしいけれど、当時はそう呼ばれていた。半年ほどでワクチンが開発されて、かかりつけの医院さんに子供多たちだ、ワクチン接種のために呼び出されたのを覚えている。あのウイルスって普通の季節性のインフルエンザになったとばっかりい持っていたのだけれど、まだ特別なものだったようだ。

 テレビで1回だけ耳にしてその後続報が入ってこないのが、アメリカの鳥インフルエンザ。アメリカの男性が鳥インフルエンザで亡くなったとか。気にはしているのだけれど、全くその後の様子がわからない。

 日本の養鶏場でも、あちらこちらで鳥インフルエンザの発生が報告されている。あ~また無駄に鶏が何万羽と殺処分されて、鶏肉と玉子が値上がりするんだよ、きっと。でも人が感染したという話は聞かない。そんな話が出たら、また大騒ぎになるのだろうけれど。

 毎年話題になる、春節の中国人大移動。なん末年始に日本人が旅行するように、中国の方々も実家に帰ったり海外旅行に行ったりするらしい。そんな時期になって気にかかるのが、ヒトメタニューモウイルスの中国での流行。症状はコロナとほぼ同様。大人は感染しても大事には至らないそうだけれど、子供やご高齢の方々は注意した方がいいらし。

 せっかくコロナ禍が終息したと思ったのに、次から次へとなんやかんや流行り続けている。

 

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