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二章 プロローグ

予告編です、本編はもう少しまってください

「ねぇ、陸斗。キスしようか」


 林間学校二日目の夜。都会から、かなり離れた山奥で満点の星空を眺めながら千香は呟いた。


 千香の想定外の発言に僕は慌てふためいた。僕の脳内では、どこぞやのラブコメヒロインのように今の千香の発言が実は、


「キムチでもいい」


 という説を模索していたが、僕の耳は難聴ではないのでやはりキスだ。そうなると僕がとれる行動は3つ。


 その1、本当にキスをする。これをしてしまうともう戻れなくなる。偽物から本物の関係になってしまう。とても可愛い彼女ができるが、まだ僕は星野の事が諦めきれないのである。


 その2、断る。これ一番無難じゃない、偽物なんだからする必要ないといえば、千香も冷静さを取り戻すだろう。……ほんとうにそうか?千香、たまに変なところに怒りのツボがあるんだよな。今回もそのパターンかも知れない。この選択肢も危険だ。


 その3、うまいことごまかす。ぼーとしてたとか寝てたとか聞こえなかったとかでごまかすか。……いや、バリバリ聞いていたし。驚きのあまり、カエル見たいな顔になったの絶対見られたし、絶対無理だろ。第一、僕はラブコメの難聴系主人公が死ぬほど嫌いなので、あいつらと同じ答えになるなら他の選択肢を選んだほうが……。


 あーーー、わからねー。どうすればいいんだよ、たすけてードラ●もん。

皆さん応援ありがとうございます。最近は、月間ランキングにも乗ることができてとても嬉しいです。二章以降も応援よろしくお願いします。

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