表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

203/242

第203話「『古代エルフ遺跡』調査計画と、もうひとつの計画立案」

「ずっとここにいてもいいのですよ?」「また絶対来てくださいねー!」


 妖精レーンとリーンに見送られて、僕たちは双子島を離れた。


 おわかれの朝、彼女たちは『星読み』のスキルクリスタルをくれた。


 このスキルは、僕たちが地下道で一晩過ごしたときに出現したらしい。


 妖精さんたちは「古代エルフの認証をクリアするなんてすごいです!!」って言ってた。


 もちろん、僕たちが深夜のテンションで「かっこいいポーズ」の研究してたことは黙っておいた。ラフィリアが言いそうになったけど僕とセシルで口をふさいだ。


 でも、ひとつ気づいたことがある。


 双子島の『古代エルフの施設』が生きているなら『古代エルフの遺跡』にも、まだ使える施設があるかもしれない。ラフィリアならその認証を突破できる可能性がある。


 そうなれば古代エルフのアイテムが手に入る。


『霧の谷』のように、土地の魔力で稼働するものがあれば、数百年は動くわけだから……うまく使えば、本当に働かずに生活できるようになるかもしれない。海竜ケルカトルが言ってた「外に出なくても生きていける住居」があれば最高だ。


 楽しみだな。




────────────




 島を離れた僕たちは、保養地に戻った。


 2日ほどお休みにして、それから旅の準備をはじめた。


『地竜アースガルズ』が教えてくれた『古代エルフの都』までは、保養地から徒歩4日。港町イルガファからだと、7日以上かかる。けど、船ならその半分以下の時間で往復できる。


 北に向かうための潮の流れは『海竜ケルカトル』がコントロールしてくれることになってるからね。


 まずは僕とイリスとカトラスが『港町イルガファ』に転移して、領主さんと交渉した。


 それから僕とイリスで、対等の取り引きを持ちかけた。


 僕たちは港町から北に向かう船を出してもらう。領主さんはその船に、保養地で売るための商品を積む。この時期は潮の関係で、北に向かう船はなかなか出せない。


 けど『海竜ケルカトル』がサポートしてくれるなら安心だ。領主さんも大量の商品が積めるから商売になる。僕たちを北の町まで往復させる船代くらいは出るはず。


 話はすぐにまとまった。


 交渉が終わってリラックスしたのか、領主さんは──


「そういえば、私は盆栽(ぼんさい)()っておりまして」


 照れくさそうに、そんなことを語りはじめた。


「北の町には、そういうものを好む人たちがおるそうなのですよ。ぜひ、私の作った物を売ってきていただきたいですな」


 そう言って領主さんは、それに関わるスキルをくれた。同好(どうこう)()を増やしたいらしい。せっかくだから、もらっておこう。






 領主家を出た僕たちは海沿いを散歩しながら、『海竜ケルカトル』と連絡を取った。


 カトラスの『聖剣ドラスゴ』でイリスをブーストして、『竜種覚醒共感ドラゴニック・ブレイブ・シンパシー』を使ったら、『海竜ケルカトル』と話ができた。


 向こうの予定は問題なし。僕たちが北に向かうのは一週間後、と決まった。


 まずは僕とイリスとカトラスが港町から保養地に向かい、保養地で他のみんなと合流することになる。僕たちは領主さんに顔を見せちゃったから、いきなり保養地まで移動してたら不自然だからね。しょうがないね。


「『海竜ケルカトル』は、やはり地上が騒がしい、とおっしゃっています」


『海竜ケルカトル』とのコンタクトが終わったあと、イリスは言った。


「人間と遊ぶのが好きな『バルバルゥイルカ』からの情報だそうです。王都と『商業都市メテカル』のあたりに、人が集まっている、と。おまつりがあるのか、なにかのイベントが開催されるのか……そこまではわからないとおっしゃっていますが……」


「……人が集まっている、か」


 ただのイベントか、おまつりだったらいいんだけどな。


 ……気になるな。


「イリス、『海竜の巫女』の名前で、王家のクローディア姫に手紙を書いてもらっていいかな?」


「はい。そうですね……その手がありました。クローディア姫はイルガファ領主家に協力すると『契約』しておりましたから」


「ボクのねぇさまにお手紙を?」


「うん。ただの時候(じこう)のあいさつでいいよ。『ごきけんいかが』って感じで。それで探りを入れてみよう。異常があれば教えてくれるだろう」


「名案ですね」


「平和的だと思うのであります」


「……自分の目で確認できれば、一番いいんだけどね。『古代エルフの遺跡』も、早めに押さえておきたいからなぁ。もちろん、働き過ぎない程度に」


「ふふっ。お兄ちゃんらしいですね」


「だからボクは、このパーティが大好きなのであります!」


 そんなことを話し合いながら、僕たちは一旦、保養地に戻った。








「それなら、わたくしが王都に参りますわ」


 次の日。


 保養地の夕食の席で、レティシアが言った。


「わたくしも貴族として。王都でなにが起こっているのか気になりますもの。ここからイルガファに転移して、商業都市メテカルに向かいます。危険なことが起こっているようなら、情報だけ集めて引き返してきますわ」


「いいの?」


「誰かが見て確かめることも必要でしょう?」


「うん。信頼できる人の情報が一番だ。レティシアなら安心だよ」


「……そ、そうですの?」


「もちろん。ただ、誰かに護衛をしてもらった方がいいな」


「無用ですわよ。そんなの」


 レティシアは首を横に振った。


「また、どこかのキャラバンに潜り込みますわ。それに、メテカルはわたくしの実家でもあるのですから」


「却下だよ」「却下なの」「わたしも心配です」「私も」「イリスも」「あたしも」「ボクもであります」


「みなさん口をそろえて!? わたくし、どれだけ心配されてますの!?」


 だって、レティシアって結構無茶するから。


 魔物に襲われてる人がいたら、後先考えずに助けちゃうし。


 それは僕たちがレティシアを好きなところでもあるんだけど、今回はちょっと心配だ。


「王都とメテカル方面に行ったことがあって、レティシアの護衛ができそうなのは……」


「護衛なら、私の役目ね」


 リタが手を挙げた。


「私はメテカルに行ったことあるもん。それに、ナギと出会ったのも王都からメテカルに向かう街道でしょ? 土地勘もあるし、レティシアさまの護衛としてぴったりでしょ?」


「お願いできる? リタ」


「もっちろん! ご主人様が信頼する親友の護衛だもんね」


 リタは、ぽん、と胸を叩いた。


「レティシアさまのことは私に任せて、みんなは『古代エルフの都』の探索をお願いね」


「──で、リタのサポートにはアイネかカトラスを」


「ちょっと待ってご主人様」


「どしたの、リタ」


 なんでほっぺたをふくらませてこっちを見てるの。


「ナギたちは知らないところに行くんだから、そっちに人材を集中した方がいいんじゃない?」


「いや、でも2人だけじゃ心配だし」


「私、いざとなったら『完全獣化(ビーストモード)』で狼になって高速移動できるでしょ? レティシアさまが逃げるのを完全にサポートできるもの。2人の方が動きやすくていいと思うの」


「いや、でも、もうちょっと対策を」


「そこまで過保護なご主人様がどこにいるのよ」


「ここにいるけど?」


「むー」


「むむむ」


 僕とリタは顔を近づけて、じーっと視線を合わせる。


 近い近い。


「と、とにかく! 私とレティシアさまは王都に行くだけなんだから! 危険だと思ったらメテカルまで行って戻ってくるからっ!」


「わたくしも同感ですわ。ナギさんたちは初めての場所に行くのですから、準備をちゃんとしなくては。荷物を運ぶ者。拠点を作る者。ひとり欠けても、探索の失敗になり得るんですからね」


「……しょうがないか」


 確かに、レティシアの言う通りではあるんだ。


 僕たちはイルガファの商船に乗って、北の町まで往復する。それにはイリスの力がいる。イリスが『海竜ケルカトル』とうまくコンタクトを取るためには、カトラスの『聖剣ドラゴンスゴイナー』があった方がいい。


 向こうに着いたあとは、近くの港町を拠点にして探索に行くことになる。荷物はアイネのスキルで収納してもらうことになる。もちろん、行く先は古代エルフの遺跡だから、ラフィリアは必須メンバーだ。セシルの知識と鑑定能力も必要になる。


 だからレティシアのサポートに回れるのはリタ、ということになるんだけど、やっぱり心配だな。


「じゃあ、約束しましょ。ご主人様」


 そう言ってリタが、僕に小指を差し出した。


「もしも私が無茶したら、帰ったあとでナギからどんなおしおきをされても構わないわ」


「……リタ」


「だから……ね」


 リタは僕の耳元でささやいた。


「私はナギに心配をかけるようなことは絶対しません。もし、そういうことになったら、ど、どんな恥ずかしいおしおきされても構わないもん」


「……たとえば?」


「そ、それを私に聞くのって、すでにおしおきじゃない!?」


「じゃあ『完全獣化(ビーストモード)』で狼の姿になって、もふもふさせてくれる?」


「せ、せめて服は着させて……」


「じゃあ服を着た状態で──」


 僕とリタが、テーブルを挟んで顔を近づけて、ひそひそ話し合った結果──





「わ、わかったわ。私が服を着た状態で精神的に『完全獣化(ビーストモード)』して、ナギにもふもふしてもらえばいいのね?」


「なんだかこんがらがってきたけど、そんな感じで」





 話はまとまった。


 僕とセシル、アイネ、イリス、ラフィリア、カトラスが『古代エルフの都探索チーム』


 リタとレティシアが『商業都市メテカルおよび王都、見学チーム』ということになったのだった。






 ──その夜、ナギの部屋で──






「それでこの『星読み』スキルについて、セシルとラフィリアはどう思う」


「不思議なスキルですね。わたし、こんなスキルのことは聞いたことないです」


「あたしも、はじめて見ますよぅ」


 話し合いが終わったあと、僕はセシルとラフィリアに部屋まで来てもらった。


 妖精さんからもらった『星読み』スキルについて調べるためだ。






『星読み LV1』


 夜空の星を頼りに、目的地に向かう道を見つけ出すスキル。


 進化特性あり。LV9になると上位スキルに変化する。






 妖精たちは「古代エルフは星を見ることで未来予測していた」と言っていた。


 もしかしたら、このスキルが進化すると、未来を見ることができるようになるのかもしれない。


「進化型スキルですかぁ。確かに……『古代エルフ』らしいですねぇ」


「そうなの?」


「だって、かっこいいじゃないですかぁ」


「そうだね。他には?」


「……え?」


「え?」


「「………………」」


 え? 終わり?


 いや、確かに進化型スキルってかっこいいけど。


 まさか『古代エルフ』って、そんな理由でこのスキルを開発したわけじゃないよね……?


「とにかく、このスキルはラフィリアが持ってて」


「いいのですかぁ?」


「ラフィリアの『かっこいいポーズ』のおかげで見つけたんだ。当然だろ?」


 それに……ラフィリアは『魂約(エンゲージ)』するときは「かっこいいスキルがいい」って言ってたからね。『星読み』スキルならぴったりだ。あともうひとつ使えそうなスキルを見つけて、『魂約』に使おう。


「こういう進化型のスキルって、他にもあるのかな」


「ある……と、思います」


 セシルがうなずいた。


「これだけってのは、逆に不自然です。古代エルフさんは、そういう進化型のスキルをたくさん持っていて、それを施設作りに使っていたのかもしれません」


「地下施設とか作っちゃうくらいの技術(スキル)があったんだもんな」


 楽しみだけど、怖くもある。『古代エルフの都』には、どんなものが残っているんだろう。


 ……まぁ、なにもないなら、それはそれで平和でいいんだけど。


 気になるのはリタとレティシアの方だ。


 問題はないとは思う。商業都市メテカルはレティシアの故郷で、王都でトラブルが起きてるようなら、そこで引き返すって約束してくれたから。


 でも、僕としては念には念を入れておきたい。


「逃走用のチートスキルを作っておくか」


 こんなこともあろうかと、町で『逃走LV1』を買ってきたからね。これを使おう。




『逃走LV1』


『危険な状況』から『すばやく』『逃げる』スキル




 初心者冒険者のためのスキル。


 危険な状況から、すばやく逃げることができる。




「……組み合わせるスキルは、領主さんからもらったあれでいいか」


「ナギさまを同好(どうこう)()にするためにくださったスキルですね」


「領主さんは盆栽(ぼんさい)が趣味ですからねぇ。週イチで屋敷のメイドを集めて、感想を聞いてましたよぅ」


「……同好の士にはなりたくないなぁ」


 せっかくもらったスキルだけど、ここで書き換えてしまおう。


『逃走LV1』と合うかな……。






盆栽(ぼんさい)LV1』


『植物』を『きれい』に『育てる』スキル




 植物の枝を切りそろえて、きれいに育成するためのスキル。


 このレベルだと、普通に全体のかたちを整える程度。


 高レベルになると、芸術的な盆栽を作り上げることができる。






「やってみるか。発動! 『能力再構築スキル・ストラクチャー』!!」


 こっちの概念をこっちに動かして……こんなもんかな。で、『実行』っと。


「できあったスキルは……『華麗逃走(かれいとうそう)LV1』と『快速育成LV1』か」


「どんな効果なんですか? ナギさま」


「気になりますぅ」


「きれいに逃げるスキルと、植物を早く育てるスキルだよ。具体的には──」


 僕はセシルとラフィリアに説明した。


 効果を確認すると……うん。


 これなら、リタとレティシアの役に立つだろう。


「リタには『華麗逃走(かれいとうそう)』を、レティシアには『快速育成(かいそくいくせい)』をあげよう。なにもないかもしれないけど……念のためだね」


「……あの、ナギさま」


 あれ?


 セシルが目を丸くして、僕を見てる。


「……このスキル、逃走スキルとしては規格外だと思うですよぅ?」


 ラフィリアも腕組みして、不思議そうな顔だ。


「…………そうかな?」


 効果を確認して、頭の中でスキルを使うところをイメージしてみる。


『華麗逃走』できれいに逃げて、それに『快速育成』の効果を付け加えると──


「──もしかして、超チート逃走スキルになってる?」


「ですね」「ですよぅ」


「……そっか」


 最近、特殊なスキルやアイテムばっかり見てきたからな。『聖剣ドラゴンスゴイナー』とか、『星読み』とか。感覚が麻痺(まひ)してたのかもしれない。いけないいけない。


「ナギさまは、ご自分が『超絶(ちょうぜつ)ご主人様』だということを、もっと自覚されるべきだと思います」


「いやいや、チートキャラなのは僕以外のみんなで、僕の能力はたいしたことないから」


「そんなことないです!!」


 不意にセシルは、ぐっ、と、僕に顔を近づけて、


「だ、だってナギさまは、わたしをこ、こんなにしあわせな奴隷(どれい)にしてくれたじゃないですかっ!!」


 こら。


 間近でそういうことを言わない。


 セシルは真っ赤になって震えてる。顔にかかる息が、すごく熱い。


 そこまで照れるなら言わなきゃいいのに……僕だって反応に困るから。えっと。


「あの、あたしおそとに出ていた方がいいですかぁ?」


「「そういう気の使い方はいいから!!」」


「うーん。声がそろいましたぁ。やっぱりマスターとセシルさまは超絶(ちょうぜつ)なかよしですねぇ」


「……うぅ」


 セシルは恥ずかしそうに、僕の服の裾をつかんだ。


 ラフィリアは天然ほわほわな感じだけど、口元がにやにやしてる。


「どうしますかぁ。このまま、おふたりですてきなことを始められるなら、あたしはおそとに行きますよぅ? マスター、セシルさまぁ」


 胸を押さえて、僕とセシルを見つめるラフィリア。


「も、もちろん。見学や……あ、あたしに参加するようにおっしゃるなら……それはそれで……ですけどぅ……」


「……旅の前だからね。セシルの体力を温存する方向で」


「……そ、そうですね。わ、わたし……ナギさまにしていただくと……そ、その……歯止めがきかな……く……なって……」


「そうなんですかぁ?」


「そ、そうなんです……はじめてのときも……わたし…………ナギさまに抱きついて……その……あの…………なんども…………あ、あわわわわわ」


 そのままセシルは「ぷしゅう」って声とともに、くたん、と、僕の腕の中に倒れ込んだ。


 ……なんで自爆するの。セシル。


「…………よっと」


 僕はセシルの身体を抱き上げた。


 最初に出会ったときより、ちょっとだけ重くなったかな。アイネのご飯が美味しいから、セシルも栄養をつけはじめたのかもしれない。


「セシルは、もうちょっと太った方がいいんだけどね」


「たぶん、最初に家族を増やしてくださる、未来の『おかーさん』ですからね。体力をつけないと、ですぅ」


「それ、セシルが起きてるときに言っちゃだめだから」


「むろんです。ふふふーっ」


 そう言って僕とラフィリアは顔を見合わせて、笑った。


 明日、リタとレティシアに新しいスキルを渡して、また、旅の準備だ。


 それともうひとつ。


 時間があったら、できるだけかっこいい『LV(レベル)9』のスキルを探してみよう。





いつも『チート嫁』をお読みいただき、ありがとうございます!

書籍版8巻が2月9日に、コミック版3巻は2月8日に発売になります! 書籍版は新規エピソードを追加して、コミック版は書き下ろしSS追加でお送りします。どちらもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新作、はじめました。

「弱者と呼ばれて帝国を追放されたら、マジックアイテム作り放題の「創造錬金術師(オーバーアルケミスト)」に覚醒しました 
−魔王のお抱え錬金術師として、領土を文明大国に進化させます−」

https://book1.adouzi.eu.org/n0597gj/

魔王の領土に追放された錬金術師の少年が
なんでも作れる『創造錬金術師(オーバー・アルケミスト)』に覚醒して、
異世界のアイテムで魔王領を大国にしていくお話です。
こちらも、よろしくお願いします。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ