徒然28 楽しい文章の書き方(中級編)
※今回は他の作品名が多く出ます。ご了承下さい。
まず、私は物語を作る上で三つの基礎パターンがあると思っています。
★外ワールド系
通称、大冒険系です。
一つの世界を舞台に仲間がその世界を舞台に冒険し、主人公が活躍を広げるワールドです。つまり少年漫画の大王道。
これは主に最近のスローライフ、長編パターン系にもみられます。
そして基本的に長いクールのアニメ作品に多いです。
※個人的名作紹介~!
デジモンアドベンチャー(初代)
爆走兄弟レッツ&ゴー(初代、世界編)
ジョジョの奇妙な冒険(ここはあえて世界を旅する三部)
新世紀ヱヴァンゲリヲン(初代)
トップをねらえ!
他にもありますがこの辺で。
メリット
分かりやすい。
仲間を作りやすい。
デメリット
行動がパターン化しやすい。
『敵』が薄くなりがち。
☆内ワールド系
通称、主人公は場所は動かず世界を救う系です。
これは主に短編の映画作品が多いです。
※個人的名作紹介~!
デジモンアドベンチャー僕らのウォーゲーム(劇場版)
爆走兄弟レッツ&ゴー(劇場版)
ジョジョの奇妙な冒険(ここはあえて一つの街を舞台にした四部)
新世紀ヱヴァンゲリヲン(旧劇場版※これは賛否両論あり)
メリット
物語が非常に綺麗に終わる。
絞った登場人物で物語を動かせる。
デメリット
世界観が狭く見える。
長編は難しい。
です。
では最後は何か。
それは……。
⭐️ループワールド系
通称、主人公の最初の行動が結局最後に繋がるループ系の物語です。
最近はRe:ゼロはそうなのでしょうか?(読んでいないヤツ)
ハルヒのエンドレスエイト……はどうなのか。
ラノベ系は意見を随時募集!!
※個人的名作紹介~!
シュタインズゲート(賛否両論あり)
魔法少女まどかマギカ(同)
ハルヒ エンドレスエイト
メリット
物語のカタルシスが作りやすい。
物語の構成が作りやすい。
デメリット
物語の緩急が難しい。
同じシーンを繰り返す場合があり、下手にやると尺稼ぎのようになる。
もっと色々ありますし大部分はしょりましたが大まかな話です。
じゃあ、ごるぶらはなんなんやねん!?となると一応ループワールドを意識して作っています。
最初と最後が重なる……と良いね。
アスタリスクはなんなんやねん……何なんだよ……一応冒険はしていないから内ワールド、そもそも結果が分かっているのがアスタリスクなのです。そこをどうするのかを作者が楽しんで書いているのがアスタリスクです。
なろう系ってなんなの?
なろう系ってつまり作者の願望なので(詳しくは前作)主人公がチート、ハーレムが基本なのです。
物語性を求めているのではなく、如何に主人公がチートで爽快に活躍するかが……一応重要なのですが……最近のラノベは色々無茶苦茶らしいです。
物語性で重要なのは緩急とカタルシスです。
これさえあればぶっちゃけこれちょっと無理矢理!?という設定でも感動する物語になることは出来ます。
そのカタルシスで重要なのが登場人物の掘り下げだと私は思うのです。
設定は設定。
物語は物語。
私が語るのも……そこはもう置いておき、なろうはとにかくそれらが薄いのではないでしょうか。
主人公が苦労しない。
ヒロインちょろ。
キャラが薄っぺら。
一話で設定全部積めて語っちゃうのですね。
では何故、そんな作品が人気なのか。
それはなろうがネット上での投稿だからです。
バッと聞くと、とにかく毎日か最低週二回の投稿で三千文字前後の物語がベストの状態らしいです。
そうなると当然、とにかく色々薄くなり敵を倒してわーい、で終われば良しとなります。
そんな状態で緩急だのカタルシスだのと言うのは中々難しい話です。
起承転結すら難しい。
さて。最近は文字数縛りが流行しているらしいです。
私は正直に物語性を重視しているので(良し悪しはともかく)興味はありません。
悪いとも言う筋合いはありません。
冒頭語呂合わせのような捻った感じは好きですし。
一応、もうちょい五千字だったら五千字にするぐらい。
なろう運営はピッタリの文字数に関しては肯定的ではありませんね。
何故、そんなに流行したのか。
例の作品が流行したのが原因だとは思います。因みに私は読んでいません。
流行すると似た作品が続出するのもなろう文化だと思います。
そしてもう一つの原因が短い文字数の作品でも、あ、ピッタリ三千文字だ!これ意識したのかな?スゲー!!という最低限のカタルシスを得やすいからではないかと思います。あくまでも個人意見です。
私の作品を見れば分かるでしょうが私は流行に乗りません。
これを真似だと言うのも難しい話です。
そもそもなろうは流行のパクリ文化です。
何処がセーフで何がアウトかは運営のみぞ知る話。
ステータスはなろう文化。
この文字数縛りもなろう文化となるのかは興味深いですね。
そんな感じで相変わらず反なろうを突き進むとある個人の意見でした。




