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もしかして悪役令嬢 ~たぶん悪役令嬢なので、それっぽいフラグを折っておきます~  作者: もののめ明
アリッサ5才

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次は王子も誘いますね

 翌朝。部屋で人生ゲームの改良点をまとめていたら、お母さまから呼び出された。

「今日の午後、アルフレッド王子がいらっしゃるわ。ライアンとアナベルは、バックリー伯爵のお茶会へ行くから、アリッサ、貴方が王子のお相手をしてね」

 えええ?!

 急過ぎない?!

 お貴族様は、何日も前に訪問のお伺いを立てるって聞いたよ?王子、職権乱用(?)じゃん!

 私は今日は予定がなかったから、人生ゲームの改良点をまとめて、商会へ持って行こうと思ってたのにぃ。


 昨日と同じく、庭の温室で王子を迎えた。

 王子は、冬には珍しいバラの花束とお菓子を持ってきてくれていた。

「ありがとうございます」

 受け取りながらお礼を言ったら、いつも以上にキラキラと輝く笑みを向けられた。

「急に君に会いに来て、ごめんね。君が昨日、水龍公爵家のエリオットとお茶会をしたと聞いて、ちょっと驚いてしまって」

「はあ……」

 ……?

 エリオット様とお茶会したら、何故、王子が突然来訪することになるの?

 頭にハテナを浮かべつつ、王子とお茶をする。

 必然と昨日の話になった。

「エリオットのこと、どう思った?」

「エリオット様ですか?とても するどい思考をされていて、たよりになりますね」

 クローディア様もエリオット様も、人生ゲーム改良にとても参考になる意見をばんばん出してくれた。今後、他にもゲームを作る場合には、ぜひ、一緒に考えて欲しいところだ。

 すると、王子から冷やかな空気が流れてきた。笑顔のキラキラは増しているのに、寒い。何故だ。

「ふうん?ああ、エリオットとゲームをしたって聞いたよ。楽しかったみたいだね?」

 昨日の出来事なのに、情報早いな。

 あ!

 そうか、王子、仲間外れにされて拗ねているんだ。

 素直に「自分も仲間に入れて欲しい」って言えばいいのに。ま、王子だもん。プライドが邪魔して言えないよね。

 ここは、大人な私が配慮してあげなくちゃ。

「近いうちに、エリオット様たちとまた一緒にゲームをするんです。そのときは、殿下も一緒にゲームをしましょう!」

「いや、そうじゃなく……」

「いろいろ改良して、とてもよいものになっているんです。期待していてくださいね」

「うん、あのね、別に僕はみんなとゲームがしたいわけじゃなくて…………」

「人数のおおい方が楽しいんですよ。他にも殿下がさそいたい方がおられるなら、えんりょなく おっしゃってくださいね」

「…………うん」

 王子は遠い目をして頷いた。

 照れずにもっと喜んでもいいのに。ホント、プライドが高いんだから。

PV数が1万人突破!ありがとうございます!

前作に比べるとなんて早いの……。

とても嬉しいので、お礼(?)に1日2回更新をしたいのですが、他の用事が立て込んでいて、ちょっとすぐはムリそうです。

でも、がんばります。

というか、早く王子視点も書きたいのに。キリのいいところまで進むのが遅い……。

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